はじめに

Google Apps Script API を使用すると、Apps Script プロジェクトの作成、変更、デプロイをプログラムで行うことができます。これらの操作は、通常は Apps Script エディタで行う必要があります。アプリは API を使用して、スクリプト プロジェクトの管理、新しいスクリプト バージョンの作成とデプロイ、スクリプト実行のモニタリングを行うことができます。

また、Apps Script API は Apps Script Execution API を置き換え、拡張します。Apps Script API を使用すると、Execution API と同様に、Apps Script 関数をリモートで実行できます。

API の概要

Apps Script API は複数のリソースに分割されており、それぞれに特定の目的と実行できるリクエストのセットがあります。これらのリソースは次のとおりです。

  • projects - スクリプト プロジェクトの表現。API には、プロジェクトの作成、読み取り、モニタリング、変更を行うメソッドが用意されています。
  • projects.deployments - スクリプト デプロイの表現。この API には、スクリプト プロジェクトのデプロイを作成、一覧表示、更新、削除するためのメソッドが用意されています。
  • projects.versions — スクリプト プロジェクトのバージョンの表現。この API には、プロジェクト バージョンを作成して読み取るメソッドが用意されています。
  • processes - スクリプト関数の実行を表します。この API は、既存のプロセスを一覧表示し、タイプや現在のステータスなどの情報を収集するメソッドを提供します。
  • scripts - Apps Script 関数をリモートで実行するメソッドを提供するエンドポイント。