20219 年 5 月 7 日(火曜日)
Googlebot とはウェブページにアクセスして、ページを Google 検索インデックスに追加するクローラです。イベントやソーシャル メディアのコミュニティでお寄せいただいた質問で最も多かったのは、最新の Chromium によって Googlebot の最新の状態を維持できるかというものでした。このたび、Googlebot では検索用にページをレンダリングする際に、最新の Chromium レンダリング エンジン(この投稿の時点でバージョン 74)を実行するようになりました。今後、Googlebot のレンダリング エンジンは定期的に更新され、最新のウェブ プラットフォーム機能をサポートできるようになります。
皆様への影響
以前のバージョンと比べて、Googlebot では次のような 1,000 以上の新機能がサポートされるようになりました。
- ES6 以降の JavaScript の機能
- IntersectionObserver による遅延読み込み
- Web Components v1 API
Googlebot 用の処理としてトランスパイルまたは polyfill を使用しているかどうかをご確認ください。使用している場合は、この処理が今後も必要かどうかをご検討ください。現時点でもいくつかの制限があるため、JavaScript 関連の問題のトラブルシューティングと JavaScript SEO に関する動画シリーズをご確認ください。
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