スタートガイド

iOS で Google マップを使い始める前に、Google Maps SDK for iOS をダウンロードして、API キーを取得する必要があります。

各リリースに対する完全なリリースノートが提供されています。

注:Google マップ URL スキームは、API キーがなくても使用できます。

注:Google Maps Mobile SDK for Work を使用している場合は、本ドキュメントではなく Google Maps Mobile SDK for Work スタートガイドを参照してください。

ステップ 1:Xcode の最新版を入手する

Google Maps SDK for iOS を使ってプロジェクトをビルドするには、バージョン 6.3 以降の Xcode が必要です。

ステップ 2:CocoaPods を入手する

Google Maps SDK for iOS は CocoaPods の pod として利用できます。 CocoaPods は、Swift と Objective-C の Cocoa プロジェクトで依存関係を管理するためのオープンソースのツールです。

CocoaPods ツールを持っていない場合は、ターミナルから以下のコマンドを実行して、OS X 上に CocoaPods ツールをインストールします。 詳細については、CocoaPods スタートガイドを参照してください。

$ sudo gem install cocoapods

ステップ 3:CocoaPods を使って API をインストールする

Google Maps SDK for iOS の Podfile を作成し、それを使用して API とその依存関係をインストールします。

  1. Xcode プロジェクトがまだない場合は、この時点で作成してローカルマシンに保存します (初めて iOS 開発を行う場合は、Single View Application を作成して、Use Automatic Reference Counting が有効になっていることを確認してください)。

プロジェクト ディレクトリに Podfile という名前のファイルを作成します。 このファイルではプロジェクトの依存関係が定義され、通常は Podspec として参照されます。

  1. Podfile を編集して、依存関係を追加します。 以下のシンプルな Podspec には、Google Maps SDK for iOS に必要な pod 名が含まれています。

    source 'https://github.com/CocoaPods/Specs.git'
    platform :ios, '8.1'
    pod 'GoogleMaps'

  2. Podfile を保存します。

  3. ターミナルを開き、Podfile を含むディレクトリに移動します。

    $ cd <path-to-project>

  4. pod install コマンドを実行します。 Podspec で指定されている API が、その依存関係(存在する場合)とともにインストールされます。

    $ pod install

  5. Xcode を終了した後に、プロジェクトの .xcworkspace ファイルを開いて(ダブルクリックして)Xcode を起動します。 以降は、プロジェクトを開く際に .xcworkspace ファイルを使用する必要があります。

ステップ 4:Google Developers Console で必要な API を有効にする

Google Developers Consoleのプロジェクトで Google Maps SDK for iOS をアクティベートします。また、オプションで Google Places API for iOS もアクティベートします。

ガイドに従ってプロセスを順に実行して、両方の API を自動的にアクティベートする場合は、

このリンクをクリックしてください。

または、次を実行して、Developers Consoleから自分で API をアクティベートすることもできます。

  1. Google Developers Console に移動します。
  2.  プロジェクトを選択します。
  3. Google Maps SDK for iOS を有効化し、オプションで Google Places API for iOS も有効化します。

 左のサイドバーで、[API·と認証] を選択します。

API のリストで、使用しているすべての API のステータスが [有効] の表示になっていることを確認してください。

ステップ 5:iOS API キーの取得

API キーを使用すると、アプリケーションの API の使用状況を監視できます。また、必要に応じて、Google からアプリケーションについて連絡することができるようになります。 キーがサポートしているユーザー数は無制限で、Google Maps SDK for iOS を呼び出す任意のアプリケーションに無料で使用できます。

Google Developers Consoleでアプリケーションのバンドル識別子を指定すると、API キーを入手できます。

プロジェクト用の key for iOS applications をまだ取得していない場合は、以下のステップに従って、Google Developers Consoleから API キーを作成します。

  1.  左のサイドバーで、[認証情報] を選択します。
  2. プロジェクト用の iOS API キーをまだ取得していない場合は、[Add credentials] > [API key] > [iOS key] の順に選択してキーを作成します。

  3. 表示されるダイアログで、アプリのバンドル識別子を入力します。 次に例を示します。 com.example.hellomap

  4. [Create] をクリックします。

    プロジェクトの API キーリストに、新しい iOS API キーが表示されます。 API キーは次のような文字列です。

    AIzaSyBdVl-cTICSwYKrZ95SuvNw7dbMuDt1KG0

  5. 以下のように AppDelegate.m に API キーを追加します。

    • 以下のインポート文を追加します。
      @import GoogleMaps;
    • 以下の内容を application:didFinishLaunchingWithOptions: メソッドに追加して、YOUR_API_KEY の部分を自分の API キーに置き換えます。

      [GMSServices provideAPIKey:@"YOUR_API_KEY"];

ステップ 6:マップの追加

次のコードは、既存の ViewController にシンプルな地図を追加する方法を示しています。 iOS に新しいアプリを作成する場合は、最初に前述のインストールの指示に従い、その後に Single View Application を作成します。

アプリのデフォルトの ViewController 内でいくつかのメソッドの追加と更新を行い、次の例のように GMSMapView のインスタンスを作成して初期化します。

Objective-C

#import "YourViewController.h"
@import GoogleMaps;

@implementation YourViewController {
  GMSMapView *mapView_;
}

- (void)viewDidLoad {
  // Create a GMSCameraPosition that tells the map to display the
  // coordinate -33.86,151.20 at zoom level 6.
  GMSCameraPosition *camera = [GMSCameraPosition cameraWithLatitude:-33.86
                                                          longitude:151.20
                                                               zoom:6];
  mapView_ = [GMSMapView mapWithFrame:CGRectZero camera:camera];
  mapView_.myLocationEnabled = YES;
  self.view = mapView_;

  // Creates a marker in the center of the map.
  GMSMarker *marker = [[GMSMarker alloc] init];
  marker.position = CLLocationCoordinate2DMake(-33.86, 151.20);
  marker.title = @"Sydney";
  marker.snippet = @"Australia";
  marker.map = mapView_;
}

@end

Swift

import UIKit
import GoogleMaps

class YourViewController: UIViewController {

  override func viewDidLoad() {
    super.viewDidLoad()

    let camera = GMSCameraPosition.cameraWithLatitude(-33.86,
        longitude: 151.20, zoom: 6)
    let mapView = GMSMapView.mapWithFrame(CGRectZero, camera: camera)
    mapView.myLocationEnabled = true
    self.view = mapView

    let marker = GMSMarker()
    marker.position = CLLocationCoordinate2DMake(-33.86, 151.20)
    marker.title = "Sydney"
    marker.snippet = "Australia"
    marker.map = mapView
  }
}

注:上記の例に含まれる YourViewController は、すべて作成した ViewController の名前で置き換えます。

アプリケーションを実行します。 オーストラリアのシドニーを中心とし、1 つのマーカーが追加されている地図が表示されます。 地図が表示されず、マーカーのみが表示されている場合は、API キーを指定していることを確認してください。

ステップ 7:API が使用する URL スキームの宣言

iOS 9 と Xcode 7 では、アプリの Info.plist ファイルでスキームを指定して、開く URL スキームを宣言する必要があります。 ユーザーが地図上の Google ロゴをクリックすると、Google Maps SDK for iOS によって Google マップのモバイル アプリが開かれます。そのため、アプリで関連する URL スキームを宣言する必要があります。

Google Maps SDK for iOS で使用する URL スキームを宣言するには、Info.plist に次の行を追加します。

<key>LSApplicationQueriesSchemes</key>
<array>
    <string>googlechromes</string>
    <string>comgooglemaps</string>
</array>

次のスクリーンショットは、Xcode でのユーザー インターフェースでの設定を示しています。

Xcode での LSApplicationQueriesSchemes の設定

この宣言を行わないと、ユーザーが地図上の Google ロゴをタップした際に次のエラーが発生します。

-canOpenURL: failed for URL: "comgooglemaps://" - error:"This app is not allowed to query for scheme comgooglemaps"
-canOpenURL: failed for URL: "googlechromes://" - error:"This app is not allowed to query for scheme googlechromes"

このエラーが表示されないようにするには、上記のように Info.plist に宣言を追加します。

Google Maps SDK デモ プロジェクトによるテスト

pod try GoogleMaps を実行して SDK のデモを試すことができます。 詳細については、コードサンプルをご覧ください。

以前のバージョンからのアップグレード

既存のプロジェクトを Google Maps SDK for iOS の最新バージョンにアップグレードするには、次の指示に従ってください。

注:バージョン 1.9.2 以前の Google Maps SDK for iOS は、静的なフレームワークを含む zip ファイルとして提供されていました。 また、CocoaPods の pod から最新のバージョンをインストールする方法もありました。 バージョン 1.10.0 以降では、 Google Maps SDK for iOS は CocoaPods 経由でのインストールでのみ提供されています。

静的なフレームワークを含む zip ファイルから Google Maps SDK for iOS をインストールした場合は、次の操作を行ってください。

  1. Xcode のプロジェクトで、以前のフレームワークへの参照をすべて削除します。
  2. 前述の手順に従い、CocoaPods を使用して Google Maps SDK for iOS をインストールします。

  3. アップグレードによって必要になる変更を行います。 各リリースでの変更点は、リリースノートをご覧ください。

  4. [Product] > [Clean] を選択してプロジェクトのクリーンアップを行った後、[Product] > [Build] を選択して再ビルドを行います。

Google-Maps-iOS-SDK pod から Google Maps SDK for iOS をインストールした場合は、次の操作を行ってください。

  1. pod 名を GoogleMaps に変更します。
  2. pod install を実行します。
  3. アップグレードによって必要になる変更を行います。 各リリースでの変更点は、リリースノートをご覧ください。

  4. [Product] > [Clean] を選択してプロジェクトのクリーンアップを行った後、[Product] > [Build] を選択して再ビルドを行います。

GoogleMaps pod から Google Maps SDK for iOS をインストールした場合は、次の操作を行ってください。

  1. Podfile のバージョン制限を確認し、必要なバージョンを入手するために古いバージョンを削除または更新することを確認します。 バージョン番号の一覧は、リリースノートをご覧ください。

  2. pod update を実行します。

  3. アップグレードによって必要になる変更を行います。 各リリースでの変更点は、リリースノートをご覧ください。

  4. [Product] > [Clean] を選択してプロジェクトのクリーンアップを行った後、[Product] > [Build] を選択して再ビルドを行います。

フィードバックを送信...

ご不明な点がありましたら、Google のサポートページをご覧ください。