デフォルトのサーバー側タグ設定は、App Engine ドメインでホストされます。代わりに、ウェブサイトのサブドメインを使用するように変更することをおすすめします。
サブドメインをアプリにマッピングする
- Google Cloud Console で、[App Engine] > [設定] > [カスタム ドメイン] の順に選択します。プロジェクトがコンテナ ID と一致していることを確認してください。
- [カスタム ドメインを追加] をクリックします。
ドメインが確認済みの場合は、[使用するドメインを選択する] セクションで該当するドメインを選択できます。それ以外の場合は、プルダウン メニューから [新しいドメインの所有権を証明] を選択します。
ドメインの所有権確認が済んでいない場合は、次の手順を行います。
- サブドメイン(
metrics.example.com
など)を入力し、[確認] をクリックします。 - [確認] をクリックすると、新しいウィンドウにウェブマスター セントラルが表示されます。 ウェブマスター セントラルに表示される手順に沿って、サブドメインの所有権を確認します。
- ウェブマスター セントラルでの手順を完了したら、このウィンドウを閉じて、Google Cloud Console の [新しいカスタム ドメインの追加] ページに戻ります。新しく確認したドメインを表示するには、[ドメインを更新] をクリックします。
- サブドメイン(
[ドメインを [プロジェクト ID] に指定する] セクションで、
www.
で始まるサブドメインを削除します。
完了したら [マッピングを保存] をクリックします。
ドメイン登録事業者で DNS レコードを更新する
App Engine でサービスをカスタム ドメインにマッピングしたら、ドメイン登録事業者で DNS レコードを更新します。入力を容易にするため、必要な DNS レコードが自動的に生成され、表示されます。
- ドメイン マッピングに必要な DNS レコード情報を取得するには、Google Cloud Console を開き、App Engine の [設定] ページで [カスタム ドメイン] タブへ移動します。このページには、アプリにマッピングしたすべてのドメインの DNS レコードが一覧表示されます。
- ドメイン登録事業者のアカウントにログインし、DNS 構成ページを開きます。
- ドメインの構成ページのホストレコード セクションで、ドメインをアプリにマッピングしたときに取得した各 DNS レコードを追加します。レコード フィールドに次の情報を入力します。
- レコードタイプ: Google によって作成された DNS レコードのタイプ(A と AAAA)を入力します。
- レコード名: A レコードと AAAA レコードの場合は、登録したサブドメインを入力します。たとえば、metrics.example.com をマッピングするには「metrics」と入力します。
- データ: Google が作成した DNS レコードに表示されるレコードデータ(rrdata)を入力します。A レコードまたは AAAA レコードの場合、レコードデータは IP アドレスです。A レコードと AAAA レコードの他に CNAME レコードも表示されている場合は、CNAME レコードをマッピングしないでください。
注: A レコードまたは AAAA レコードには複数の IP アドレスがあります。アドレスごとに別々のレコードを作成するのではなく、同じレコードに複数のアドレスを登録してください。
- ドメインのアカウントの DNS 構成ページで変更を保存します。 ほとんどの場合、変更は数分で有効になりますが、状況によっては数時間かかることもあります。dig を使用して、DNS レコードが正常に更新されたことを確認できます。
- サブドメインをテストするには、サーバー側のタグ マネージャー コンテナに移動し、[管理] > [コンテナの設定] の [サーバー コンテナの URL] にサーバー コンテナの URL を貼り付けます。[保存] をクリックし、ワークスペースに戻って [プレビュー] をクリックします。[デバッグ] パネルが表示されます。注: 自動 SSL 証明書が発行されるまで 1 時間ほどかかることがあります。