SEO に関する 5 つのよくある間違い(および 6 つのヒント)

2012 年 3 月 20 日(火曜日)

検索エンジン最適化(SEO)に関してウェブマスターが犯しがちな誤りを防ぐことができるように、SEO 業界でよく見られる 5 つの間違いをまとめた動画を作成しました。また、4 年ほど前にウェブマスター(このブログの読者)の皆様から SEO の推奨事項に関する情報を収集し、皆様のフィードバックに基づいてヘルプセンターの関連記事を更新しました。2008 年にいただいたアドバイスの多くは現在でも有用です。動画では、この先何年も魅力的なサイトを構築するための糧になる情報を紹介しています。

時間に余裕がない方は、以下の要点をご覧ください。

よくある間違いを防ぐ

  1. 価値提案が含まれていない: サイトが検索ユーザーにとって役に立つ(そして競合サイトに優る)理由がわからないまま、サイトがランキング 1 位になることはないと思ってください。
  2. 各部門の目標が一致しない: SEO に関する目標を設定する際は、それらが自社の総合的な目標および他の部門の目標と矛盾しないことを慎重に確認してください。たとえば、商品ページ(およびサイト訪問後の全体的なユーザー エクスペリエンス)を最適化する作業と並行して、マーケティング チームに今後のキャンペーンに関する専門知識を提供する作業も行います。また、マーケティング チームが新しい動画を制作したり、よりインタラクティブなサイトを開設したりする場合は、検索ユーザーがそうしたコンテンツを確実に見つけられるようにします。
  3. 時間のかかる回避策を取る: ハッキング的なアイデアを実装する代わりに、開発の簡素化を可能にする新機能やベスト プラクティスを調査しましょう(たとえば、Fetch as Googlebot を使用して URL を効率良く送信するのではなく、更新した URL のタイムスタンプを変更して早くクロールされるようにします)。
  4. SEO のトレンドに拘泥する: ランキングを上げるための最新の「トリック」に頭を悩ます時間を減らし、訪問者を長期的に引き付けるための基本的な作業や取り組みに集中しましょう。
  5. 反復作業が遅い: インフラストラクチャやプロセスによってサイトの改善が(または改善案をテストすることさえも)困難になるような環境を構築することよりも、俊敏性を高めることを目指しましょう。

SEO に関する 6 つの基本的なヒント

  1. 差別化を図る: サイトが競合サイトよりも良い意味で目立つようにしましょう。
  2. サイト上で関連性の高い言葉を使用する: もしあなたが検索ユーザーなら、どのようなキーワードであなたのサイトを検索するかを考えてみてください。個人名や会社名、所在地、商品などが重要になります。ユーザーが検索で入力するのと同じ用語を使用することも大切です(たとえば、あなたがプロの「フラワー デザイナー」であったとしても、ほとんどのユーザーは「花屋」で検索します)。また、ユーザーが知りたい情報(営業時間、商品の仕様、レビューなど)も掲載する必要があります。これらはあなたの顧客を知るために役立ちます。
  3. タグとサイトのアーキテクチャを工夫する: 独自のタイトル要素とメタ ディスクリプションを作成しましょう。必要であれば、schema.org のリッチ スニペットのマークアップを組み込みます。直感的なナビゲーションを構築し、適切な内部リンクを設定します。
  4. ウェブマスター ツールのメール転送を登録する: これは、Google が(特にあなたのサイトについて問題を発見したときに)あなたと連絡を取るために役立ちます。
  5. 注目を集める: 自然なリンク、+1、高評価、フォロー...あらゆるビジネスには、ユーザーを引き付け、興味を抱かせ、楽しませ、驚かせるためにユーザーに提供したりユーザーと共有したりできる何かがあります。便利なサービスを提供し、面白いストーリーを語り、生き生きしたイメージを描き出せば、ユーザーはあなたのコンテンツを共有したり再共有したりしてくれるでしょう。
  6. 常に新鮮で関連性の高い情報を発信する: コンテンツを最新の状態に保ちましょう。また、ソーシャル メディアでのプレゼンスを確立すること(潜在的なオーディエンスが存在する場合)や、理想的なモバイル エクスペリエンスを作成すること(ユーザーが頻繁に外出する場合)を検討しましょう。

ご健闘をお祈りします。