ここでは、複雑な要素のスタイル設定の例を紹介します。
緑色の枠線付きの黄色い道路
基本スタイルとして、薄い黄色の塗りつぶしと濃い緑色の枠線が表示されるように、すべての道路をカスタマイズします。
[地図上の対象物] で、[道路網] を選択します。
[道路網] ペインの [ポリライン] で、[塗りつぶしの色] の下にあるボックスを選択します。
薄い黄色（16 進数コード #eeeec8 など）を選択します。
[ストロークの色] の下にあるボックスを選択し、濃い緑色（16 進数コード #155304 など）を選択します。
[ストロークの太さ] を 3 ピクセルに設定します。
ズームインやズームアウトを行うと、道路が表示されたり非表示になったりするのに合わせ、さまざまな道路でこのスタイルが表示されます。道路が小さすぎて枠線を表示できない場合は、明るい黄色のみで表示されます。
ズームレベルに応じた水域の色の変更
要素のスタイル設定の中には、建物の 3D 表示やスポットなど、特定のズームレベルでしか表示されないものがあります。ここでは、最大（z0）までズームアウトすると水域が濃い青色で表示され、州や都道府県のレベル（ノートパソコンではズームレベル 6）にズームインすると中程度の青色で、最小（z19）までズームインすると濃い青色の枠線付きの淡い青色で表示されるスタイルを追加します。
[地図上の対象物] で、[水域] を選択します。
[水域] ペインの [ポリライン] で、[塗りつぶしの色] の下にあるボックスを選択し、濃い青色を選択します。
[塗りつぶしの色] の右側にあるズームのひし形アイコンを選択し、ズームレベルに応じたスタイル設定のペインを開きます。
ズームレベル 6 を選択し、中程度の青色を選択します。
ズームレベル 19 を選択し、水域の色を明るい青色に変更します。
ストロークの色を設定している場合でも、小川や細い水路などでは最大までズームインしても水域の塗りつぶしの色しか表示されません。大きな池や湖などの水域では、ストロークと塗りつぶしの色の違いを見分けることができます。