詳細な説明を加え、求職者にわかりやすく求人情報を伝える

2021 年 11 月 1 日(月曜日)

求人情報ページの効果は、description フィールドに少し手を加えるだけで改善されることを発見しました。

ユーザーが Google にアクセスして求人情報を検索した場合、[求人情報] の description セクションには、description プロパティに指定されたテキストのみが表示されます。そのため、description フィールドには、応募条件、スキル、福利厚生などの情報を含めることが重要です。

次のスクリーンショットは、description フィールドの適切な使用例を示しています。ユーザーが応募を検討するかどうかを判断するのに必要な関連データが、すべて求人情報に含まれています。

Google 検索結果の求人情報の説明

求人情報のマークアップの実装例を 2 つ(完全なものと不完全なもの)を以下に示します。

まず、完全な description フィールドの例を示します。求人情報の description フィールドには、応募条件など、求人に関するすべての関連情報が含まれています。

{
   {
    "@context" : "https://schema.org/",
    "@type" : "JobPosting",
    "title" : "Software Engineer",
    "description" : "Software Engineer responsible for creating web applications. Knowledge of HTML, Javascript, APIs, and relational databases. Must have 2-5 years of experience.", // this description was shortened for this example
    "qualifications": "Knowledge of HTML, Javascript, APIs, and relational databases. Must have 2-5 years of experience." // this is an optional property
    }
  }

次に、不完全な description フィールドの例を示します。この description には求人の簡単な説明しか含まれていません。応募条件は description に含まれておらず、qualifications のみに含まれています。これを修正するには、description フィールドに qualifications フィールドのすべての情報を含めます。

{
  {
  "@context" : "https://schema.org/",
  "@type" : "JobPosting",
  "title" : "Software Engineer",
  "description" : "Software Engineer responsible for creating web applications",
  "qualifications": "Knowledge of HTML, Javascript, APIs, and relational databases. Must have 2-5 years of experience."
  }
}

Google 検索で求人情報を検索した結果に、求人に関する重要な説明が確実に含まれるようにするには、description フィールドをご確認のうえ、詳細フィールド(qualifications プロパティなど)のみに含まれている情報があれば、それらもすべて含めてください。詳細フィールドを削除する必要はありません。同じ情報を description プロパティにも含めるだけで結構です。

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