ウェブマスター向けガイドライン違反を繰り返すサイトについて

2015年9月18日金曜日

Google では、検索結果の品質を守るために、品質に関する ウェブマスター向けガイドライン を設定し、それに違反するサイトに対して、その掲載順位を下げる、あるいは検索結果から削除するなどの、自動及び手動による対策を施しています。あなたのサイトに 手動による対策 が施されている場合、その対策を解除するには、Search Console 内の [手動による対策] ページからその理由や適用範囲を確認し、それを参考にして違反箇所を削除した上で再審査リクエストを Google に送信します。これにより、数多くのウェブマスターが手動による対策を解除されています。

しかし、手動による対策が解除された後すぐに、その原因となった施策を再度サイトに施す、という例が最近になってしばしば確認されています。例えば、サイトからの不自然なリンクを理由として手動対策を受けたウェブマスターが、一旦当該リンクを nofollow として再審査リクエストを送り、成功裏に再審査が終わった後、すぐに nofollow を取り外す、といったようなことです。そういった形でウェブマスター向けガイドライン違反を繰り返しているサイトは、再審査リクエストにおいて通常よりも厳しく審査する可能性があります。特に、悪意を持ってガイドライン違反を繰り返している場合、手動による対策において、更に厳しい対処を取る場合があります。

そうした事態を避けるためにも、ウェブマスターのみなさまには、品質に関するウェブマスター向けガイドラインの違反を行わないこと、そして意図的な違反の繰り返しをしないことを強くお勧めいたします。サーチ クオリティ チームは、今後とも、ユーザーを守るために、検索結果からのスパムの排除に全力で取り組んでまいります。