ネイティブ広告フォーマットを使用すると、ソーシャル アプリやエンターテイメント アプリでよく使われるフルスクリーン広告を含め、あらゆるサイズの広告を作成できます。全画面ネイティブ広告を使用すると、ソーシャル アプリなどの既存の全画面コンテンツ エクスペリエンスのスタイルに合わせたり、「ストーリー」フィードに広告を掲載できる手段を提供したりすることで、収益とユーザー維持率を向上させることができます。全画面ネイティブ広告の例を以下に示します。
ネイティブ アドバンスの手順以外の方法で全画面ネイティブ広告を配信するために呼び出す個別の API はありません。フルスクリーン広告を作成する際のベスト プラクティスをご紹介します。
- AdChoices アイコンの配置をカスタマイズする
- デフォルトでは、AdChoices アイコンは広告の右上に配置されます。ただし、広告の配置に基づいて
GADAdChoicesPosition
を設定することで、AdChoices アイコンの表示位置を任意に指定できます。上の 3 つの画像では、AdChoices アイコンは、誤クリックを防ぐため、[インストール] ボタンやメニューボタン、その他の広告アセットから離れた角に配置されています。 - プレースメントごとに一意の広告ユニット ID を使用する
アプリ内の異なる広告プレースメントに必ず一意の広告ユニット ID を作成してください。すべての広告プレースメントが同じフォーマットの場合も同様です。たとえば、アプリ内に全画面以外のネイティブ広告のプレースメントがある場合は、全画面表示用に新しい広告ユニット ID を使用します。固有の広告ユニットを使用する:
- パフォーマンスを最大化
- お客様のレイアウトにより適した広告アセットが自動的に返されます
- より包括的なレポートを作成できます
- メディアビューを一貫したサイズに設定する
Google は、最適な成果が得られるように、常に最適なサイズのネイティブ アセットを提供しようと努めます。そのためには、ネイティブ広告のサイズを一貫して予測可能にする必要があります。メディアビュー アセットは、同じデバイスの広告リクエストすべてで同じサイズにする必要があります。これを行うには、メディアビューを固定サイズに設定するか、メディアビューを
MATCH_PARENT
に設定して親ビューを固定サイズにします。固定サイズ以外のメディアビューのすべての親ビューに対して、この手順を繰り返します。- 動画広告を有効にする
Ad Manager 管理画面でネイティブ広告ユニットを作成する際に、
Video
メディアタイプを有効にします。広告枠で動画広告の競合を許可すると、パフォーマンスが大幅に向上します。- (省略可)メディア アセットの特定のアスペクト比をリクエストする
デフォルトでは、任意のアスペクト比の広告が返されます。たとえば、アプリが縦向きモードのときに、横向きまたは正方形のメイン クリエイティブ アセットを取得することがあります。ネイティブ広告のレイアウトに応じて、縦向き、横向き、スクエアの広告のみを配信できます。レイアウトに最適な特定のアスペクト比のアセットをリクエストできます。
横向き
スクエア
縦向きJava
NativeAdOptions adOptions = new NativeAdOptions.Builder().setMediaAspectRatio(MediaAspectRatio.PORTRAIT).build(); AdLoader.Builder adLoaderBuilder = new AdLoader.Builder(this,"your ad unit ID") .withNativeAdOptions(adOptions);
Kotlin
val adOptions = NativeAdOptions.Builder() .setMediaAspectRatio(MediaAspectRatio.PORTRAIT) .build() val adLoaderBuilder = AdLoader.Builder(this, "your ad unit ID") .withNativeAdOptions(adOptions)
補足資料
GitHub の例
- 全画面ネイティブの例: Java