カウント

Counts は直接使用または参照されません。代わりに、次のエンティティの拡張機能ベースとしてのみ使用されます。

  • SummaryCounts: Contest と地政学単位（GpUnit）の概要投票数のレポートに使用されます。
  • VoteCounts: Contest の投票数のレポートに使用されます。

Counts を使用すると、デバイスの特性や、投票用紙の種類、書込みの種類で投票数をフィルタできます。また、国などの定義済みの GpUnit エンティティにカウントをリンクすることもできます。

要素

次の表に、Counts の要素を示します。

要素 重複 種類 説明
GpUnitId 0 または 1 IDREF GpUnit 要素の一意の識別子。郡、郡、町などの地政学的単位にカウントを関連付けるために使用されます。
IsSuppressedForPrivacy 0 または 1 boolean 有権者のプライバシーのために投票が抑制されているかどうかを示します。この属性が存在しない場合、デフォルト値は false です。
Type 0 または 1 CountItemType

投票日のフィルタとして使用されるカウントのタイプ（選挙日や早期投票など）。

Count アイテムの型が CountItemType 列挙型にリストされていない場合は、Type を other に設定し、OtherType にカスタムタイプを含めます。
OtherType 0 または 1 string Type が other の場合に、何をカウントするかを指定するために使用します。

SummaryCounts

SummaryCounts を使用して、コンテスト全体または地政学的ユニット全体の集計数を表します。

SummaryCounts は、拡張ベースとして Counts を含むため、Counts から要素を継承します。ただし、SummaryCounts は Counts のタイプではなく、Contest と GpUnit に直接組み込まれています。

SummaryCounts を使用すると、Contest に関連付けられたその他の件数の地理的なスコープ全体の概要を提供できます。たとえば、投じられた投票数、オーバー投票の合計数、過小投票数、書込み数などを確認できます。SummaryCounts は、必要に応じて下位レベルの報告単位で定義された GpUnit 要素を参照できます。これにより、概要カウントを、コンテスト範囲内の他の下位レベルのレポート ユニットに関連付けることができます。

SummaryCounts を使用して、GpUnit に固有の概要カウントを指定することもできます。たとえば、ある国に対して定義された GpUnit に SummaryCounts を含めることで概要数を提供できます。この場合、SummaryCounts の Counts に GpUnitId 要素は含まれません。

Counts で、カウントアイテムの型が列挙型の CountItemType にリストされていない場合は、other を使用して、OtherType にカスタムタイプを含めます。

要素

次の表に、SummaryCounts の要素を示します。

要素 重複 種類 説明
BallotsCast 0 または 1 integer 投じられた投票数。
BallotsOutstanding 0 または 1 integer 投票数はまだ集計されていません。
BallotsRejected 0 または 1 integer 却下された投票数。
Overvotes 0 または 1 integer 過剰投票の数。
Undervotes 0 または 1 integer 過小投票の数。
WriteIns 0 または 1 integer 書き込み回数。

例

XML

    <SummaryCounts>
      <BallotsCast>2089540</BallotsCast>
      <WriteIns>2087</WriteIns>
    </SummaryCounts>

JSON

    "SummaryCounts": [
      {
        "BallotsCast": "2089540",
        "WriteIns": "2087"
      }
    ]

VoteCounts

Contest で BallotSelection への投票数を記述するには、VoteCounts を使用します。

要素

次の表に、VoteCounts の要素を示します。

要素 重複 種類 説明
Count 0 または 1 float

投じられた投票数（0 ～ 100 の数値）。特殊なケースでは、カウントに分数が含まれることがあります。たとえば、14.2% は 0.142 ではなく 14.2 とレポートします。

サポートされている投票数の種類の一覧については、結果集計の種類をご覧ください。

例

XML

    <VoteCounts>
      <GpUnitId>ru_001</GpUnitId>
      <Type>total</Type>
      <Count>6173433</Count>
    </VoteCounts>
    <VoteCounts>
      <GpUnitId>ru_001</GpUnitId>
      <Type>other</Type>
      <OtherType>projected-vote-percent</OtherType>
      <Count>22.3</Count>
    </VoteCounts>

JSON

    "VoteCounts": [
      {
        "GpUnitId": "ru_001",
        "Type": "total",
        "Count": "6173433"
      },
      {
        "GpUnitId": "ru_001",
        "Type": "other",
        "OtherType": "projected-vote-percent",
        "Count": "22.3"
      }
    ]