ロゴ(Organization)の構造化データ

Google 検索の検索結果や Google ナレッジパネルで組織のロゴとして使用する画像を指定します。Google 検索では、ユースケースの例でマークアップを使用して画像を認識し、組織のロゴとして使用します。これにより、可能な際は企業の画像が検索結果に表示されます。このようなマークアップは、Google 検索アルゴリズムにとって、指定された画像をナレッジパネルに表示するためのわかりやすい目印となります。

Google 検索結果のロゴ

構造化データを追加する方法

構造化データは、ページに関する情報を提供し、ページ コンテンツを分類するための標準化されたデータ形式です。構造化データを初めて使用する場合は、構造化データの仕組みについてをご覧ください。

構造化データの作成、テスト、リリースの概要は次のとおりです。ウェブページに構造化データを追加するための手順ガイドについては、構造化データの Codelab をご覧ください。

  1. 必須プロパティを追加します。使用している形式に基づいて、ページ上の構造化データを挿入する場所をご確認ください。
  2. ガイドラインに従います。
  3. リッチリザルト テストでコードを検証し、重大なエラーを修正します。ツールで報告される重大ではない問題の修正も検討してください。構造化データの品質向上に役立ちます(ただし、リッチリザルトの対象となるために必ずしも必要というわけではありません)。
  4. 構造化データが含まれているページを数ページ導入し、URL 検査ツールを使用して、Google でページがどのように表示されるかをテストします。Google がページにアクセスでき、robots.txt ファイル、noindex タグ、ログイン要件によってページがブロックされていないことを確認します。ページが正常に表示されたら、Google に URL の再クロールを依頼できます。
  5. 今後の変更について Google に継続して情報を提供するために、サイトマップを送信することをおすすめします。これは、Search Console Sitemap API で自動化できます。

JSON-LD でロゴを記述する例を示します。


<html>
  <head>
    <title>About Us</title>
    <script type="application/ld+json">
    {
      "@context": "https://schema.org",
      "@type": "Organization",
      "url": "https://www.example.com",
      "logo": "https://www.example.com/images/logo.png"
    }
    </script>
  </head>
  <body>
  </body>
</html>

ガイドライン

リッチリザルトとして表示されるようにするには、下記のガイドラインを遵守する必要があります。

技術に関するガイドライン

このマークアップは任意のページに配置できますが、ホームページに配置することが理にかなっています。すべてのページにタグを配置する必要はありません。

構造化データタイプの定義

ロゴの使用について、Google 検索では Organization の以下のプロパティが認識されます。コンテンツがリッチリザルトとして表示されるようにするには、必須プロパティを含める必要があります。

必須プロパティ
logo

URL または ImageObject

組織を表すロゴ。

画像に関するその他のガイドライン:

  • 画像は 112x112 ピクセル以上にする必要があります。
  • 画像の URL は、クロールとインデックス登録に対応できる必要があります。
  • 画像ファイル形式は Google 画像検索でサポートされている必要があります。
  • 純粋な白の背景上で、意図したとおりに画像が表示されることを確認します(たとえば、ロゴが白または灰色である場合、白の背景上だと意図どおりの表示にならないことがあります)。

ImageObject 型を使用する場合は、URL 型と同じガイドラインを遵守した有効な contentUrl プロパティまたは url プロパティがあることを確認してください。

url

URL

ロゴに関連付けられた Organization のウェブサイトの URL。この URL は、Organization を一意に識別するのに役立ちます。

トラブルシューティング

構造化データの実装またはデバッグで問題が発生した場合は、以下のリソースが参考になります。