リアルタイムのディメンションと指標

Analytics Data API のリアルタイム メソッドのクエリでサポートされているディメンションと指標。コア レポート メソッド(RunReport など)では、リアルタイム メソッドとは異なるディメンションと指標のセットが使用されます。

ディメンション

次のディメンションは、どのプロパティのレポートでもリクエストできます。レポート レスポンスのディメンションの列の Dimension リソースの name フィールドで「API 名」を指定します。

API 名 UI 名 説明
appVersion アプリのバージョン アプリの versionName(Android の場合)または short bundle version(iOS の場合)。
audienceId オーディエンス ID オーディエンスの数値 ID。ユーザーは、レポートの期間中に属していたオーディエンスにレポートされます。現在のユーザーの行動によって、レポート済みのオーディエンスから変更されることはありません。
audienceName オーディエンス名 オーディエンスに指定した名前。ユーザーは、レポートの期間中に属していたオーディエンスにレポートされます。現在のユーザーの行動によって、レポート済みのオーディエンスから変更されることはありません。
audienceResourceName オーディエンス リソース名 このオーディエンスのリソース名。リソース名には、リソースを一意に識別するためのコレクションとリソースの両方の識別子が含まれています。詳細については、リソース名をご覧ください。
city 市区町村 ユーザー アクションが発生した都市です。
cityId 都市 ID ユーザー アクションが発生した都市の地域 ID。ユーザーの IP アドレスから取得されます。
country ユーザー アクションが発生した国です。
countryId 国 ID ユーザー アクションが発生した国の地理 ID。ユーザーの IP アドレスから取得されます。ISO 3166-1 alpha-2 標準の形式を使用します。
deviceCategory デバイス カテゴリ 端末の種類(パソコン、タブレット、またはモバイル)です。
eventName イベント名 イベントの名前。
minutesAgo リアルタイムの経過分数 イベントが収集された時刻から経過した分数。00 は現在の分、01 は前の分を意味します。
platform プラットフォーム アプリまたはウェブサイトが実行されたプラットフォームです(ウェブ、iOS、Android など)。レポートでストリームのタイプを特定するには、プラットフォームと streamId の両方を使用します。
streamId ストリーム ID アプリまたはウェブサイトの数値データ ストリーム識別子。
streamName ストリーム名 アプリまたはウェブサイトのデータ ストリーム名。
unifiedScreenName ページタイトルとスクリーン名 イベントが記録されたページのタイトル(ウェブ)またはスクリーン名(アプリ)。

カスタム ディメンション

Realtime Data API では、ユーザー スコープのカスタム ディメンションに関するレポートを作成できます。カスタム ディメンションについて詳しくは、カスタム ユーザー プロパティをご覧ください。カスタム ディメンションは、ディメンションのパラメータ名とスコープによって API レポート リクエストで指定されます。たとえば、"customUser:last_level" を Data API リクエストに含めて、パラメータ名 "last_level" のユーザー スコープのカスタム ディメンションのレポートを作成します。プロパティでこのユーザー スコープのカスタム ディメンションが登録されていない場合、この API リクエストは失敗します。

カスタム ディメンションの一般的な構文は次のとおりです。Metadata API メソッドにクエリを実行して、プロパティのすべてのカスタム ディメンションを一覧表示できます。

汎用 API 名 説明
customUser:parameter_name parameter_name のユーザー スコープのカスタム ディメンション。

イベント スコープのカスタム ディメンションは、Realtime API ではサポートされていません。

指標

次の指標は、どのプロパティのレポートでもリクエストできます。レポート レスポンスの指標の列について、Metric リソースの name フィールドで「API 名」を指定します。

API 名 UI 名 説明
activeUsers アクティブ ユーザー数 サイトまたはアプリにアクセスした個別のユーザーの数。
eventCount イベント数 イベントの数。
keyEvents キーイベント キーイベントの数。イベントにキーイベントとしてマークを付けると、作成時点以降のレポートに反映されますが、過去のデータは変更されません。Google アナリティクスでは、任意のイベントをキーとしてマークできますが、一部のイベント(first_openpurchase など)はデフォルトでキーイベントとしてマークされています。
screenPageViews 視聴回数 ユーザーが閲覧したアプリの画面またはウェブページの数。同じページやスクリーンが繰り返し表示された場合も集計されます(計算方法: screen_view イベント数 + page_view イベント数)。

イベント スコープのカスタム指標は Realtime API ではサポートされていません。