トラブルシューティング

プラットフォームを選択: Android iOS JavaScript ウェブサービス

このドキュメントでは、地図のスタイルの設定時に発生する可能性のある一般的な問題と、その解決方法について説明します。

バグを見つけた場合や機能リクエストがある場合は、それぞれリンクをクリックしてお知らせください。

既知の問題

Cloud ベースのマップのスタイル設定に関する最新の既知の問題を確認するには、リリースノートをご覧ください。

メッセージ

表示される可能性のあるメッセージとその解決策は次のとおりです。

mapId が存在する場合は、地図の styles プロパティを設定できません。
マップ ID とスタイルを同時に使用することはできません。代わりに、Cloud コンソールを使用してマップ ID に関連付けられたスタイルを編集します。地図のスタイルを読み込もうとするとエラーが表示されるもご覧ください。

現在、スタイル エディタを読み込めません

プレビュー用の地図では、ベクターマップが使用されます。ウェブブラウザでベクターマップを読み込めない場合は「地図なし」画面にフォールバックします。

「現在、スタイル エディタを読み込むことができません」というメッセージと、エラーをトラブルシューティングするための手順が表示されている例です。

この問題が発生した場合は、次の手順をお試しください。

  • ブラウザ設定でハードウェア アクセラレーションが有効になっていることを確認する。
  • get.webgl.org にアクセスして、デバイスが WebGL に対応しているかどうかを確認する。デモが実行されない場合は、ブラウザまたはデバイスが WebGL に対応していない可能性があります。デバイスのドライバ/ブラウザの組み合わせが Khronos の WebGL Wiki で定義されている拒否リストのルールに該当しないことを確認してください。
  • グラフィック カードを更新し、デバイスのビデオ グラフィック カード(GPU)が WebGL に対応していることを確認する。詳しくは、アプリケーションとウェブサイトの要件をご覧ください。

その他のサポートについては、GMP の WebGL に関するサポートをご確認ください。

スタイルの問題

スタイルを作成または更新すると、次のようなメッセージが表示されることがあります。

スタイルの変更がアプリやウェブサイトに反映されない

スタイルの変更がアプリおよびウェブサイトに反映されるまでに数時間かかる場合があります。アプリの場合、デバイスがインターネットに接続されていないとさらに時間がかかることがあります。数時間経ってもスタイルの変更が反映されない場合は、次の点を確認してください。

プレビュー用の地図でスタイルの変更が確認できない

変更を加えてもプレビュー用の地図で変更が確認できない場合は、以下の方法をお試しください。

  • スタイルが重なっていないか確認する: 詳しくは、重なっているスタイルを管理するをご覧ください。

  • 継承したスタイルがオーバーライドされていないか確認する: 設定中のスタイルの下に、親スタイルをオーバーライドするカスタムの子スタイルがないか確認します。スタイルの継承について詳しくは、地図スタイルの継承と階層を理解するをご覧ください。

  • 地図のズームレベルを変更する: スタイル設定中の地図上の対象物が、現在のズームレベルでは表示されないことがあります。

    • ズームイン: 対象物が地図に確実に存在する場合は、より詳細な表示にズームインすると表示されることがあります。

    • ズームアウト: 一部の大きな地図上の対象物については、スタイル設定が表示されるには、詳細な地図上の対象物が表示されなくなるまでズームアウトする必要がある場合があります。

テキストがぼやけている、または焦点が合っていない

テキストの塗りつぶしの色とストローク(枠線)の色のコントラストが十分でない場合、ストロークと塗りつぶしが一体となるため、フォントが太くなりぼやけてしまいます。十分にコントラストがある色を選択してください。

スタイルがくすんで見える、または色がおかしい

スタイル設定中の地図上の対象物が、他の 1 つ以上の地図対象物と重なっている可能性があります。詳しくは、重なっているスタイルを管理するをご覧ください。

設定したスタイルが別の地図上の対象物のスタイルと同じになっている

設定したスタイルが別の地図上の対象物のスタイルと同じになってしまった場合、その地図対象物のデフォルトの地図スタイルが、設定したスタイルと同じである可能性があります。次の方法をお試しください。

  • スタイルが同じ地図上の対象物の公開設定をオフにする。たとえば、緊急サービス スポットが赤色にもかかわらず、ワイナリーを濃い赤色に設定しようとすると、ユーザーを混乱させる可能性があります。このような混乱を避けるために、緊急サービス スポットの公開設定をオフにできます。

  • 地図上の対象物のスタイルを変更して同じスタイルにならないようにする。上記の例では、混乱を避けるために、緊急サービス スポットをオレンジ色に変えることもできます。

地図のスタイルを読み込もうとするとエラーが発生する

マップ ID とスタイルを同時に使用することはできません。次のいずれかを行います。

  • 推奨: 地図のスタイルを削除し、Cloud コンソールを使用してマップ ID に関連付けられたスタイルを編集します。この方法を使用すると、すべてのプラットフォームに適用されるスタイルを 1 つ作成できます。詳しくは、スタイルをマップ ID に関連付けるをご覧ください。

  • マップ ID を削除し、JSON スタイル設定を使用して各アプリ プラットフォームのスタイルを編集します。JSON スタイル設定はプラットフォーム固有であるため、スタイル付き地図を表示するアプリ プラットフォームごとにスタイルを作成する必要があります。

クラウドベースの地図スタイル設定に使用する JSON 地図スタイルがすでにある場合は、インポートできます。詳しくは、JSON 地図スタイルをインポートするをご覧ください。