ありがとう、2022 年

2022 年 12 月 30 日(金曜日)

今年も 1 年を振り返る時季になりました。2022 年も残すところあと数日。この静まりかえったオフィスで、検索セントラルの視点から今年を振り返ってみようと思います。Search Console のリリースとガイド、不思議な、そして歓迎すべきドキュメントの更新、動画、イベント、オンラインと現実でのソーシャル ネットワークなど、素晴らしい 1 年になりました。2023 年がどのような年になるのか、とても楽しみです。

2023 年のバナーの前で新年を祝う Googlebot と友人の Crawley

まず、サービスにレポートや機能が追加されたことで Search Console がようやく落ち着くかと思ったら、さらに多くのことが追加されました。7 月にリリースされた動画インデックス レポートは、動画パブリッシャーが制作した動画が、Google にどのように認識されインデックスに登録されるかをデバッグしたり監視したりするための最適な方法です。世界中の販売者を支援するため、オンラインの販売者と商品レビューのパブリッシャーに向けて特別に作られた新しいレポートを追加しました。さらに素晴らしいことに、Search Console のメンバーは URL Inspection API も追加しました。新しいものをリリースするのはサービスにとって素晴らしいことですが、コードの健全性も同じくらい重要です。具体的には、URL パラメータ ツールやインターナショナル ターゲティング レポートといった、Google 検索にあまり影響を与えない従来のツールを一掃しました。

また、Search Console チームからやってきた Daniel は、Search Console が提供するデータの視覚化とデータについての考え方の新たな方法を出し惜しみすることなく教えてくれました。正直、3 月に彼が Search Console と Looker Studio の接続についてのガイドを公開するまで、そんなことが可能であることすら知りませんでした。さらに、検索のパフォーマンスを向上させるデータの可視化についてのガイドに関しては、秘密を無料で教えているようなものだと思いました。

オーバーコミュニケーションといえば、今年は毎年恒例のウェブスパムのレビュー記事で SpamBrain を紹介しました。驚いたことに、より大きな検索エコシステムは新しい友人を気に入ってくれたようでした。Danny と Alan は、ランキングの更新についてかなり多くのブログ(コア アップデート商品レビューの更新ヘルプフル コンテンツ アップデート)を投稿しました。そして、これらのブログ投稿は魔法のように独立したヘルプ ドキュメントになりました。

では、ドキュメントの更新情報についてはどうでしょうか。Lizzi は「ウェブマスター」という用語をなくしました。古いウェブマスター向けガイドラインを刷新し、より管理しやすいものに改良するのは大変で、作業には何か月もかかりましたが、それに見合うだけの価値が確実にありました。Lizzi は Cherry と力を合わせ、古い検索結果のスクリーンショットを抽象的な図に置き換え、ローカライズに大いに役立てました。

そしてインターネット上で大混乱を引き起こすこととなった、1 行だけのドキュメントの更新を公開しました。それは 15 MB についてでした。この件について話すのは今回で最後にします。

それよりも、もっとエキサイティングな話をしましょう。対面式のイベントを開催できるようになりました。これは何よりも素晴らしいことです。Cherry は 2019 年ぶりとなる対面式のイベントを復活させました。コミュニティと実際に顔を合わせられるのは素敵なことです。こうしたイベントを増やしていきたいと考えています。Martin はいつもと変わらず多くのイベントに参加し、John と Lizzi は SEO のカンファレンスでポッドキャストの収録を行いました(<-不思議ですね)。ポッドキャストといえば、これまでに 50 を超えるエピソードを収録していますが、なんとか今も気に入ってもらえているようです。

検索セントラル ライブ シンガポールのイベント参加者の集合写真。

ソーシャル サークルを広げることもできました。検索リレーションズ チームのほとんどのメンバーはマストドンで見られるようになり、LinkedIn でのテストも開始しました。これは大きな変化です。どのプラットフォームも JIF を簡単に投稿できないのですから。ですが、心配ありません。Twitter でも情報を発信しています。ご意見やご要望など(または面白い猫の写真でも)ありましたら、ぜひツイートしてください。

それでは、素敵な 2023 年をお迎えください。