リバース ジオコーディング

リバース ジオコーディングとは、ある場所の地理座標を人が判読できる住所に変換することです。Maps SDK for iOS には GMSGeocoder クラスと呼ばれるクラスが含まれています。このクラスには、変換に使用できる reverseGeocodeCoordinate メンバー関数が含まれています。このメソッドは、CLLocationCoordinate2D オブジェクトのインスタンスで位置座標を取得し、GMSAddress クラスのインスタンスで人間が判読できる住所を返します。

言語設定の影響

ジオコーダは、人が判読できる住所を提供するように最適化されています。そのために、ローカル言語で番地をユーザーが判読できるテキストに変換して返します（必要な場合）。その他の住所はすべて優先言語で返されます。

  • 住所コンポーネントは、最初のコンポーネントから選択された同じ言語で返されます。

  • 優先言語で名前を取得できない場合、ジオコーダは最も近い言語を使用します。

住所コンポーネントに関する保証

Google は住所コンポーネントに関する保証を一切行いません。住所構造は、国ごとに、さらには国内でさえも変更されます。

  • 住所コンポーネントには、住所に関連する情報のみが含まれることが想定されます。

  • 特に、locality は常に存在するとは限らず、常に city を表すとも限りません。

住所コンポーネントの実際の動作については、Place Autocomplete 住所フォームをご覧ください。

結果の並べ替え

結果は距離順に表示されるわけではありません。また、順序は変更される可能性があります。

  • 特定の順序は保証されません。

  • 最初の結果がどうなるかは保証されません。

リバース ジオコーディングは推定値です

ジオコーダは、特定の許容範囲内で最も近い、住所を特定できる場所を探します。

一致が見つからない場合、ジオコーダは結果を返しません。

詳しくは、住所のジオコーディングに関するベスト プラクティスとジオコーディングに関するよくある質問をご覧ください。