Model Context Protocol(MCP)は、大規模言語モデル(LLM)が外部のデータやアプリケーションと安全にやり取りできるようにするオープン スタンダードです。Google 広告 MCP サーバーは、Google 広告 API への標準化されたブリッジを提供します。これにより、AI エージェントは自然言語を使用してキャンペーン データを分析し、取得できます。
技術的概要
この MCP サーバーを実装すると、Google Ads API の認証、リソースの取得、データの解析用のカスタム「グルーコード」を作成する必要がなくなります。サーバーは、LLM が自律的に検出して呼び出すことができる特定のツールを公開します。
主な仕様
- プロトコル: MCP(Model Context Protocol)
- モード: 読み取り専用(現在のリリース)
- 言語: Python
- トランスポート: 標準入出力(
stdio) - 認証: OAuth 2.0 またはサービス アカウント
インタラクション ループの仕組み
- リクエスト: ユーザーが「今週のキャンペーンのパフォーマンスはどうですか?」などのクエリを送信します。
- 検出: LLM は、使用可能なツールを検査し、
google-ads-mcp検索機能を特定します。 - 実行: MCP サーバーは、基盤となる Python ロジックを実行して Google Ads API をクエリします。
- コンテキストの挿入: 構造化された結果が LLM のコンテキスト ウィンドウに返されます。
- レスポンス: LLM はデータを合成して人間が読める回答を生成します。
始める
Google 広告 MCP サーバーを設定して使用する手順は次のとおりです。
前提条件
構成を行う前に、Google 広告デベロッパー コンソールから次の認証情報を取得しておきます。
- デベロッパー トークン: 一意の 22 文字のアクセス文字列。
- プロジェクト ID: Google Cloud プロジェクト ID。
- 認証情報ファイル: 承認済みの
credentials.json(OAuth 2.0 またはサービス アカウント)。
構成
サーバーを MCP 互換ホストに統合するには、ホストの MCP 構成ファイル(settings.json)。この構成の正確な場所とファイル名については、ホストのドキュメントをご覧ください。
JSON
{
"mcpServers": {
"google-ads-mcp": {
"command": "pipx",
"args": [
"run",
"--spec",
"git+https://github.com/googleads/google-ads-mcp.git",
"google-ads-mcp"
],
"env": {
"GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS": "/path/to/your/credentials.json",
"GOOGLE_PROJECT_ID": "YOUR_PROJECT_ID",
"GOOGLE_ADS_DEVELOPER_TOKEN": "YOUR_DEVELOPER_TOKEN"
}
}
}
}
中核となる機能(ツール)
サーバーは、アカウントの検出とパフォーマンス レポート用に設計されたツールを公開します。
list_accessible_customers: 認証済みユーザーがアクセスできる Google 広告のお客様 ID とアカウント名のリストを返します。search: Google 広告クエリ言語(GAQL)リクエストを実行して、キャンペーンの指標、予算、ステータスを取得します。
始めるためのプロンプトの例
サーバーにできることを尋ねる:
What can the google-ads-mcp server do?
お客様について尋ねる:
What customers do I have access to?
キャンペーンについて質問する:
How many active campaigns do I have?
How is my campaign performance this week?
コミュニティ リソースとサポート
- GitHub リポジトリ: google-ads-mcp リポジトリでデモや例を確認したり、バグを報告したり、機能の提案を行ったりできます。バグ報告や機能リクエストには、[問題] タブを使用します。
- コミュニティ: Google 広告コミュニティの Discord の
#ads-api-ai-toolsチャンネルに参加します。