このガイドでは、Google Mobile Ads SDK を使用してメディエーションで BidMachine の広告を読み込んで表示する方法を、入札の統合を含めて説明します。さらに、広告ユニットのメディエーション設定に BidMachine を追加する方法と、BidMachine SDK とアダプターを Android アプリに統合する方法についても説明します。
サポートされている統合と広告フォーマット
BidMachine 用のメディエーション アダプタには、次の機能があります。
| 統合 | |
|---|---|
| 入札 | |
| ウォーターフォール | 1 |
| フォーマット | |
| アプリ起動 | |
| バナー | |
| インタースティシャル | |
| リワード | |
| リワード インタースティシャル | |
| ネイティブ | |
1 ウォーターフォール統合は クローズド ベータ版です。アクセス権をリクエストするには、アカウント マネージャーにお問い合わせください。
要件
- Android API レベル 23 以降
- [入札の場合]: 入札でサポートされているすべての広告フォーマットを統合するには、
BidMachine アダプタ
3.4.0.1以降を使用します(最新バージョンを推奨)。
最新の Google Mobile Ads SDK
メディエーションのスタートガイドの手順を完了していること
ステップ 1: BidMachine の管理画面で構成を設定する
ログインして BidMachine アカウントのダッシュボードにアクセスします。
新しいプレースメントを作成する
[ソース] タブに移動し、[ソース] テーブルで [編集] ボタンを選択します。
作成したすべてのプレースメントのリストが表示されます。新しいプレースメントを作成するには、ダイアログの [プレースメントを追加] ボタンをクリックします。
フォームに記入して [保存] をクリックします。
最後に、プレースメント ID をメモしておきます。
app-ads.txt を更新する
アプリの認定販売者 app-ads.txt は、IAB Tech Lab が推進するイニシアチブで、承認されたチャネルでのみアプリ広告枠を販売できるようにするものです。広告収入の大幅な減少を防ぐためには、app-ads.txt
ファイルを実装する必要があります。
まだ設定していない場合は、
アド マネージャーの app-ads.txt ファイルを作成します。
BidMachine の app-ads.txt を実装するには、[Dashboard] から [app-ads.txt]
タブに移動します。次に、リストをコピーして、ウェブサイトの app-ads.txt ファイルに追加します。
ステップ 2: アド マネージャーの管理画面で BidMachine のデマンドを設定する
アド マネージャー アカウントにログインします。
[会社] に BidMachine を追加する
入札
入札の統合の場合、この手順は必要ありません。
ウォーターフォール
[管理者] > [会社] に移動し、[新しい会社] ボタン を [すべての会社] タブでクリックします。[広告ネットワーク] を選択します。

[BidMachine] を [広告ネットワーク] として選択し、一意の [名前] を入力して、[メディエーション] を有効にします。
ユーザー名 やパスワード を入力する必要はありません。完了したら、[保存] をクリックします。

セキュア シグナルの共有を有効にする
入札
[管理者] > [全般設定] に移動します。[Ad Exchange アカウントの設定] タブに移動し、[セキュア シグナルの共有] を確認してオンに切り替えます。[保存] をクリックします。

ウォーターフォール
ウォーターフォール統合の場合、この手順は必要ありません。
入札リクエストでセキュア シグナルを共有する
入札
[広告枠] > [セキュア シグナル] に移動します。[セキュア シグナル] で、 [ BidMachineToken] を検索し、[アプリ統合を有効にする] をオンにします。

[保存] をクリックします。
ウォーターフォール
ウォーターフォール統合の場合、この手順は必要ありません。
SDK 入札のセキュア シグナルの共有を許可する
入札
[配信] > [デマンド チャネルの設定] に移動します。[デフォルト設定] タブで、[SDK 入札] の [セキュア シグナルの共有を許可する] をオンにします。

[保存] をクリックします。
ウォーターフォール
ウォーターフォール統合の場合、この手順は必要ありません。
BidMachine の入札を設定する
入札
[配信] > [入札者(ビッダー)] に移動し、[SDK 入札に移動] をクリックします。

[新しいビッダー] をクリックします。

ビッダーとして [BidMachine] を選択します。

[続行] をクリックして、このビッダーの SDK 入札を有効にします。

[完了] をクリックします。
ウォーターフォール
ウォーターフォール統合の場合、この手順は必要ありません。
広告ユニットのマッピングを設定する
入札
[配信] > [入札者(ビッダー)] に移動し、[SDK 入札に移動] をクリックします。

BidMachine の会社を選択します。

[広告ユニットのマッピング] タブに移動し、[新しい広告ユニットのマッピング] をクリックします。

[特定の広告ユニット] を選択します。広告ユニットと広告フォーマットを選択します。[モバイルアプリ] を [広告枠のタイプ] として選択し、対象の [モバイルアプリ] を選択します。次に、前のセクションで取得したソース ID とプレースメント ID を入力します。
最後に [保存] をクリックします。
は、 BidMachine UI で指定したターゲット アプリに関連付けられている必要があります。
ウォーターフォール
[配信] > [収益グループ] に移動し、[新しい収益グループ] ボタンをクリックします。モバイルアプリ を選択します。

下にスクロールして [収益パートナーを追加] をクリックします。

前のセクションで BidMachine 用に作成した会社を選択します。 [モバイル SDK メディエーション] を [統合タイプ]、 [Android] を [プラットフォーム]、[有効] を [ステータス] として選択します。
前のセクションで取得した プレースメント ID とデフォルト CPMの値を入力します。[保存] をクリックします。
は、 BidMachine UI で指定したターゲット アプリに関連付けられている必要があります。
GDPR と米国の州規制の広告パートナー リストに BidMachine を追加する
欧州の規制に関する設定 と 米国の州の規制に関する設定 の手順に沿って、アド マネージャーの管理画面で 欧州および米国の州の規制に関する広告パートナーのリストにBidMachine を追加します。
ステップ 3: BidMachine SDK とアダプタをインポートする
Android Studio の統合(推奨)
アプリレベルの Gradle ファイルに、次の実装の依存関係を追加します。
Kotlin
dependencies { implementation("com.google.android.gms:play-services-ads:25.3.0") implementation("com.google.ads.mediation:bidmachine:3.7.0.0") }
Groovy
dependencies { implementation 'com.google.android.gms:play-services-ads:25.3.0' implementation 'com.google.ads.mediation:bidmachine:3.7.0.0' }
ステップ 4: BidMachine SDK にプライバシー設定を実装する
Google の EU ユーザーの同意ポリシーに準拠する には、欧州経済領域(EEA)、英国、スイスの ユーザーに対して特定の情報を開示し、法律で 義務付けられている場合は、Cookie やその他のローカル ストレージの使用、広告の パーソナライズを目的とした個人データの収集、共有、使用について ユーザーの同意を得る必要があります。このポリシーには、EU の e プライバシー指令と一般データ保護規則(GDPR)の要件が反映されています。パブリッシャー様には、同意がメディエーション チェーン内の各広告ソースに反映されていることを確認する責任があります。 Google は、同意に関するユーザーの選択をそのようなネットワークに自動的に渡すことはできません。
BidMachine は、UMP SDK などの同意管理 プラットフォームで設定された GDPR の同意を自動的に読み取ります。詳しくは、 GDPRをご覧ください。
米国のプライバシー関連州法
米国のプライバシー関連州法では、ユーザーが「個人情報」の「販売」をオプトアウトする権利を付与することが義務付けられています(用語は法律の定義に基づく)。「販売者」のホームページには、「個人情報を第三者に売却しない」ことを明記したリンクを目立つように表示することによってオプトアウトの手段を提供する必要があります。米国のプライバシー関連州法遵守ガイドでは、Google 広告の配信で制限付きデータ処理を有効にできますが、Google がこの設定をメディエーション チェーン内の各広告ネットワークに適用することはできません。そのため、メディエーション チェーン内で個人情報の販売に関与する可能性のある広告ネットワークを特定し、各ネットワークのガイダンスに沿って州法を遵守する必要があります。
BidMachine は、UMP SDK などの同意管理 プラットフォームで設定された GPP の同意を自動的に読み取ります。詳しくは、 GPPをご覧ください。
ステップ 5: 必要なコードを追加する
BidMachine の統合に必要な追加のコードはありません。
ステップ 6: 実装をテストする
テスト広告を有効にする
BidMachine のテストモードを有効にするには、BidMachine の Android 向けドキュメントの手順に沿って操作します。
テスト広告を確認する
BidMachine からテスト広告を受信していることを確認するには、[BidMachine(入札)]の広告のソースを使用して、広告インスペクタで [単一の広告ソースのテスト]を有効にします。
オプション ステップ
ネイティブ広告
広告レンダリング
BidMachine アダプタは、ネイティブ広告を
NativeAd
オブジェクトとして返します。次の
フィールド
に
NativeAdの情報が入力されます。
| フィールド | BidMachine アダプタによって常に含まれるアセット |
|---|---|
| 広告見出し | |
| 画像 | |
| 本文 | |
| アイコン | |
| 行動を促すフレーズ | |
| 評価 | |
| ストア | |
| 価格 | |
| 広告主様 |
エラーコード
アダプタが BidMachine から広告を受け取れない場合は、
次のクラスの
ResponseInfo.getAdapterResponses()
を使用して、広告レスポンスからエラーの詳細を確認できます。
io.bidmachine
com.google.ads.mediation.bidmachine
広告の読み込みに失敗した場合に BidMachine アダプタがスローするコードとメッセージは次のとおりです。
| エラーコード | ドメイン | 理由 |
|---|---|---|
| 100 | com.google.ads.mediation.bidmachine | プレースメント ID が無効であるか、空です。 |
| 101 | com.google.ads.mediation.bidmachine | シグナルの収集中にエラーが発生しました。シグナル データ構成が見つかりません。 |
| 102 | com.google.ads.mediation.bidmachine | シグナルの収集中に無効な広告フォーマットが受信されました。 |
| 103 | com.google.ads.mediation.bidmachine | リクエストされた広告サイズを bidmachine.BannerSize にマッピングできませんでした。 |
| 104 | com.google.ads.mediation.bidmachine | 読み込まれた BidMachine 広告リクエストの有効期限が切れました。 |
| 105 | com.google.ads.mediation.bidmachine | 全画面広告を表示できませんでした。 |
| 106 | com.google.ads.mediation.bidmachine | BidMachine SDK が null の広告データで onAdLoaded() コールバックを返しました。 |
BidMachine Android メディエーション アダプタの変更履歴
次のバージョン
AgeRestrictedTreatmentを BidMachine の COPPA API にマッピングします。
バージョン 3.7.0.0
- BidMachine SDK バージョン 3.7.0 との互換性を確認しました。
構築およびテストに使用したバージョン:
- Google Mobile Ads SDK バージョン 25.1.0。
- Google Mobile Ads Next-Gen SDK バージョン 1.1.0。
- BidMachine SDK バージョン 3.7.0。
バージョン 3.6.1.0
- GMA Next-Gen SDK の依存関係を使用してアダプタをビルドするプロパティを追加しました。
- BidMachine SDK バージョン 3.6.1 との互換性を確認しました。
構築およびテストに使用したバージョン:
- Google Mobile Ads SDK バージョン 25.1.0。
- BidMachine SDK バージョン 3.6.1。
バージョン 3.5.1.2
- AdPlacementConfig を使用するように BidMachine アダプタを更新しました。
構築およびテストに使用したバージョン:
- Google Mobile Ads SDK バージョン 24.9.0。
- BidMachine SDK バージョン 3.5.1。
バージョン 3.5.1.1
- Google Mobile Ads SDK パラメータ
tagForUnderAgeOfConsentを BidMachine SDK に転送するサポートを追加しました。
構築およびテストに使用したバージョン:
- Google Mobile Ads SDK バージョン 24.9.0。
- BidMachine SDK バージョン 3.5.1。
バージョン 3.5.1.0
- BidMachine SDK バージョン 3.5.1 との互換性を確認しました。
構築およびテストに使用したバージョン:
- Google Mobile Ads SDK バージョン 24.9.0。
- BidMachine SDK バージョン 3.5.1。
バージョン 3.5.0.0
- BidMachine SDK バージョン 3.5.0 との互換性を確認しました。
構築およびテストに使用したバージョン:
- Google Mobile Ads SDK バージョン 24.7.0。
- BidMachine SDK バージョン 3.5.0。
バージョン 3.4.0.1
- メモリリークの問題を解決するため、クラスレベルの
Contextオブジェクトへの参照を削除しました。 - 正確なサイズの一致を必要とするのではなく、サポートされているフォーマットに近いサイズのバナー広告リクエストをサポートするようにアダプタを更新しました。
構築およびテストに使用したバージョン:
- Google Mobile Ads SDK バージョン 24.7.0。
- BidMachine SDK バージョン 3.4.0
バージョン 3.4.0.0
- バナー、インタースティシャル、リワード、ネイティブの広告フォーマットのウォーターフォール サポートを追加しました。
- アダプタが全画面広告の
onAdOpened()をonAdImpression()で転送するようになりました。 - BidMachine SDK バージョン 3.4.0 との互換性を確認しました。
構築およびテストに使用したバージョン:
- Google Mobile Ads SDK バージョン 24.6.0。
- BidMachine SDK バージョン 3.4.0。
バージョン 3.3.0.0
- 初回リリース。
構築およびテストに使用したバージョン:
- Google Mobile Ads SDK バージョン 24.5.0。
- BidMachine SDK バージョン 3.3.0。