ファクト チェック

他者の主張を審査するウェブページがある場合は、そのウェブページに ClaimReview 構造化データを追加できます。ClaimReview 構造化データを使用すると、該当する主張の Google 検索結果に自分のページが表示されたときに、Google 検索結果にファクト チェックの概要版を表示できます。

このガイドでは、ClaimReview 構造化データの実装方法について詳しく説明します。手動で構造化データを追加したくない場合は、ファクト チェック マークアップ ツールを使用できます。詳細については、ファクト チェック マークアップ ツールをご覧ください。

「地球は平らである」という主張を評価するページがあるとします。このページに ClaimReview 要素がある場合、「地球は平らである」の検索は Google 検索結果に次のように表示されます(実際の表示デザインは異なる可能性があります)。

ページに関連付けられている 1 つの主張の審査

次は、このファクト チェックをホストするページに設定した構造化データの例です。

ガイドライン

すべての構造化データ マークアップに適用される一般的なポリシーのほか、ファクト チェックには次のガイドラインが適用されます。

  • ファクト チェックの検索結果の対象となるには、サイト内に ClaimReview 構造化データでマークされたページが複数あることが必要です。
  • ニュース記事に関連付けられたファクト チェックは、ニュースの検索結果と統合された検索結果ビューのいずれかに表示できます。その他のファクト チェックは、統合された検索結果ビューにのみ表示できます。
  • ニュースに関する主張のファクト チェックは、ファクト チェックに関するニュース提供元の基準を満たしている必要があります。
  • ファクト チェックは常に表示されるとは限りません。Google 検索結果にファクト チェックの要素を表示するかどうかはプログラムの判断となります。ファクト チェックの要素はプログラムによるサイトのランキングをもとに評価されます。サイトの評価プロセスはページ ランキングと同じです。サイトのランキングが十分に高ければ、ページと合わせてファクト チェックの要素が検索結果に表示されます。このプロセス全体はプログラムで実施されます。手動での操作が介入するのは、ユーザーからファクト チェックに関する Google ニュース提供元の基準に違反しているという申し立てがあった場合、構造化データの一般的なガイドラインに違反しているという申し立てがあった場合、またはサイトが(ニュースサイトかどうかにかかわらず)Google ニュースの一般的なガイドラインに明記されているアカウンタビリティと透明性の基準、または正確な情報を伝えているかどうかの基準を満たしていない場合です。
  • 同じページで、複数の ClaimReview 要素をホストできます(主張ごとに 1 つの要素)。
  • そのページで同じファクトを審査する担当者が複数いる場合は、担当者の解析ごとに別々の ClaimReview 要素を追加できます。詳細については、1 ページで複数のファクト チェックをホストする場合をご覧ください。
  • ClaimReview 要素をホストするページには、少なくともファクト チェックと評価の簡単な要約を含める必要があります(全文を含めない場合)。
  • 特定の ClaimReview を追加できるのは、サイト上の 1 ページのみです。同じファクト チェックを複数のページに繰り返し追加しないでください。ただし、同じページのバリエーションである場合は追加可能です(たとえば、あるページのモバイル版とパソコン版には同じ ClaimReview を追加できます)。
  • ファクトチェック記事を集めたウェブサイトの場合は、すべての記事が上記の基準を満たすこと、ファクトチェックを集めた全ウェブサイトの公開リストを指定することが必要です。

1 ページで複数のファクト チェックをホストする場合

1 ページ上にある複数の ClaimReview 要素が同じ主張に関連している必要はありませんが、主張はすべてそのページのメイントピックに関連している必要があります。ほとんどのサイトでは、次のいずれかの方法で 1 ページに複数のファクト チェックを実装しています。

  • 複数のファクト チェックの要約を含む要約ページを作成し、それぞれのファクト チェックに独自の ClaimReview 要素を割り当てます。各ファクト チェックの全文版はそのファクト チェック独自のページに掲載します。要約ページの各 ClaimReview 要素は、要約ページではなく、全文版のページを参照します。
  • または
  • 複数の審査の全文を含む 1 つのページを作成し、それぞれの審査に HTML アンカーを割り当てます。各 ClaimReview 要素は対応する summary_page.html#anchor を参照します。

同じページで複数の ClaimReview 要素をホストする場合、すべての項目が次のようなカルーセル形式で Google 検索結果に表示される場合があります。モバイル デバイスでのみ、カルーセル形式で表示されます。次に例を示します。

同じページに関連付けられている複数の主張のギャラリー

構造化データタイプの定義

ファクト チェックを実装するには、次の構造化データタイプが必要です。

コンテンツがリッチリザルトとして表示されるようにするには、必須プロパティが必要です。また、推奨プロパティを使用することでコンテンツに関する詳細情報を追加でき、ユーザー エクスペリエンスの向上につながります。

ClaimReview に関して実装に関心がある、または問題を抱えている場合は、連絡先情報をお送りください。担当チームからご連絡差し上げます。

ClaimReview

ClaimReview の定義の全文は schema.org/ClaimReview でご確認いただけます。

必須プロパティ
claimReviewed

Text

評価された主張の簡単な要約。モバイル デバイスに表示される際に折り返しを最小限に抑えるため、半角 75 文字(全角 37 文字)未満になるようにしてください。

reviewRating

Rating

主張の評価。このオブジェクトでは数値とテキストの両方の評価がサポートされます。現時点では、検索結果に表示される値はテキスト値のみです。

複数のファクトチェック プロジェクトで評価スキームが異なると、特に中間値に関して若干の違いが生じる場合があります。評価スキームを文書化して、数値評価の意味を明確にすることが重要です。最低でも、数値スコアを扱うすべてのファクト チェックで数値とテキストの評価が一致するシステムを作成するようにしてください。

  • 1 = 「誤り」
  • 2 = 「概ね誤り」
  • 3 = 「半分は真実」
  • 4 = 「概ね真実」
  • 5 = 「真実」

詳細については、Rating を参照してください。

url

URL

ファクト チェックの記事全文をホストするページへのリンク。そのページに複数の ClaimReview 要素がある場合は、ファクト チェックに HTML アンカーを割り当て、このプロパティがそのアンカーを参照するようにします。例: http://example.com/longreview.html または http://example.com/summarypage.html#fact1

この URL のドメインの値は、この ClaimReview 要素をホストするページと同じドメインであるか、そのサブドメインである必要があります。リダイレクトや短縮 URL(g.co/searchconsole など)は解決されないため、ここでは機能しません。

推奨プロパティ
author

Organization

ファクト チェック記事の公開元(主張の公開元ではありません)。author には組織または担当者を指定する必要があります。author に対して少なくとも次のいずれかのプロパティを指定します。

name Text

ファクト チェックを公開する組織の名前。

url

URL

ファクト チェックの公開元の URL。ホームページ、連絡先ページなど、適切なページを指定できます。

datePublished

DateTime

ファクト チェックが公開された日。

itemReviewed

Claim

行われた主張を表すオブジェクト。詳細については、 Claim をご覧ください。

Claim

Claim の定義の全文は schema.org/Claim でご確認いただけます。

推奨プロパティ
appearance

URL または CreativeWork

この主張が表示される CreativeWork へのリンク、またはインラインの説明。

author

Organization または Person

主張者(ファクト チェックの実施者ではありません)。主張者がいない場合は、author プロパティを含めないでください。author を追加する場合は、以下のプロパティを定義してください。

nameText(必須)

主張の公開元。公開元は個人または組織です。

sameAs URL(推奨)

当事者が個人組織かにかかわらず、主張元の当事者を示します。複数の公開元が同じ主張について報告する場合は、appearance プロパティを繰り返し使用することが可能です。複数の当事者が本質的に同じ主張を行っているときは、author プロパティを繰り返し使用することが可能です。

次の URL のいずれかを使用します。

  • 主張を行っている組織のホームページ。
  • 個人または組織の Wikipedia または Wikidata エントリなど、主張を行っている当事者に関する情報を提供する明確な URL。
datePublished

DateTime

主張を行った日付または主張が一般の話題になった日付(たとえば、ソーシャル ネットワークで話題になった日付など)。

firstAppearance

URL または CreativeWork

この主張が最初に行われた CreativeWork へのリンク、またはインラインの説明。

Rating

Rating の定義の全文は schema.org/Rating でご確認いただけます。

必須プロパティ
alternateName

Text

ClaimReview.reviewRating に割り当てる真実度の評価を、短い語句のテキストで読みやすいように示します。この値が検索結果内のファクト チェックに表示されます。例: 「真実」、「概ね真実」。

長文を使用する場合は、文の末尾がディスプレイに合わせて切り捨てられる場合に備え、文の先頭で評価の意味を示すようにします。例: 「細部は概ね真実だが、主張全体では若干誤解を招く」

推奨プロパティ
bestRating

Number

数値による評価で、最低から最高までの範囲で選択可能な最大値。worstRating より大きい必要があります。数値として評価できる必要があります。: 4

name

Text

alternateName と同じで、alternateName が指定されていないときに使用されます。ただし、name より alternateName を使用することをおすすめします。

ratingValue

Number

この主張の数値による評価で、worstRatingbestRating の範囲。整数値が推奨されますが、必須ではありません。この数値が bestRating に近いほど真実度が高く、worstRating に近いほど誤りである可能性が高くなります。数値による評価は、数値として評価できる必要があります。: 4

worstRating

Number

数値による評価で、最低から最高までの範囲で選択可能な最小値。bestRating より小さい必要があります。数値として評価できる必要があります。最小値は 1 である必要があります。: 1

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