新しいコース情報構造化データを使用してコース情報を一覧表示する

2023 年 11 月 15 日(水曜日)

Google で学習コースを検索する人が増えるにつれて、より詳細なコース情報を求める声が高まっています。そこで本日、コース構造化データを Google に提示するための新たなおすすめの方法を発表します。パブリッシャー様が、価格設定、学習レベル、評価、コースの長さなどの詳細情報を構造化データとして提示することで、Google 検索に追加のコース情報を表示できるようになりました。追加のコース情報は、Google 検索の新しいカルーセル機能であるコース情報リッチリザルトに表示され、学習者はそれぞれのニーズに合ったコースを見つけて比較できます。

コース構造化データ機能内にコースを表示する

コース情報が Google 検索でどのように表示されるかを示すイラスト

過去数年間、Google はコースリストのマークアップ機能(これまで「Course」と呼ばれていました)をサポートしてきました。このマークアップ機能を利用することで、単一のパブリッシャー様がコースの構造化データ(コース名、説明、パブリッシャー名)を提示できていました。コースリストのリッチリザルトは引き続きサポートされ、新しいコース情報マークアップを追加してもしなくても、トラフィックは影響を受けません。両方の機能で同じ schema.org 構造化データタイプが引き続き使用されます。

新しいコース情報のデベロッパー向けドキュメントでは、必須フィールドと推奨フィールドの入力方法が説明されています。機能ガイドラインと利用条件を満たしている場合、コースは既存のコースリスト機能と新しいコース情報機能の両方に表示されます。

Search Console を使用して構造化データを検証 / モニタリングする

構造化データをモニタリングして修正できるように、Search Console に新しいコース情報リッチリザルト レポートを追加します。このレポートには、コース情報構造化データを含むページに関して、有効な構造化データ項目と無効な項目が表示され、無効な項目については、その原因となる問題が示されます。このレポートを使用すれば、構造化データの問題をデバッグ、修正、検証できます。

Search Console のコース情報リッチリザルト レポート

さらに、Search Console のリッチリザルト テストを使用して、ページの URL またはコード スニペットを送信することで、コース情報のマークアップが有効かどうかをテストできます。このツールを使用すると、リッチリザルト レポートが更新されるのを待つことなく、マークアップが有効かどうかをすぐに確認できます。

リッチリザルト テストのコース情報

この新しいマークアップにより、Google 検索にコース情報を表示するのが簡単になれば幸いです。ご質問やご不明な点がございましたら、Google 検索セントラル コミュニティを通じてお問い合わせください。