車両リスティング(Car)の構造化データ

Google 検索のリッチリザルトに表示されている車両リスティングのイラスト

16,998 ドル • 75.3k マイル

自動車販売店

9,987 ドル • 120k マイル

自動車ディーラー

車両リスティングの構造化データを利用すると、自動車ディーラー様は、販売中の車両在庫を、Google 検索や自社のビジネス プロフィールなど、各種の Google サービスに表示させられます。ユーザーは検索やフィルタを行い、販売中の車両の在庫状況、価格、その他の重要な情報の詳細を簡単に確認できます。これによって見込み顧客をサイトに誘導できる可能性があります。

機能の提供状況

現在のところ、車両リスティングのリッチリザルトは、米国および米国領において英語でのみご利用いただけます。この機能はモバイルとパソコンの両方で利用できます。

在庫のデータを Google に提供する 2 つの方法

自動車ディーラー様が在庫のデータを Google に提供する方法は 2 つあります。1 つは自社のウェブサイトで構造化データのマークアップを行う方法です。このドキュメントでは主にこちらの方法について説明します。もう 1 つは、車両リスティング パートナー ポータルにフィード ファイルをアップロードする方法です。どちらの方法を使っても、車両の在庫データを Google のサービスに表示できます。

2 つの方法の特徴は次のとおりです。

方法と説明

構造化データのマークアップ

  • ウェブサイトで構造化データのマークアップを実装して維持するのは比較的簡単
  • ウェブサイトでの変更を Google が検出するまでに時間がかかる可能性がある
  • 個別サポートがない

フィード ファイルのアップロード

  • フィード ファイルを作成して維持するために、システム開発が必要になる場合がある
  • フィード ファイル内のすべての在庫データが Google に認識される
  • 車両リスティング パートナー ポータルでフィードのアップロードに問題が発生した場合、個別サポートを利用して対処できる
  • フィードでは車両在庫の詳細なプロパティがサポートされている

詳しくは、車両リスティングのフィード ファイルをアップロードする方法をご確認ください。

フィード ファイルの作成と維持に技術面で慣れていれば、フィード ファイルを使うことをおすすめします。実装のしやすさを優先する場合は、構造化ウェブ マークアップを利用したほうがよいでしょう。両方の方法を使う場合は、フィードとマークアップのデータの一貫性を保つようにしてください。データが一致していない場合は、フィードのデータが優先されます。

構造化データを追加する方法

構造化データは、ページに関する情報を提供し、ページ コンテンツを分類するための標準化されたデータ形式です。構造化データを初めて使用する場合は、構造化データの仕組みについてをご覧ください。

構造化データの作成、テスト、リリースの概要は次のとおりです。ウェブページに構造化データを追加するための手順ガイドについては、構造化データの Codelab をご覧ください。

  1. 必須プロパティを追加します。使用している形式に基づいて、ページ上の構造化データを挿入する場所をご確認ください。
  2. ガイドラインに従います。
  3. リッチリザルト テストでコードを検証し、重大なエラーを修正します。ツールで報告される重大ではない問題の修正も検討してください。構造化データの品質向上に役立ちます(ただし、リッチリザルトの対象となるために必ずしも必要というわけではありません)。
  4. 構造化データが含まれているページを数ページ導入し、URL 検査ツールを使用して、Google でページがどのように表示されるかをテストします。Google がページにアクセスでき、robots.txt ファイル、noindex タグ、ログイン要件によってページがブロックされていないことを確認します。ページが正常に表示されたら、Google に URL の再クロールを依頼できます。
  5. 今後の変更について Google に継続して情報を提供するために、サイトマップを送信することをおすすめします。これは、Search Console Sitemap API で自動化できます。

車両リスティングの単一ページにマークアップを設定した例を次に示します。


<html>
  <head>
    <title>1999 Dodge Ram Pickup 2500 ST</title>
    <script type="application/ld+json">{
      "@context": "https://schema.org",
      "@type": "Car",
      "name": "1999 Dodge Ram Pickup 2500 ST",
      "vehicleIdentificationNumber": "1BXKF23ZXXJ000000",
      "image": [
        "https://example.com/image1.png",
        "https://example.com/image2.png"
      ],
      "url": "https://www.example.com/used-vehicle-1999-dodge-ram-pickup-2500-st-c-67/",
      "offers": {
        "@type": "Offer",
        "availability": "https://schema.org/InStock",
        "price": 10000,
        "priceCurrency": "USD"
      },
      "itemCondition": "https://schema.org/NewCondition",
      "brand": {
        "@type": "Brand",
        "name": "Dodge"
      },
      "model": "Ram",
      "vehicleConfiguration": "ST",
      "vehicleModelDate": "1999",
      "mileageFromOdometer": {
        "@type": "QuantitativeValue",
        "value": "20170",
        "unitCode": "SMI"
      },
      "color": "White",
      "vehicleInteriorColor": "Gray",
      "vehicleInteriorType": "Standard",
      "bodyType": "Pickup",
      "driveWheelConfiguration": "https://schema.org/FourWheelDriveConfiguration",
      "vehicleEngine": {
        "@type": "EngineSpecification",
        "fuelType": "Gasoline"
      },
      "vehicleTransmission": "Manual",
      "numberOfDoors": 2,
      "vehicleSeatingCapacity": 2
    }
  </script>
  </head>
  <body>
  </body>
</html>

ガイドラインと資格要件

自動車ディーラー様が Google のサービスに車両の在庫データを表示させるには、次の資格要件を満たす必要があります。

  • 米国内または米国領内で Google にビジネス プロフィールを申請済みで、確認も済んでいること。詳しくは、Google でのビジネスの確認方法をご覧ください。
  • ビジネス プロフィールの場所のタイプが vehicle_dealer になっていること。詳しくは、ビジネス プロフィールのカテゴリを選択する方法をご覧ください。
  • 自社が直接販売する車両在庫のみを含めること。個人の販売者や自動車仲介業者が扱う車両は認められません。
  • 米国内または米国領内で販売される車両在庫のみを含めること。

ページが車両リスティングのリッチリザルトに表示されるようにするには、検索の基本事項および構造化データに関する一般的なガイドラインに従ってください。

構造化データタイプの定義

コンテンツが車両リスティングのリッチリザルトに表示されるようにするには、必須プロパティを含める必要があります。また、推奨プロパティを使用すると、コンテンツについてさらに詳しい情報を追加できるため、ユーザー エクスペリエンスの向上につながります。

Car

Car の完全な定義については、schema.org をご覧ください。

必須プロパティ
brand

Brand

車両メーカーについての情報。

brand.name

Text

車両メーカー名(「Toyota」など)。

itemCondition

OfferItemCondition

車両の状態(新車か中古車)。次のいずれかの値を使用します。

  • https://schema.org/NewCondition: 新車。
  • https://schema.org/UsedCondition: 中古車。
mileageFromOdometer

QuantitativeValue

生産後の走行距離。走行距離計から読み取った値を指定します。

mileageFromOdometer.unitCode

Text

距離の単位。UN/CEFACT が定める共通コード(3 文字)を指定します。次のいずれかの値を使用します。

  • マイルの場合: SMI
  • キロメートルの場合: KMT
mileageFromOdometer.value

Number

走行距離計の数値。

model

Text

車種名(「Civic」など)。LXEX. などのトリムレベルは含めないでください。

offers

Offer

車両の詳細情報。

offers.availability

ItemAvailability

車両の在庫状況。次のいずれかの値を使用します。

  • https://schema.org/InStock: 在庫あり。
  • https://schema.org/OutOfStock: 在庫なし。
offers.price

Number

車両の最終販売価格。車両リスティングは、価格について以下のポリシーに従う必要があります。

  • すべての消費者向けに公表できる最低価格を提示してください。割引を示す場合は、すべての消費者を対象としてください。たとえば、退役軍人向けの割引などを含めないでください。
  • Google では、販売されている同様の車両から、想定される価格の範囲を定めています。その範囲を超えた価格の車両は除外されます。
offers.priceCurrency

Text

価格の通貨。3 文字の ISO 4217 形式で指定します。

vehicleIdentificationNumber

Text

車両識別番号(VIN)。一意の英数字で表されます。

車両には有効な車両識別番号が必要です。

  • 車両の部品、アクセサリー、タイヤ、サービスはサポートされていません。
  • 車両のオークションとオークション価格はサポートされていません。
  • レンタル、リース、サブスクリプションの対象となっている車両はサポートされていません。
  • サポートされる車両の種類の例: 乗用車、トラック、RV、ATV、オートバイ、トレーラー。
vehicleModelDate

Date

車両の年式。YYYY 形式で指定します。

推奨プロパティ
bodyType

Text

車体のスタイル(セダン、SUV、クロスオーバーなど)。

bodyType の値は現時点で英語のみをサポートしています。値の例を挙げます。

  • convertible
  • coupe
  • crossover
  • full size van
  • hatchback
  • minivan
  • sedan
  • suv
  • truck
color

Text

メーカー指定の外装の色(ホワイト、プラチナ、メタリック トリコートなど)。

driveWheelConfiguration

DriveWheelConfigurationValue

駆動輪(エンジンやモーターなどの動力を路面へ伝えるタイヤ)の構成。次のいずれかの値を使用します。

  • https://schema.org/AllWheelDriveConfiguration: 全輪駆動。
  • https://schema.org/FourWheelDriveConfiguration: 4 輪駆動。
  • https://schema.org/FrontWheelDriveConfiguration: 前輪駆動。
  • https://schema.org/RearWheelDriveConfiguration: 後輪駆動。
image

URL または ImageObject

車両の画像(複数でも可)。画像のポリシーと仕様に従ってください。問題が発生した場合は、無効な画像を修正する方法をご覧ください。

name

Text

ウェブサイトに表示される車両の名前。たとえば、Used 2020 BMW 530i w/ Convenience Package です。

numberOfDoors

Number

ドアの数。

url

URL

ディーラー様の車両の詳細ページ(VDP)へのリンク。

vehicleConfiguration

Text

トリムレベル(SSVSL など)。

vehicleEngine

EngineSpecification

車両のエンジン仕様。

vehicleEngine.fuelType

Text

使用する燃料の種類。

vehicleInteriorColor

Text

メーカー指定の内装の色(BrownIvory など)。

vehicleInteriorType

Text

内装の材質(合成繊維、レザー、木材など)。多くの場合、内装の種類は使われている材質で表しますが、車両の用途や対象ユーザーに合わせて変えることもできます。

vehicleSeatingCapacity

Number

座席数。

vehicleTransmission

Text

トランスミッションの仕様(9 速オートマチックやマニュアルなど)。

Search Console でリッチリザルトを監視する

Search Console は、Google 検索におけるページのパフォーマンスを監視できるツールです。Search Console に登録していなくても Google 検索結果に表示されますが、登録することにより、Google がサイトをどのように認識しているかを把握して改善できるようになります。次の場合は Search Console を確認することをおすすめします。

  1. 構造化データを初めてデプロイした後
  2. 新しいテンプレートをリリースした後やコードを更新した後
  3. トラフィックを定期的に分析する場合

構造化データを初めてデプロイした後

ページがインデックスに登録されたら、関連するリッチリザルトのステータス レポートを使用して、問題がないかどうかを確認します。有効な項目が増え、無効な項目が増えていない状態が理想的です。構造化データに問題が見つかった場合の手順は次のとおりです。

  1. 無効な項目を修正します
  2. 一般公開 URL の検査を行い、問題が解決したかどうかを確認します。
  3. ステータス レポートを使用して検証をリクエストします。

新しいテンプレートをリリースした後やコードを更新した後

ウェブサイトに大幅な変更を加えた場合は、構造化データの無効な項目が増加しないかどうか監視します。
  • 無効な項目が増加した場合は、新しく公開したテンプレートが正常に機能していないか、既存のテンプレートの新しい操作方法に問題があると考えられます。
  • 有効な項目が減少している(無効な項目の増加と一致しない)場合は、ページに構造化データが埋め込まれていない可能性があります。URL 検査ツールを使用して問題の原因を特定します。

トラフィックを定期的に分析する場合

パフォーマンス レポートを使用して Google 検索のトラフィックを分析します。このデータから、検索でページがリッチリザルトとして表示される頻度、ユーザーがページをクリックする頻度、検索結果におけるページの平均掲載順位がわかります。この結果は、Search Console API を使用して自動的に取得することもできます。

トラブルシューティング

構造化データの実装またはデバッグで問題が発生した場合は、以下のリソースが参考になります。