イベントの概要と利用資格

イベントの統合には、次のポリシーが適用されます。

Google イベントを使用すると、対象となるパートナーは Google 所有のサーフェスにイベントのリスティングを表示できます。ユーザーは Google でイベントを見つけ、チケット購入オプションを比較し、パートナーのウェブサイトでチケット購入を完了します。

条件

パートナー様の利用条件

イベント統合でサポートされているチケット販売パートナーの種類を以下に示します。新しいイベントカテゴリとパートナーを審査する際、Google は必要に応じてパートナーを追加または除外する権限を有します。

  • 一次販売者: イベントのチケットを最初に販売するイベントのオーナー、主催者、会場運営者。または契約上の合意を得たうえでイベントのオーナーなどの代理人としてチケットの販売権限を与えられているチケット販売業者。いずれの場合も、販売するチケットは未販売、未割り当てのものでなければなりません。
  • チケット再販業者: すでに一次流通市場で割り当てや販売が行われたチケットを再販する業者。再販チケットの価格(額面とは異なる場合あり)とチケットに適用されるその他の税金、サービス料、手数料などは、再販業者や再販市場によって決定されます。
  • イベント関連団体: 代理業者にチケット販売を委託しているアーティスト、ツアー、チーム、リーグ、会場運営者などのイベントや団体。
  • チケット情報集約サイト: 販売者のサイトからチケット価格の情報を集約しているが、そのサイト自体はチケットを販売していないサイト。

利用できるイベント

イベントのリスティングを Google イベント予約モジュールに含めるには、イベントが次の条件を満たしている必要があります。

  • Google マップのデータベースとマッチングできる住所を持つ物理的な所在地を会場で開催するイベント。

  • 指定する action_link は、ユーザーがイベント情報と、イベント予約モジュールで選択したチケット販売オプションを確認できるランディング ページを参照する必要があります。

  • イベントは、既存の Google ポリシー(危険な商品やサービスに関するガイドライン不適切なコンテンツに関するポリシーなど)に準拠している必要があります(注: これらのポリシーは、広告以外のリスティングと広告リスティングの両方に適用されます)。たとえば、爆発物、銃、武器、危険ドラッグ、タバコに関連するイベントや、憎悪、偏見、差別、暴力を助長するイベントは禁止されています。

  • 選挙や政治的イベントに関連するリスティングは許可されません。政治に関するコンテンツについては、Google 広告ポリシーもご確認ください。

  • 現時点では、現実世界の要素を含まないバーチャル体験はサポートされていません。イベントは現実の場所で開催されるものでなければなりません。対象となるイベントには、ビジネスが標準的な運営に加えて独自の体験を提供しているイベントが含まれます。イベントと見なされない例を次に示します。

    • 標準的な営業情報の宣伝(メインまたはサブの営業時間の公開など)
    • 通常の在庫のセールや割引のみを宣伝している(例: 追加のリアルイベント コンポーネントのない「新年」セール)
    • イベント以外の商品やサービス(交通機関や駐車場サービスなど)の宣伝
  • イベントは誰でも予約できるようにしなければならない。チケットの購入またはイベントの参加の前に、会員登録や招待が必要なイベントは、イベント統合の対象外です。

  • 主な参加者や観客が未成年であり、学校の敷地内で開催される見学型イベントは、イベント統合の対象外です。例: 学校の敷地内で開催される学生行事

ポリシーの適用

イベントに関するポリシーは、自動チェックと評価担当者による手動チェックを併用して適用されます。違反の重大さに応じて、違反措置は、モジュールでのリスティング表示を禁止する措置から、イベント予約モジュールでパートナーのアカウントを停止する措置まで多岐にわたります。

ご利用方法

イベントの統合を開始する前に、次の手順を完了します。

  • プラットフォーム ポリシー統合ポリシーのドキュメントを確認します。

  • イベントの要件と統合手順を遵守できることを確認します。イベント予約モジュールで公開するプロセスの概要を図 1 に示します。

図 1: イベントの統合の大まかな手順
図 1: イベントの統合の大まかな手順

データのアップロード頻度は、データの内容が変更される頻度と変更量に基づいて決定する必要があります。イベントとの統合では、新しいバージョンのデータを 1 日に 1 回アップロードする必要がありますが、フィードのサイズとコンテンツの変更頻度に応じて、より頻繁にアップロードすることもできます。