2022 年 8 月 5 日（金曜日）
商品レビューは、購入する商品を検討しているユーザーにとって貴重なリソースです。商品レビューには、長所と短所の一覧が記載されていることが多く、Google の調査では、このような一覧を買い物客が購入を決定する際に広く利用していることが示されています。ユーザーに対する重要性を踏まえ、Google 検索では検索結果の商品レビュー スニペットで長所と短所をハイライト表示できます。
エディター レビューページで長所と短所の構造化データを指定することで、長所と短所について Google に伝えることができます。構造化データをウェブページに追加するときに、リッチリザルト テストを使用すると、構造化データが Google 検索に対して正しく、有効であるかどうかを確認できます。最近、このツールは、Google 検索でサポートされている他のすべての構造化データタイプに加えて、長所と短所の構造化データをチェックできるように機能が拡張されました。
構造化データをご提供いただかない場合、Google はウェブページに掲載されている長所と短所を自動的に特定することを試みる可能性があります。Google は、自動的に抽出されるデータよりも、お客様から提供された構造化データを優先します。ウェブサイトの所有者とともにテストを行った結果、この機能について好意的なフィードバックをいただきました。
上記の検索結果に関するエクスペリエンスを目的として使用できる、JSON-LD エンコードされた構造化データが配置されたウェブページの例を以下に示します。構造化データのテキストは、ページ上のテキストと一致する必要があります。
<html>
<head>
<title>Cheese Knife Pro review</title>
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Product",
"name": "Cheese Knife Pro",
"review": {
"@type": "Review",
"name": "Cheese Knife Pro review",
"author": {
"@type": "Person",
"name": "Pascal Van Cleeff"
},
"positiveNotes": {
"@type": "ItemList",
"itemListElement": [
{
"@type": "ListItem",
"position": 1,
"name": "Consistent results"
},
{
"@type": "ListItem",
"position": 2,
"name": "Still sharp after many uses"
}
]
},
"negativeNotes": {
"@type": "ItemList",
"itemListElement": [
{
"@type": "ListItem",
"position": 1,
"name": "No child protection"
},
{
"@type": "ListItem",
"position": 2,
"name": "Lacking advanced features"
}
]
}
}
}
</script>
</head>
<body>
. . .
<p>Pros:</p>
<ul>
<li>Consistent results</li>
<li>Still sharp after many uses</li>
</ul>
<p>Cons:</p>
<ul>
<li>No child protection</li>
<li>Lacking advanced features</li>
</ul>
. . .
</body>
</html>
現時点では、検索における長所と短所に関する拡張機能を利用できるのは、商品のエディター レビューページのみであり、販売者による商品ページと顧客による商品レビューでは利用できません。このエクスペリエンスは、Google 検索を利用可能なすべての国で、オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ポーランド語、ポルトガル語、スペイン語、トルコ語でご利用いただけます。
長所と短所の構造化データを実装する方法について詳しくは、商品の構造化データに関する Google 検索セントラルのドキュメントをご覧ください。その他のアドバイスについては、Google 検索セントラルのヘルプページと Google の公開フォーラムをご覧ください。