テスト用の地域データを取得する

GeoX テストで自動または大規模なデータ取得を行うには、Google Ads API を使用して費用と支出のデータを取得する必要があります。このデータを、社内 CRM、POS(販売時点情報管理)システム、社内販売データベースから取得した、未加工でフィルタされていない、アトリビューションのないコンバージョン データまたは収益データと組み合わせる必要があります。

地域セグメントごとにキャンペーン データと費用データを正確に取得するには、次のアーキテクチャを使用します。

  • サービス: GoogleAdsService、特に Search メソッドまたは SearchStream メソッドを使用します。
  • リソース: geographic_view をクエリして、ユーザーが実際にいた場所や関心を示した場所を確認します。これは通常、GeoX テストの標準です。または、 location_view をクエリして、 キャンペーンでターゲットに設定した特定の地域に基づくパフォーマンスを確認します。

  • 含めるフィールド:

  • GAQL クエリの例: GeoX の場合、広告主様はアトリビューション コンバージョン(社内 CRM またはサードパーティ システムから取得)ではなく、Google Ads API を使用して費用指標を取得する必要があります。次のクエリを使用できます。

    SELECT
      campaign.id,
      segments.date,
      segments.geo_target_city,
      metrics.cost_micros
    FROM geographic_view
    WHERE segments.date DURING LAST_30_DAYS
    

後処理とデータ抽出

  • 地域セグメントのマッピング: API は、レポートビューでプレーン テキスト名(「New York」など)や短いコード(「501」や「ES」など)を返しません。 segments.geo_target_citysegments.geo_target_country などのフィールドは、GeoTargetConstant を指すリソース名文字列( 例: geoTargetConstants/1023191)を返します。デベロッパーは、 geo_target_constant テーブルを直接クエリできます。

    SELECT geo_target_constant.canonical_name
    FROM geo_target_constant
    WHERE geo_target_constant.resource_name = 'geoTargetConstants/{extracted_id}'
    

    または、コード内でローカルに結合を実行するには、地域ターゲティングで静的な地域 ターゲティング CSV をダウンロードします。

  • 費用コンバージョン: API は費用値をマイクロ単位で返します。アップロード ファイルに必要な標準の通貨値を出力するには、metrics.cost_micros を 1,000,000 で割る必要があります。

ターゲティング コード(DMA と国)

ターゲティングの変更を実行する場合、広告主様は選択した地域の正確な GeoTargetConstant ID を検索して渡す必要があります。未加工の ISO コードまたは Nielsen コードを渡すことはできません。

リージョン タイプ 必要な API ID(GeoTargetConstant 従来の形式(使用しないでください)
DMA 地域 ID 200501(ニューヨークの場合) Nielsen コード(ニューヨークの場合は 501 など)
ID 2724(スペインの場合) ISO コード(スペインの場合は "ES" など)

ベスト プラクティスと陥りがちな形式エラー

  • 日付の形式設定: segments.date フィールドは、YYYY-MM-DD 形式でデータを返します。Excel などのスプレッドシート アプリケーションでは、日付の形式が自動的に変更されることがよくあります。日付範囲が必須の YYYY-MM-DD 形式で正確に読み取られるように、まずファイルを Google スプレッドシートにアップロードしてください。
  • 先頭のゼロ: 郵便番号の先頭のゼロ(01234 など)が削除されないようにしてください。Google スプレッドシートの [カスタム数値形式] を使用して、5 桁の文字列を強制的に設定します。
  • 集計: 複数セルの調査を実施する場合は、各介入群に個別の費用指標を指定する必要があります。
  • コンバージョン データの結合: 社内 CRM システムまたは社内販売データベースのコンバージョン データと結合する場合は、コンバージョン データに次のプロパティがあることを確認して、Google Ads API データと GeoX でシームレスなデータ処理を行えるようにします。
    • 日次時系列: データは日ごとに集計する必要があります。
    • 地理的レベル: すべてのコンバージョンを、テスト対象の正確な地理的単位にマッピングする必要があります(たとえば、顧客の配送先の郵便番号を、設計で使用されている DMA または郵便番号クラスタに一致させるなど)。
    • 総額: データは、総収益や総コンバージョン数などの負でない絶対値である必要があります。CRM で返品のマイナス値で純収益をトラッキングしている場合は、テストに総額を使用し、後で返品率を適用する必要があります。