2023 年 12 月 4 日（月曜日）
今年の初めに、動画がページのメイン コンテンツである場合にのみ、メインの Google 検索結果ページの検索結果の横に動画のサムネイルを表示するように変更しました。現在、この変更を動画モードでの検索結果にも拡張し、ページをくまなく確認することなく、探している動画コンテンツを簡単に見つけられるようにしようとしています。この変更は本日よりロールアウトを開始し、最大で 1 週間で完了する見込みです。
このアップデートにより、動画モードの検索結果をクリックすると、動画がメイン コンテンツであるページのみがユーザーに表示されます。以下は動画がメイン コンテンツであるページの例です。動画はスクロールせずに見える範囲に表示されており、視認性が高く、その動画を視聴することがページの主な目的になっています。
以下は、動画があくまでテキスト コンテンツの補完で、ページの主な目的ではないページタイプの例です。
- 動画がページの主なコンテンツではなくテキストを補完するものであるブログ投稿
- 補完的な動画を含む商品の詳細ページ
- 複数の動画を同等の視認性で一覧表示している動画カテゴリページ
今回のアップデートのロールアウトに伴い、Search Console の動画のインデックス登録レポートに影響が及びます。ページのメイン コンテンツではない動画は、Search Console で [インデックス登録された動画はありません] と表示されます。また、そのような動画がインデックスに登録されない原因を説明する新しい理由として、[動画がページのメイン コンテンツではありません] をレポートに追加しています。この理由を以下の問題に置き換えることで、レポートがシンプルになります。
- 動画の URL が無効です
- この動画の形式はサポートされていません
- 不明な動画形式です
- 動画の URL にインライン データの URL を使用することはできません
- 動画がビューポートの外側にあります
- 動画が小さすぎます
- 動画の高さが高すぎます
![Search Console の動画のインデックス登録レポート。新しい問題である [動画がページのメイン コンテンツではありません] が四角で囲って示されています](https://developers.google.com/static/search/blog/images/video-is-main-content-search-console.png?hl=ja)
このような動画は動画モードで表示されなくなるため、インデックスに登録された動画を含むページの数が減少することが想定されます。その結果、Search Console のパフォーマンス レポート、動画のインデックス登録レポート、動画のリッチリザルト レポートにおいても動画インプレッション数が減少すると思われます。
動画のインデックス登録に関するおすすめの方法について詳しくは、動画に関するおすすめの方法のガイドをご覧ください。ご不明な点があれば、お気軽に検索セントラル ヘルプ コミュニティにご投稿ください。専門知識を持つメンバーとのディスカッションに参加できます。