求人情報のガイドラインを更新しました

2018 年 4 月 27 日(金曜日)

昨年、Google の求人検索をリリースし、より多くのユーザーと求人情報を結びつけました。求人情報の構造化データを提供すると、求職者とコンテンツを結びつけて、より関連性の高いトラフィックをページに誘導できます。求職者に可能な限り高いエクスペリエンスを提供するには、求人情報のガイドラインを遵守することが重要です。

Google では最近、求職者の利便性を改善するため求人情報のガイドラインに変更を加えました。

  • 期限切れの求人情報を削除する
  • 構造化データを求人情報の詳細ページに配置する
  • 求人情報の全詳細が求人情報の説明に記載されるようにする

期限切れの求人情報を削除する

ようやく仕事を見つけて応募するときに、希望の求人が応募可能期間を経過していることに気づくと、求職者は非常に落胆する可能性があります。求職者は、求人への応募を決定した後にはじめて、求人情報の有効期限が切れていることに気づく場合があります。期限切れになった求人をサイトから削除することで、求職者がサイトでアクセスしている求人が引き続き応募可能であることを明確に認識できることから、トラフィックの増加が見込めます。求人情報を削除する方法の詳細については、求人情報を削除するをご覧ください。

構造化データを求人情報の詳細ページに配置する

アクセスしたのが特定の求人の詳細ページではなく複数の求人情報の一覧だと、求職者が混乱します。この問題を解決するために、構造化データを可能な限り最も詳細なリーフページに配置します。求人リストを掲載するためのページ(検索結果ページなど)には構造化データを追加せず、1 件の求人とそれに関連する詳細情報を記載した、最も詳細なページのみに追加してください。

求人情報の全詳細が求人情報の説明に記載されるようにする

一部のサイトにおいて、求人情報のどこにも記載されていない情報が JobPosting 構造化データに含まれていることが判明しました。Google 検索に表示された求人情報の詳細が求人の説明ページと一致しないと、求職者が混乱します。JobPosting 構造化データの情報が、常に求人情報ページの内容と一致するようにしてください。次に例を示します。

  • 構造化データに給与情報を追加する場合は、求人情報にも追加します。両方の給与額が一致している必要があります。
  • 構造化データの地域は、求人情報の地域と一致する必要があります。

求人情報ページのコンテンツと整合性のある構造化データ コンテンツを提供することで、求職者が求めている求人情報を正確に見つけられるだけでなく、求人情報に対する関連性がより高いトラフィックの増加につながり、求人に適した候補者を見つけることができる可能性が高まることが考えられます。

サイトが求人情報のガイドライン(このブログ投稿のガイドラインを含む)に違反している場合、Google はサイトに対して手動による対策を実施する可能性があります。その結果、Google 検索の求人情報の表示対象からサイトが除外される可能性があります。 再審査リクエストを送信して、手動による対策の通知で特定された問題を修正したことを Google にお知らせいただくことができます。リクエストが承認されると、手動による対策がサイトまたはページから削除されます。

詳細については、求人情報のデベロッパー向けドキュメントJobPosting に関するよくある質問をご覧ください。