Google Maps Platform に関するよくある質問

基本情報

利用規約について

使用量上限と課金

Google Maps Platform の使用

エラーとトラブルシューティング

Google Maps Platform サービス

Maps JavaScript API

Google Maps SDK for iOS

Google Maps SDK for Android

URL 署名

基本情報

Google Maps Platform とは何ですか?

Google Maps Platform は、モバイルアプリやウェブページに Google マップを埋め込んだり、Google マップからデータを取得したりするために使用する API とSDK のセットです。Google Maps Platform には複数のサービスがあります。必要に応じて、これらの API と SDK を単独で、または組み合わせて使用できます。

マップ:

ルート:

プレイス:

Google Maps Platform の使用を開始するには、どうすればよいですか?

Google Maps Platform スタートガイドをご覧ください。

必要な API はどれですか?

機能要件に基づいて適切な API を見つけるには、API 選択ツールをご利用ください。

サイトで Google Maps Platform API の使用を開始するには、どうすればよいですか?

目的の API または SDK の概要、デベロッパー ガイド、スタートガイドをご覧ください。たとえば、Maps SDK for Android または Maps JavaScript API のガイドで詳細をご確認ください。

Google Maps Platform はどの国で利用できますか?

Google マップチームは常に新しい地図データを配信し、世界中でサービス提供範囲を拡大しています。最新のサービス提供範囲について詳しくは、Google Maps Platform のサポート状況をご覧ください。このページでは、上部のフィルタ ボックスを使って、データを絞り込むことができます。データ プロバイダとのライセンス契約が変更されると、データの提供範囲も変わる可能性があります。

関連ドキュメント:

Google Maps Platform のサービスを使用せずに、Google マップをサイトに掲載できますか?

はい。Google マップでは、Google Maps Platform を使用したりプログラミングしたりしなくても、表示している地図をウェブサイトやブログに埋め込めるようになりました。詳しくは、こちらをご覧ください。

モバイル デバイス向けのアプリに Google マップを組み込むには、どうすればよいですか?

Android アプリにマップを組み込む場合は、Maps SDK for Android を使用してください。

ネイティブの iOS アプリにマップを組み込む場合は、Maps SDK for iOS を使用してください。

Maps JavaScript API はモバイル デバイス向けに開発されており、JavaScript を完全に実装したウェブブラウザを含むモバイル デバイス(Apple iPhone など)とパソコンを対象とするブラウザ アプリケーションに適しています。

Maps JavaScript API の使用が適さないデバイス向けにアプリケーションを開発する場合、Maps Static API を使用すると、マーカーやポリラインを含む地図画像(GIF 形式、JPG 形式、PNG 形式)を埋め込むことができます。ブラウザベースのアプリケーション以外で Maps Static API を使用する場合、地図画像を Google マップにリンクする必要があります。

Maps JavaScript API と Maps Embed API がサポートしているウェブブラウザを教えてください

Maps JavaScript API と Maps Embed API は、以下のウェブブラウザをサポートしています。

パソコン
  • Microsoft Edge の最新バージョン(Windows)。ただし、IE モードには非対応
  • Firefox の最新の 2 つの安定メジャー バージョン(Windows、macOS、Linux)
  • Chrome の最新の 2 つの安定メジャー バージョン(Windows、macOS、Linux)
  • Safari の最新の 2 つの安定メジャー バージョン(macOS)
Android
  • Chrome の最新バージョン(Android 4.1 以降に搭載)
  • Chrome WebView(Android 4.4 以降に搭載)
iOS
  • Mobile Safari(iOS の最新バージョンおよび以前のメジャー バージョンに搭載)
  • UIWebView と WKWebView(iOS の最新バージョンおよび以前のメジャー バージョンに搭載)
  • Chrome for iOS の最新バージョン
Maps JavaScript API から地図を印刷できますか?

Maps JavaScript API による印刷はサポートされていません。これは、一般に使用されているブラウザ間で印刷サポートに一貫性がないためです。

Google Maps Platform のサービスが変更されたとき通知を受け取るには、どうすればよいですか?

Google Maps Platform ブログでは、Google Geo デベロッパー向けの各種サービスに関するニュースや最新情報を提供しています。ぜひご購読ください。

テクニカル サポートに問い合わせるには、どうすればよいですか?

使用可能なサポートについては、Google Maps Platform のサポートとリソースをご覧ください。

テクニカル サポートを利用できる時間帯を教えてください
「サービスを利用できない」問題が発生した場合、地域の祝祭日を除き、日本時間の月曜日午前 9 時から太平洋時間の金曜日午後 5 時まで(平日の 24 時間)サポートをご利用いただけます。
Google アカウントへのアクセスを復元するには、どうすればよいですか?

Google アカウント(joe@mycompany.com、joe@gmail.com など)にアクセスできなくなった場合は、パスワードを取得または再設定することで、そのアカウントへのアクセスを復元できます。Google アカウント ヘルプの Google アカウントや Gmail を復元する方法をご覧ください。

特定のプロジェクトへのアクセスを復元するには、どうすればよいですか?

Google Maps Platform 実装を管理しているプロジェクトにアクセスできなくなった場合は、次の方法でアクセスを復元できます。

プロジェクトに関連付けられた Google アカウントにアクセスできる場合:

プロジェクトに関連付けられた Google アカウントにアクセスできない場合:

Maps SDK for iOS と Places SD for iOS は Arm ベースの Mac で使用できますか?

新しい Arm ベースの Mac での開発は可能ですが、物理的な iOS デバイスでビルドして実行する必要があります。これは、シミュレータでの開発に対するサポートの追加を検討する間の一時的な制限です。

利用規約について

Google Maps Platform サービスの利用規約を教えてください

Google Maps Platform 利用規約は、以下のドキュメントでご確認いただけます。

https://cloud.google.com/maps-platform/terms

現在のサイトは Google Maps Platform 利用規約に準拠していますか?

お客様のサイトが Google Maps Platform 利用規約を満たしている限り、アプリケーションで Google Maps Platform をご利用いただけます。

ただし、違法薬物を購入できる場所を地図に表示するなど、違法行為での Google Maps Platform の使用は認められません。また、Google はユーザーのプライバシーを尊重しているため、個人情報を特定する目的で Google Maps Platform を使用することもできません。

アプリケーションを開発およびリリースする前に、Google Maps Platform 利用規約に準拠しているかどうかをご自身で確認してください。Google のエンジニアは、技術的なサポートは行いますが、法的なアドバイスをする資格はありません。Google は、いつでもサービスの使用を一時停止または終了する権限を有します。Maps API 利用規約をよくお読みください。

地図タイルと衛星画像に直接アクセスできますか?

Google Maps Platform 以外のメカニズム(独自に作成したマッピング API、タイルの一括ダウンロード スクリプトなど)を使用して、地図タイルや衛星画像にアクセスすることはできません。アプリケーションが Google Maps API 以外の方法でタイルにアクセスしようとすると、そのアクセスはブロックされます。詳しくは、Google Maps Platform 利用規約をご覧ください。

トラッキング アプリケーションで Google Maps Platform のサービスを使用できますか?

アプリケーションが Google Maps Platform 利用規約に準拠していれば、Google Maps Platform サービスを使用したリアルタイム データ(トラッキング)の表示は何も制限されません。

ウェブ アプリケーション以外でも Google マップを使用できますか?

はい。Google Maps Platform 利用規約のその他の制限を遵守すれば、ウェ ブアプリケーション以外でも Google Maps Platform のサービスを使用できるようになりました。

Maps JavaScript API は、サポート対象のいずれかのブラウザで実行される場合のみ使用できます。

パスワードで保護されたサイトで Google Maps Platform を使用できますか?

はい。アクセスが非公開のアプリケーションでも、Google マップ、ルート、プレイスの各サービスを使用できます。詳しくは、Google Maps Platform 利用規約をご覧ください。

Google Maps Platform のデータをドキュメントに挿入するアプリケーションを作成できますか?

アプリケーションが電子形式または印刷形式でドキュメントを生成する場合、Google Maps Platform の画像などのデータをそのドキュメントに取り込むことはできません。 詳しくは、Google Maps Platform 利用規約の「スクレイピングしない」をご覧ください。

自分のコンテンツを Google 検索の結果から削除するには、どうすればよいですか?

このデータは収集されなくなりました。indexing パラメータの使用はすでに廃止されており、使用しても何も作用しません。明示的に除外する必要はありませんが、できるだけ早くこのパラメータを削除することをおすすめします。

ご自身のページやサイトを検索結果から削除するには、ウェブマスター ヘルプセンターに記載されている手順を実行してください。

Maps Static API を使用して地図画像を生成し、それを自分のウェブサイトに保存して公開できますか?

Maps Static API を使用して生成した画像のコピーをウェブサイトに保存したり、公開したりすることはできません。静止画像を使用するすべてのウェブページは、HTML img タグの src 属性、または HTML div タグの CSS background-image 属性を Maps Static API に直接リンクする必要があります。これにより、すべての地図画像がウェブページの HTML コンテンツ内に表示され、Google からエンドユーザーに直接提供されるようになります。

使用量上限と課金

プロジェクトの課金を設定するにはどうすればよいですか?
Google Maps Platform スタートガイドをご覧ください。
Google Cloud Platform の無料枠を有料アカウントにアップグレードするには、どうすればよいですか?
Google Cloud Platform の無料枠では、Google Maps Platform(GMP)の API を含むすべての Google Cloud Platform(GCP)サービスで利用できる 300 ドル分のクレジットが付与され、料金なしでご試用いただけます。料金なしのご試用が終了した後も引き続きお使いいただくには、有料アカウントにアップグレードしていただく必要があります。有料アカウントにアップグレードするには、Cloud Console にアクセスしてください。
Google Maps Platform では使用量の上限が決められていますか?

Google Maps Platform の各サービスへの 1 日あたりのリクエスト回数については、上限は設定されていません。秒間クエリ数(QPS)と 1 分あたりのクエリ数(QPM)に関してのみ使用量上限が設けられています。

Distance Matrix の場合、秒間イベント数(EPS)に上限が設けられています。イベント数とは、クライアントサイドのクエリ数とサーバーサイドのクエリ数の合計です。

Routes: Compute Route Matrix の場合、1 分あたりの要素数(EPM)に上限が設けられています。リクエストに含まれる要素の数は「(オリジンの数)×(送信先の数)」で求められます。

各 API の使用量上限は下表のとおりです。

API 使用量上限
Address Validation 6,000 QPM
Directions 50 QPS
Distance Matrix 1,000 EPS
Dynamic Maps 500 QPS
Elevation 100 QPS
Geocoding 50 QPS
Geolocation 100 QPS
Places 100 QPS
Roads 500 QPS
Routes: Compute Routes 3,000 QPM
Routes: Compute Route Matrix 3,000 EPM
Static Maps 500 QPS
Street View Image API 500 QPS
Time Zone 500 QPS

発生する費用を管理するには、API の使用量を確認し、課金対象となる API へのすべてのリクエストについて 1 日あたりの上限を設定します。

Google Maps Platform サービスは、標準の Google Maps Platform 利用規約に従ってデプロイする必要があります。

使用料金はどのように計算されますか?

Google Maps Platform サービスの料金体系については、料金表をご覧ください。

Google Maps Platform API の課金については、マップ、ルート、プレイスの課金をご覧ください。

Google Maps Platform で地図の読み込みはどのようにカウントされますか?

以下の場合は、地図の読み込み 1 回の料金が課金されます。

  • Maps JavaScript API を使用して、ウェブページまたはアプリケーションに地図を表示する
  • アプリケーションが Maps Static API に単一の地図画像をリクエストする

ストリートビュー パノラマは、地図の読み込みとは別に課金されます。

  • 静的ストリートビュー パノラマは、Street View Static API に対してリクエストを実行し、静的(非インタラクティブ)なストリートビュー パノラマが埋め込まれるたびに課金されます。
  • 動的ストリートビュー パノラマは、Maps JavaScript API、Maps SDK for Android、または Maps SDK for iOS のアプリでパノラマ オブジェクトをインスタンス化するたびに課金されます。

地図、静的な地図画像、またはストリートビュー パノラマを読み込んだウェブページやアプリケーションで、パン、ズーム、地図のレイヤの切り替えなどのユーザー操作が行われても、地図の読み込みが追加発生したり、使用制限に影響が生じたりすることはありません。

マーカーを追加しても、それによって地図の読み込み回数が増えることはありませんが、ピンの位置の決定に関する処理(たとえば `google.maps.Map()` クラスの読み込みや再読み込み)によりご請求が発生する可能性はあります。

使用状況を確認するにはどうすればよいですか?

Google Cloud Console では、API ごとに使用状況を確認できます。

  1. 目的の API が追加されているプロジェクトを選択します。
  2. ダッシュボードの API リストで、目的の API の名前をクリックします。
  3. ページ上部にある [指標] または [割り当て] をクリックします。

プロジェクト全体のトラフィック レポートと課金情報を表示する手順は次のとおりです。

  1. まだ設定していない場合は、請求先アカウントを設定します。
  2. Cloud Console の [お支払い] ページに移動します。
  3. プロジェクトを選択します。
  4. 左側のサイドバーで [レポート] をクリックします。右側のサイドバーのフィルタを使用して、請求先アカウントのレポートを表示します。

詳しくは、Google Maps Platform のレポートAPI 使用状況のモニタリングAPI 使用量の上限設定をご覧ください。

リクエスト レート(QPS)の上限を超えるとどうなりますか?

特定の Google Maps Platform サービスの QPS 上限を超えると、API からエラー メッセージが返されます。使用量上限の超過を繰り返すと、その API へのアクセスが一時的にブロックされる場合があります。

リクエストの QPS 上限を超えた場合やサービスを不正使用した場合は、それを知らせるエラー メッセージが返されます。上限を超える状態が続くと、Google Maps Platform へのアクセスがブロックされる場合があります。

注: 4 つのウェブサービス API(DirectionsDistance MatrixElevationGeocoding)には、それぞれに相当するクライアント側 Maps JavaScript API サービスがあります。

使用量上限の超過

使用量上限を超えた場合、レスポンスとして OVER_QUERY_LIMIT ステータス コードが返されます。

つまり、ウェブサービスは通常のレスポンスを停止し、使用が再び許可されるまでステータス コード OVER_QUERY_LIMIT のみを返します。アプリケーションが 1 秒間に送信するリクエストが多すぎるために、このエラーが返された場合は、数秒以内にこの状態が発生します。

QPS の上限を頻繁に超える場合は、Google Maps Platform サービスを効率的に使用できるようにアプリケーションを最適化し、使用量を減らすことをおすすめします。詳しくは、最適化ガイドをご覧ください。

アクセス数の多いサイトで Google Maps Platform サービスを使用できますか?

はい。ただし、利用する Google Maps Platform サービスの使用量上限を十分に確認することをおすすめします。

請求先アカウントをすでに作成している状態で 1 か月の使用量が 200 ドルの料金なし枠を超過した場合、請求先アカウントに有効なお支払い方法(クレジット カード、銀行振込など)が登録されていないと、有効なお支払い方法を追加するまで API が機能しなくなります。

使用量はどのように集計され、課金されますか?

毎日、その日の終わりに使用量が集計され、料金表に従って料金が決定されます。月末になると、請求先アカウントに登録したお支払い方法に合計使用料が請求されます。詳しくは、Google Maps Platform の料金をご覧ください。

Google Maps Platform の使用料を教えてください

各 API の料金は料金表をご覧ください。アプリケーションが生成するリクエストまたは地図の読み込みの量が、1 か月あたり $200 以内であれば、使用量は請求されません。無料クレジット(1 か月 200 ドル)を超える利用分については、お客様の請求先アカウントに課金されます。詳しくは、Google Maps Platform の料金に関するガイドをご覧ください。

他の通貨での支払いも可能ですか?

Google Cloud Platform Console では米ドル以外の通貨もご利用いただけます。別の通貨を選択すると、料金表に記載されている料金がご指定の通貨の額に換算されます。

支払い情報を設定しました。請求額を確認するにはどうすればよいですか?

毎月初頭に、お客様が指定したお支払い方法に前月の利用分が請求されます。請求について詳しくは、Google Maps Platform の料金に関するガイドをご覧ください。

関連ドキュメント:

使用量が予想外に増加して多額の料金が請求されないようにするには、どうすればよいですか?

Google Maps Platform には、1 日あたりのリクエスト数や課金額に上限を設ける機能が用意されています。使用量が予想以上に増加した場合に備え、1 日の使用量の上限を設定できます。さらに、予算アラートを設定すると、請求先アカウントへの課金が事前に設定したしきい値に達したとき、通知メールを受け取ることができます。

1 日あたりの使用量上限額を設定:

使用量が予想外に増加し、多額の使用料が請求されるのを防ぐため、1 日あたりの使用量上限を設定できます。Cloud Console でこの制限を変更する手順は次のとおりです。

  1. [API とサービス] ダッシュボードに移動します。
  2. 確認のメッセージが表示されたら、プロジェクトを選択します。
  3. リストから API を選択し、[割り当て] タブをクリックします。
  4. [1 日あたりのリクエスト数] の横にある編集アイコンをクリックします。

または、[IAM と管理] の [割り当て] ダッシュボードを使用し、複数の API の複数の割り当てを編集することもできます。

予算アラートの設定と管理:

予算アラートを設定すると、請求先アカウントへの課金額が設定したしきい値に達したとき、課金管理者にメール通知が送信されます。課金管理者にメール通知が送信されるのは、請求先アカウントへの推定課金額がしきい値の 50%、90%、100% を超えた場合です。

プロジェクトが「Google Maps Platform 移行アカウント」にリンクされているというメッセージを受け取りましたが、そのアカウントにアクセスできません。どうすればよいですか?

「Google Maps Platform 移行アカウント」は、Google の新しい料金プラン(従量課金制)に移行するお客様用に作成されました。この移行アカウントを通じて、Google はお客様に 1 回限りのクレジットを提供しています。このクレジットにより、お客様は、Google Maps Platform を最大 200 ドルまで料金なしの枠内でご利用いただけます。この上限を超えると、移行用の請求先アカウントが閉鎖され、サービスにアクセスできなくなります。サービスの中断を避けるために、お客様ご自身の請求先アカウントを設定することをおすすめします。その場合、毎月 200 ドルの、料金なし枠を引き続きご利用いただけます。プロジェクトの請求先アカウントを変更する手順は次のとおりです。

  1. 新しい請求先アカウントを作成します(すでに作成している場合は、この手順をスキップしてください)。
  2. 作成した請求先アカウントをプロジェクトに関連付けます。
リクエストの割り当てが 1 日 1 件に制限されているのはなぜですか?上限を引き上げるにはどうすればよいですか?

請求先アカウントを作成して、プロジェクトに関連付けていない場合、Maps Platform API のリクエストは 1 日 1 件に制限されます。割り当てを増やすには、請求先アカウントを作成し、プロジェクトに関連付ける必要があります。詳しくは、Google Maps Platform スタートガイドをご覧ください。

請求先アカウントを作成して、プロジェクトに関連付けると、1 日の割り当て上限が解除されます。Cloud Console では、予期しない料金の請求が発生するのを防ぐための上限を設定できます。

請求違反の通知を受け取りました。どうすれば解決できますか?

この通知は、複数の請求先アカウントを使用していると判断されたアカウントに送られます。このような行為は、Google Maps Platform 利用規約の第 3.2.4 項で定められている Google 利用規約の違反にあたります。この規約では、複数の請求先アカウントの作成が禁止されています。詳しくは、請求先アカウントの違反に関するよくある質問をご覧ください。

Google Maps Platform の使用

Google Maps Platform の各サービスで使用する必要があるキーまたは認証情報を教えてください

Google Maps Platform サービスを使用するたびに、リクエストを検証するための API キーを含める必要があります。Google Maps Platform は、Android アプリ、iOS アプリ、ウェブアプリ、HTTP ウェブサービスで使用できます。

API キー:

  • API キーは、Cloud Console を使用して生成する一意の識別子です。
  • キーを使用した API の読み込み例: &key=AIzaSyBjsINSH5x39Ks6c0_CoS1yr1Mb3cB3cVo

デジタル署名:

  • デジタル署名は、Google から提供された URL 署名シークレットを使用して生成します。デジタル署名は、Maps Static API と Street View Static API で使用されます。

制限:

  • API キーの制限は必須ではありませんが、セキュリティ強化のため、すべての API キーを制限することを強くおすすめします。詳しくは、API セキュリティのベスト プラクティスをご覧ください。
  • API キーにアプリケーションの制限を追加できます。制限されたキーは、その制限方法をサポートするプラットフォーム上でのみ機能します。アプリケーションの制限は 4 種類あります。同じ種類の制限を適用する API では、同じ制限付きのキーを使用できます。
  • API キーに API の制限を追加することもできます。詳しくは、API キーを取得、追加、制限するをご覧ください。

次の表は、Google Maps Platform の各 API または SDK で使用するキー / 認証情報およびアプリケーションの制限を示しています。

API / SDK 認証情報とアプリケーションの制限
Maps SDK for Android API キー、特定の Android アプリに制限1
Places SDK for Android API キー、特定の Android アプリに制限1
Maps SDK for iOS API キー、特定の iOS アプリに制限1
Places SDK for iOS API キー、特定の iOS アプリに制限1
Maps JavaScript API API キー、特定の HTTP リファラーに制限1
Maps Static API API キー、特定の HTTP リファラーに制限1 + デジタル署名2
Street View Static API API キー、特定の HTTP リファラーに制限1 + デジタル署名2
Maps Embed API API キー、特定の HTTP リファラーに制限1
Address Validation API API キー、特定の IP アドレスに制限1
Directions API API キー、特定の IP アドレスに制限1
Distance Matrix API API キー、特定の IP アドレスに制限1
Elevation API API キー、特定の IP アドレスに制限1
Geocoding API API キー、特定の IP アドレスに制限1
Geolocation API API キー、特定の IP アドレスに制限1
Places API API キー、特定の IP アドレスに制限1
Roads API API キー、特定の IP アドレスに制限1
Routes API API キー、特定の IP アドレスに制限1
Time Zone API API キー、特定の IP アドレスに制限1
1 API キーの制限は必須ではありませんが、セキュリティ強化のため、すべての API キーを制限することを強くおすすめします。
2 使用状況によっては、Maps Static APIStreet View Static API でデジタル署名が必要になる場合があります。使用状況にかかわらず、API キーとデジタル署名の両方を使用してリクエストを認証することを強くおすすめします。
API キーの制限方法を HTTP リファラーから IP アドレスに切り替えるには、どうすればよいですか?

重要: ウェブサービス API で、API キーに IP アドレス制限ではなくリファラー制限が設定されている場合、リクエストを実行すると、「この API を使用する場合は、API キーにリファラー制限をかけることはできません」という旨のエラー メッセージが返され、リクエストは失敗します。API キーの制限方法を IP アドレスに切り替える必要があります。

API キーの制限方法を HTTP リファラーから IP アドレスに切り替える前に、その API キーを使用するすべての API が IP アドレスによる制限をサポートしていることを確認してください。制限方法が同じであれば、複数の API で同じ制限付きキーを使用できます。複数の制限を適用する場合は、必要な制限方法ごとに API キーを追加します。新しい API キーを追加する方法をご確認ください。

詳しくは、Google Maps Platform サービスで使用する API キーの制限をご覧ください。

API キーの制限方法を HTTP リファラーから IP アドレスに切り替えるには、次の手順を実行します。

  1. Cloud Console の [認証情報] ページに移動します。
  2. 編集する API キーが含まれているプロジェクトを選択します。
  3. [認証情報] ページにある API キーのリストで、詳細を編集する API キーの名前を選択します。
  4. 表示されたページの [キーの制限] で、[IP アドレス(ウェブサーバー、cron ジョブなど)] を選択します。該当するサーバー IP アドレスを追加し、[保存] をクリックします。
新しい API キーを取得するにはどうすればよいですか?
Google Maps Platform スタートガイドをご覧ください。
Google Maps API の変更情報をバージョンごとに確認するには、どうすればよいですか?

多くの Maps API については、各バージョンの変更情報を以下のリンクでご確認いただけます。

また、下記のリンクからアクセスできる Google Maps Platform Issue Tracker では、特定のバグが発見および修正された Google Maps Platform のバージョンを確認することもできます。

https://issuetracker.google.com/bookmark-groups/76561

ページが読み込まれた後でそのページに API を非同期で読み込むには、どうすればよいですか?

API を読み込むときにコールバック パラメータを指定します。詳しくは、Maps JavaScript API ドキュメントのスタートガイドをご覧ください。サンプルコードも紹介されています。

Google Maps Platform のサービスを英語以外の言語で表示できますか?

デフォルトでは、ユーザーの所在地やブラウザの設定に基づいて、最も適切な言語が API によって読み込まれます。一部の API では、リクエストの実行時に言語を明示的に設定できます。言語の設定方法について詳しくは、各 API のドキュメントをご覧ください。

サポート対象の言語:

サポート対象の言語は頻繁に更新されます。このリストがすべての言語を網羅しているとは限りません。また、今後変更される可能性もあります。

言語コード 言語 言語コード 言語
af アフリカーンス語 ja 日本語
sq アルバニア語 kn カンナダ語
am アムハラ語 kk カザフ語
ar アラビア語 km クメール語
hy アルメニア語 ko 韓国語
az アゼルバイジャン語 ky キルギス語
eu バスク語 lo ラオ語
be ベラルーシ語 lv ラトビア語
bn ベンガル語 lt リトアニア語
bs ボスニア語 mk マケドニア語
bg ブルガリア語 ms マレー語
my ビルマ語 ml マラヤーラム語
ca カタルーニャ語 mr マラーティー語
zh 中国語 mn モンゴル語
zh-CN 中国語(簡体) ne ネパール語
zh-HK 中国語(香港) no ノルウェー語
zh-TW 中国語(繁体) pl ポーランド語
hr クロアチア語 pt ポルトガル語
cs チェコ語 pt-BR ポルトガル語(ブラジル)
da デンマーク語 pt-PT ポルトガル語(ポルトガル)
nl オランダ語 pa パンジャブ語
en 英語 ro ルーマニア語
en-AU 英語(オーストラリア) ru ロシア語
en-GB 英語(英国) sr セルビア語
et エストニア語 si シンハラ語
fa ペルシア語 sk スロバキア語
fi フィンランド語 sl スロベニア語
fil フィリピン語 es スペイン語
fr フランス語 es-419 スペイン語(ラテンアメリカ)
fr-CA フランス語(カナダ) sw スワヒリ語
gl ガリシア語 sv スウェーデン語
ka ジョージア語 ta タミル語
de ドイツ語 te テルグ語
el ギリシャ語 th タイ語
gu グジャラート語 tr トルコ
iw ヘブライ語 uk ウクライナ語
hi ヒンディー語 ur ウルドゥー語
hu ハンガリー語 uz ウズベク語
is アイスランド語 vi ベトナム語
id インドネシア語 zu ズールー語
it イタリア語

サポート対象の言語でマップがどのように表示されるかは、こらのサンプル アプリケーションでご覧いただけます。

SSL(HTTPS)経由で Google Maps Platform にアクセスできますか?

Maps JavaScript API、Maps Static API、ウェブサービス API は、セキュアな(HTTPS)接続を介してアクセスできます。SSL 経由で API にアクセスする方法については、該当する API のドキュメントをご覧ください。

Maps Static API は、HTTPS を使用するカスタム アイコン URL をサポートしていません。デフォルトのアイコンが表示されます。

Google Maps Platform のバグを報告したり新機能をリクエストしたりするには、どうすればよいですか?

バグと思われる動作を見つけた場合は、まず関連フォーラムにご報告ください。他のデベロッパーがそのバグを検証し、対象のコードに問題が含まれている可能性を排除できるようになります。

新しい機能を提案する場合も、まず関連フォーラムに投稿し、提案の要件を満たすソリューションがまだ存在しないことを確認してください。

新しいバグであると判断した場合、または Google Maps Platform サービスの既存の機能ではお客様の要件を満たせない場合は、Google Maps Platform Issue Tracker を使用して、バグまたは機能リクエストを報告してください。

バグまたは機能リクエストを Issue Tracker に追加する前に、該当するバグや機能がまだ追加されていないことを確認してください。すでに追加されている場合は、その投稿にスターを付けて登録し、更新通知を受け取ることができるようにします。

Google Maps Platform の API では、サイトの Cookie がどのように使用されますか?

Maps SDK for Android と Maps SDK for iOS は、Google のプライバシー ポリシーに従って、1 日あたりのアクティブ ユーザー数と 7 日間のアクティブ ユーザー数の算出、サービスの不正使用の防止などの Cookie を使用します。これらの Cookie は、ログイン中の Google アカウントに関連付けられることはなく、API 呼び出しによって収集される他の情報とともに記録されることもありません。

探している質問の回答が見つかりません。どこに問い合わせればよいですか?

Stack Overflow はプログラマー同士で質問や回答を投稿、編集できるサイトです。Google のデベロッパー リレーションズ チームも参加しています。Google マップ アプリケーションの開発やメンテナンスに関する技術的な質問を尋ねる場としておすすめです。Stack Overflow に質問を投稿する方法については、サポートページをご覧ください。

的確なサポートを得るため、以下の点にご注意ください。

  • 最近のディスカッションを検索します。他のユーザーが同様の問題を経験し、すでに解決している場合があります。
  • 可能であれば、自分のサイトへのリンクを投稿します。オンラインでコードが見づらい場合は、コード スニペットのみを投稿します。
  • ブラウザのバージョンやエラー情報など、問題の解決に役立つと思われる情報をすべて提供します。

エラーとトラブルシューティング

発生したエラーの意味を確認するにはどうすればよいですか?

Google Maps API の読み込み中または実行中にエラーが発生した場合、次のリンクでエラーコードの説明をご覧いただけます。

地図が通常より暗く表示されます。なぜでしょうか?

場合によっては、「for development purposes only」という透かし入りの低解像度地図や白黒反転のストリートビュー画像が表示されることがあります。通常、これは API キーまたは請求の設定に問題があることを示しています。Google Maps Platform サービスを使用するには、請求先アカウントを作成し、すべてのリクエストに有効な API キーを追加する必要があります。以下のフローに従って、この問題を解決してください。


エラーコード OVER_DAILY_LIMIT または OVER_QUERY_LIMIT の問題を解決するにはどうすればよいですか?
これらのエラーコードは、次のいずれかの理由で返されます。
  • リクエストに API キーが追加されていない
  • 指定されている API キーが無効
  • プロジェクトに請求先アカウントがリンクされていない
  • ご自身で設定した使用量の上限を超えている
  • 設定したお支払い方法が無効になっている(クレジット カードの期限切れなど)
  • 特定の API の QPS 上限を超えている

Google Maps Platform サービスを使用するには、請求先アカウントが必要です。また、すべてのリクエストに有効な API キーが含まれている必要があります。この問題を解決する方法は次のとおりです。

エラーコード kGMSPlacesRateLimitExceeded または 9005 PLACES_API_RATE_LIMIT_EXCEEDED の問題を解決するにはどうすればよいですか?
kGMSPlacesRateLimitExceeded または 9005 PLACES_API_RATE_LIMIT_EXCEEDED が返された場合、Places SDK for Android または Places SDK for iOS の非推奨バージョンを使用している可能性があります。https://goo.gle/places-sdk-deprecation で詳細および新しい SDK をご確認ください。
「This IP, site or mobile application is not authorized to use this API key.」というエラーが返されました。この問題を解決するにはどうすればよいですか?

このエラーは、さまざまなシナリオで発生する可能性があります。

  • API キーで IP アドレス(サーバー)制限を有効にしており、許可されていない IP アドレスがリクエストを試行している。
  • API キーで HTTP リファラー(ウェブサイト)制限を有効にしており、許可されていないリファラーがリクエストを試行している。
  • パッケージ名とフィンガープリントを設定して、API キーの使用を特定の Android アプリに制限しており、許可されていない Android アプリがリクエストを試行している。
  • バンドル ID を指定して、特定の iOS アプリからのリクエストを受け入れるように制限しており、許可されていない iOS アプリがリクエストの送信を試行している。
  • いずれかのウェブサービス API を使用しており、API キーの使用を特定の HTTP リファラーに制限していた。このような API に対するリクエストは、IP アドレスによる制限が設定された API キーで識別する必要があります。キーの制限方法を HTTP リファラーから IP アドレスに切り替えます。API キーの制限について詳しくは、API キーに関する推奨事項をご覧ください。

API キーの認証情報を表示および編集する

API キーを表示して制限を管理するには、次の手順を実行します。

  1. Cloud Console の [認証情報] ページに移動します。
  2. 確認する API キーが含まれているプロジェクトを選択します。
  3. 認証情報(API キーに設定された制限など)を表示するには、API キーのリストで、目的のキーの名前をクリックします。
  4. 選択した API キーのすべての認証情報が表示されます。API キーに設定された制限も確認できます。このページで、必要に応じて制限を変更、削除、更新できます。
「API keys with referer restrictions cannot be used with this API.」というエラーが返されました。この問題を解決するにはどうすればよいですか?

API キーが特定の HTTP リファラーに制限されたウェブサービス API を使用しています。セキュリティ上の理由により、ウェブサービス API では、特定の IP アドレスに制限された API キーを使用する必要があります。キーの制限方法を HTTP リファラーから IP アドレスに切り替えてください。すでに Maps JavaScript API でキーを使用している場合は、新しい API キーを作成します。

Google Maps Platform サービス

住所を緯度 / 経度の組み合わせに変換する必要があります。Google Maps Platform で変換できますか?

はい、できます。このプロセスは「ジオコーディング」と呼ばれています。Maps JavaScript API には、ジオコーディング サービスを実行するためのクラスが用意されています。それが google.maps.Geocoder クラスです。

また、Google では Geocoding API も提供しています。この API は、JSON 形式および XML 形式で応答可能な REST インターフェースを備えています。

ジオコーディングを使用できる国はどこですか?

現在、Google Maps Platform ジオコーダがサポートしている国を確認するには、Google Maps Platform のサポート状況をご覧ください。

ジオコードによる位置情報の精度は国によって異なるため、返された location_type フィールドに基づいて検討し、アプリケーションの目的を満たす結果が得られているかどうか判断してください。ジオコーディング データを利用できるかどうかは、データ プロバイダとの契約状況によって異なり、今後変更される可能性があります。

Google Maps Platform ジオコーダで提供される場所が Google マップと異なるのはなぜですか?

API ジオコーダと Google マップ ジオコーダでは、使用するデータセットが異なる場合があります(どのデータセットを使用するかは国によって異なります)。API ジオコーダは随時新しいデータで更新されるので、今後、結果の変化や向上が予想されます。

リクエストの成功数を最大化するには、ジオコーダ クエリをどのような形式にすればよいですか?

ジオコーダは、番地を地理的座標にマッピングするように設計されています。クエリの成功率を最大限に高めるため、ジオコーダのリクエストは次のガイドラインに沿った形式にすることをおすすめします。

  • 対象国の郵便業務で使用されている形式で住所を指定します。
  • 店名、組織名、階数、部屋番号など、対象国の郵便業務で定義されている住所に含まれないその他の要素は指定しないでください。ZERO_RESULTS が返される場合があります。
  • plus code を次のような形式にします(プラス記号は %2B に URL エスケープされ、スペースは %20 に URL エスケープされます)。
    • グローバル コードは、4 文字のエリアコードと 6 文字以上のローカルコードです(849VCW8+R9 は 849VCWC8%2BR9)。
    • 複合コード は、明示的な場所を含む 6 文字以上のローカルコードです(CWC8+R9 Mountain View, CA, USA は CWC8%2BR9%20Mountain%20View%20CA%20USA)。
  • 可能であれば、建物名ではなく、建物の番地を指定します。
  • 可能であれば、交差点ではなく、番地指定を使用します。
  • 周辺のランドマークなどの「ヒント」は指定しないでください。
米国の幹線道路の住所をジオコーディング用の形式にするには、どうすればよいですか?

Google Maps Platform では、米国の幹線道路を住所で指定する必要があります。次に例を示します。

  • 郡道: "Co Road NNN"(「NNN」は道路番号)。例: "Co Road 82"
  • 州道: "State NNN"(「State」は州の正式名、「NNN」は道路番号)。例: "California 82"
  • 米国の高速道路: "U.S. NNN"(「NNN」は高速道路番号)。例: "U.S. 101"
  • 米国の州間高速道路: "Interstate NNN"(「NNN」は州間高速道路番号)。例: "Interstate 280"
API ジオコーダ クラスと HTTP ジオコーディング サービスは、どのように使い分ければよいですか?

ジオコーディングの最適な使用方法をご覧ください。このドキュメントには、さまざまなジオコーディング方法の良い点と悪い点が詳しく記載されています。

Google Maps Platform で運転ルートを提示するにはどうすればよいですか?

Routes APICompute Routes サービス、または Directions API を使用すれば、単一区間または複数区間から成る運転ルートを提示できます。ルーティング オプションにより、移動手段の指定(例: 自動車)、単一ルートまたはルート群の提示、制限の設定(例: 有料道路不使用)が可能です。これらのサービスは、次の形態で利用できます。

  • HTTP リクエスト / レスポンス インターフェース: モバイルアプリやその他のアプリケーションで使用。Maps SDK for Android および他の Google マップ ウェブサービスに対応しています。
  • JavaScript API: クライアント側アプリケーションに対応。google.maps.DirectionsService クラスを使用して運転ルートを提供できます。DirectionsRenderer クラスでは、オーバーレイとルートパネルが自動的に作成されます。ドキュメントのその他の例もご覧ください。
  • Java、Python、go、Node.js のクライアント インターフェース: サーバー側アプリケーションで使用。同じ機能を提供します。クライアント ライブラリについて詳しくは、Directions API のクライアント ライブラリをご覧ください。
運転ルートを使用できる国を教えてください

現在、Google Maps Platform サービスの運転ルートを使用できる国を確認するには、Google Maps Platform のサポート状況をご覧ください。運転ルートのデータを利用できるかどうかは、データ プロバイダとの契約状況によって異なり、今後変更される可能性があります。

乗換案内を使用できる国はどこですか?

Directions APIDistance Matrix API は、日本を除くすべての国の Google 乗換案内パートナーをサポートしています。

Maps JavaScript API でサポートされている KML と GeoRSS の機能を教えてください

Maps JavaScript API の KmlLayer クラスを使用すると、KML / KMZ ファイルや GeoRSS ファイルを地図上にオーバーレイできます。こちらのドキュメントで、詳しい説明と使用例をご確認ください。

Maps JavaScript API の KmlLayer クラスを使用して KML を表示する場合、KML のサイズと複雑さに制限はありますか?

KmlLayer クラスを使用して KML を表示する際の制限(サイズと複雑さ)については、こちらのドキュメントをご覧ください。

イントラネット サイトでホストされている KML ファイルを地図上にレンダリングするには、どうすればよいですか?

Maps JavaScript API の KML オーバーレイを生成する KmlLayer クラスは、Google がホストするサービスを使用してレンダリング対象の KML ファイルを取得し、解析します。そのため、公開 URL でホストされていない KML ファイルや、アクセスに認証が必要な KML ファイルは表示できません。

イントラネット サイトでホストされている KML ファイルを使用してアプリケーションを開発する場合は、サードパーティの JavaScript ライブラリを使用し、その KML をクライアント側でレンダリングすることをおすすめします。KML ファイルはブラウザで解析されるため、KmlLayer クラスを使用する場合よりパフォーマンスが低下する可能性があります。

Maps Static API でサポートされているマーカーおよびパス頂点の最大数はいくつですか?

Maps Static API でサポートされているマーカーまたはパス頂点の数に制限はありません。カスタム アイコンを使用する場合、リクエスト 1 件につき最大 5 個のユニーク アイコンを指定できます。さらに、各アイコンをマップ内で複数回使用することもできます。

Maps Static API で使用する URL の最大長はおよそ 8,192 文字です。緯度 / 経度の組み合わせを指定する際に使用する小数点以下桁数に応じて、指定できるマーカー数やパス頂点の数が制限されます。小数点以下桁数と地上の位置精度の関係については、ウィキペディアの緯度 / 経度の 10 進表記についての記事(英語)をご覧ください。

一部の国で、Google Maps Platform サービスにアクセスできないのはなぜですか?

一部の地域では Maps API の使用が禁止されています。利用規約もご確認ください。

Google の基本地図に問題がある場合、どのように報告すればよいですか?
マップの情報が間違っている場合や、必要な情報が表示されない場合は、Google マップからフィードバックをお送りください。
  • 住所やマーカーの場所が間違っている
  • 道路名が間違っている
  • 一方通行や対面通行の情報が間違っている
  • 道路が誤って描かれている
  • 道路が通行止めになっている
  • 道路が存在しない

修正が必要な場所情報やビジネス リスティングを見つけた場合は、編集を提案してください。

法的な理由によりマップ コンテンツの削除が必要な場合は、法律関連の申し立てを送信してください。

リクエストの内容が重大な場合や、時間的制約がある場合は、必要な修正を具体的に記載したサポートケースを提出してください。

Maps JavaScript API で使用されているサービスのパフォーマンスはどのようにモニタリングされますか?

クライアント側の一部機能は、SLO(サービスレベル目標)を計算する目的で、成功したのかどうかを報告するために実装されています。 この情報は、SLO 情報をログに記録する呼び出しでは、maps.googleapis.com/maps_api_js_slo/log で Google に送信されます。 この情報に含まれるのは、成功ステータス、レイテンシ、使用中の Maps JavaScript API のバージョンおよびチャネルなどです。 パフォーマンス向上のために、呼び出しがバッチ処理されることがあります。 これらの呼び出しがブラウザ単位でブロックされないようにするため、コンテンツ セキュリティ ポリシーmaps.googleapis.com を許可する必要がある場合があります。 たとえば、HTTP ヘッダーで Content-Security-Policy: default-src 'self' maps.googleapis.com; を指定し、または HTML メタタグで <meta http-equiv="Content-Security-Policy" content="default-src 'self' maps.googleapis.com;"> を指定します。

Maps JavaScript API

読み込んだ Maps JavaScript API はいつまで機能しますか?

Maps JavaScript API を読み込むページは、少なくとも 5 日に 1 回は読み込み直す必要があります。

Google Maps SDK for iOS

kGMSPlacesRateLimitExceeded エラーが返されました。この問題を解決するにはどうすればよいですか?
このエラーが返された場合、Places SDK for iOS の非推奨バージョンを使用している可能性があります。Places SDK for iOS のバージョン 2.7.0 は提供が終了し、ご利用いただけなくなりました。できるだけ早急に、最新バージョンを使用するようアプリを更新してください。詳しくは、移行ガイドをご覧ください。
iOS 8.x デバイスでデバッグするとクラッシュします。どうすればよいですか?

iOS 8.x 搭載のデバイスでデバッグしている最中に問題が発生した場合は、次の手順に従い、実行している XCode スキームで GPU フレーム キャプチャを無効にします。

  1. XCode で、[Product]、[Scheme]、[Manage Schemes] の順に選択します。
  2. スキームを選択し、[Edit] を選択します。
  3. [GPU Frame Capture] を [Disabled] に設定します。デバイスによっては、この設定項目が表示されない場合もあります。
丸みのある画面や幅の広い画面は、Google Maps iOS SDK にどのような影響を与えますか?

iPhone X 以降の iPhone には、四隅に丸みを持たせた画面形状が採用されています。また、デバイス上部のノッチに各種センサーが配置され、画面下部には、ホーム画面を表示するためのインジケーターがあります。iOS 11.0 SDK からセーフエリア API が追加され、新しい画面形状に合わせて適切な領域に要素を配置できるようになりました。

Google Maps iOS SDK には、屋内フロア選択ツールや問題報告リンクなど、さまざまな視覚要素とコントロールがあります。バージョン 2.4 では、新しい形状の画面に表示したとき、これらの視覚要素やコントロールがクリップされる場合がありました。たとえば、横向きモードで使用すると、ノッチまたはホームボタン インジケーターにより、フロア選択ツールの一部が見えなくなる可能性があります。

Google Maps iOS SDK 2.5 リリースでは、これらのレイアウトの問題が自動的に修正されます。アプリが iPhone X 以降で実行されたときは、視覚要素がクリップされないようにするため、GMSMapViewGMSPanoramaView にパディングが追加されます。

デフォルトでは、常にパディングが追加されます。Google Maps iOS SDK では、このパディングはセーフエリア内に適用されます。すべての要素をセーフエリア内に配置することを想定してインターフェースを設計する場合は、何もする必要がありません。

デフォルトの調整ではインターフェースを適切に表示できない場合に備え、GMSMapView に新しい paddingAdjustmentBehavior プロパティが導入されました。GMSMapView のこのプロパティでは、3 つのパディング調整動作(「Always」(デフォルト値)、「Automatic」、「Never」)のいずれかを選択できます。

GMSMapView のパディング動作を「Always」に設定した場合、セーフエリア インセットが常にパディングに追加されます。これにより、すべての要素をセーフエリアの端から配置することを前提としてインターフェースを設計できます。これがデフォルト値です。

GMSMapView のパディング動作を「Automatic」に設定した場合、パディング値またはセーフエリア インセット(より大きい方)が選択されます。これにより、画面の端からパディングを追加しつつ、すべての要素をセーフエリア内に確実に配置できます。

GMSMapView のパディング動作を「Never」に設定した場合、セーフエリア インセットがパディングに追加されません。これは、リリース 2.5 より前の動作ですが、すでにセーフエリアを考慮してパディングを設定している場合や、他のパディング動作ではインターフェースが適切に表示されない場合に役立ちます。Google Maps Platform 利用規約に定められているとおり、お客様の責任において、Google のロゴと著作権に関する通知を必ず表示してください。

一方、GMSPanoramaView にはオプションのパディング プロパティがありません。パディングを調整しなくても、すべての視覚要素がセーフエリア内に表示されるよう、必要なパディングが常に自動的に追加されます。

Google Maps SDK for Android

9005 PLACES_API_RATE_LIMIT_EXCEEDED エラーが返されました。この問題を解決するにはどうすればよいですか?
このエラーが返された場合、Places SDK for Android の非推奨バージョンを使用している可能性があります。Places SDK for Android の Google Play 開発者サービス バージョンは提供が終了し、ご利用いただけなくなりました。できるだけ早急に、最新バージョンを使用するようアプリを更新してください。詳しくは移行ガイドをご覧ください。
アプリに地図ではなく空白のグレーのタイルのみ表示されます。解決方法を教えてください。

地図の代わりに空白のグレーのタイルが表示される一般的な理由は、認証の問題です。こうした問題のトラブルシューティングを行うには、adb logcat を使って、以下の手順を行います。

  1. adb がインストールされていることを確認します。インストール済みでない場合は、こちらのガイドをご覧ください。
  2. 問題の現象を示すアプリをデバイスまたは Android Emulator にインストールします。Android Emulator を使用する場合は、エミュレータの設定に Play ストアが含まれていることを確認します。
  3. Android Studio ターミナルで adb logcat -e "Google Maps Android API" を実行します。 これにより、ログメッセージが「Google Maps Android API」と一致している行のみが出力されます(必要に応じて、「> logcat.txt」を追加してログをテキスト ファイルに出力することもできます)。
  4. デバイスで問題を再現し、次のような一般的なエラーが発生していないかを確認します。
    • 誤ったまたは意図しない API キーがマニフェストで参照されている。
    • プロジェクトで課金が有効になっていない。
    • プロジェクト API で SDK が有効になっていない。
    • 誤った SHA1 フィンガープリントが API キーの制限に追加されている。
    • Google Play 開発者サービスの依存関係 build.gradle ファイルに含まれていない。

URL 署名

JavaScript を使用して URL に署名できますか?

URL 署名シークレットがエンドユーザーに知られてしまうため、JavaScript を使用して URL に署名しないでください。必ず、サーバー側のコンポーネントで署名を生成してください。

Maps API ウェブサービスをリクエストしたとき、「HTTP 403 Forbidden」レスポンスが返されるのはなぜですか?

HTTP 403 レスポンスは、リクエストの署名を確認できないなど、アクセス許可に関する問題が発生したことを示します。これには、以下のような理由が考えられます。

  1. 署名は指定されているが、このリクエストに必要な署名ではない。
  2. リクエストで、Google Maps Platform プレミアム プランの API キーは指定しているが、署名を指定していない。サービスを呼び出すときは、API キーと有効な署名を使用してリクエストを作成する必要があります。
  3. 署名は指定されているが、それに関連する Google Maps Platform プレミアム プランの API キーが指定されていない。