2025 年 12 月 10 日(水曜日)
検索トラフィックの傾向を分析することは、SEO の重要な要素です。きめ細かい日次データは、直面している問題や急増を特定するうえで不可欠ですが、全体像を把握するのが難しい場合があります。日々の変動があると、サイトが長期的に成長しているのか、衰退しているのかを把握しにくくなります。
これまで、パフォーマンス レポートのグラフには日単位のデータが表示されていましたが、本日、Search Console の検索パフォーマンス レポートに新しい機能「週単位と月単位のビュー」が追加されたことをお知らせいたします。この新機能を使用すると、パフォーマンス グラフの時間集計を調整して、日々の変化を平滑化し、ウェブサイトへのトラフィックの全体的な傾向に焦点を当てることができます。
週次 / 月次集計を有効にする
新しい粒度セレクタは、パフォーマンス レポートのグラフ領域(Google 検索結果、Google ニュース、Discover の両方)にあります。[日](デフォルト)と表示されているプルダウンをクリックし、希望のビューを選択します。グラフが更新され、新しいビューが反映されます。
この機能は、期間を比較する際に特に効果を発揮します。「過去 3 か月」と「その前の 3 か月」を比較しようとしたことがある方は、週末のずれによって日単位の比較グラフが解釈しにくくなることをご存じでしょう。週単位または月単位の粒度に切り替えると、グラフがすっきりし、曜日が一致しないことによる混乱を避けて、2 つの期間のパフォーマンスを比較できます。
この変更に伴い、エクスポート ファイルの構造も若干変更されます。データをエクスポートすると、選択した粒度に合わせて、ファイル名とタブ名、一部の列見出し、並べ替え順序が変更されることがあります。
新しい粒度オプションは、本日よりすべての Search Console プロパティにグローバルでロールアウトされます。今回の更新により、より明確な分析情報を把握し、データでより優れたストーリーを語ることができるようになれば幸いです。
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