インスタント プレビューのトラブル シューティングはウェブマスター ツールで

2011年7月8日金曜日

昨年の 11 月、Google は インスタント プレビューを公開しました 。この機能は、検索結果の中のどのサイトが検索したキーワードに関連があるかどうか、ユーザーがそのサイトをクリックすることなく確認できる機能です。公開以来、Google インスタント プレビュー チームは、ページのインスタント プレビューのレンダリング結果に関する皆様からのフィードバックや問題点に着目してきました。

プレビュー画像に問題がある場合の主な原因は次のとおりです:
  • robots.txt によりサイト上の画像などへのアクセスがブロックされていたため、画像が表示されなかった。
  • ユーザーに実際に表示されるコンテンツと、Googlebot に見せるコンテンツが異なる、 クローキング 状態になっていた。
  • Flash が使用できない場合の代替コンテンツがきちんと作られていなかった。
皆様がこうした問題を診断するときに役立つよう、 ウェブマスター ツール の [Labs] セクションにインスタント プレビュー ツールをご用意しました。


まず、インスタント プレビューを確認したいページの URL を入力します。すると Google はサイトからページを取得し、実際に Chrome ブラウザとインスタント プレビューで表示されるのと同様にそれぞれレンダリング (描画)します。なお、最新の WebKit ビルドを使用してレンダリングを行いますが、この WebKit ビルドには Flash や Silverlight などのプラグインは含まれていないことに注意してください。そのため、Flash などの表示箇所を空白にしないためには、代替コンテンツを用意する必要があります。代替コンテンツは、検索エンジンだけではなく、プラグインを持っていないサイト訪問者にも役立ちます。

レンダリング結果の下には、「リソースがない」、「リソースが robots.txt でブロックされている」など、レンダリング中に検出された問題が表示されます。今後も皆さまのインスタント プレビューの改善に役立つような情報をさらにお伝えしていけるよう改善を重ねたいと思います。

ご質問やご意見がありましたら、 ウェブマスター ヘルプ フォーラム へお寄せください。