ターゲット設定

このガイドでは、ターゲット設定情報を広告リクエストに設定する方法を説明します。

広告のターゲット設定の動作を確認するには、Android API デモアプリをダウンロードしてください。

API デモをダウンロードする

前提条件

RequestConfiguration

RequestConfiguration は、MobileAds 静的メソッドを介してグローバルに適用されるターゲット情報を収集するオブジェクトです。これは、Google Mobile Ads SDK 18.0.0 の以降のバージョンで利用可能です。

リクエスト構成を更新するには、ビルダーを使用してリクエストを作成し、次のように設定します。

Java

RequestConfiguration requestConfiguration = new RequestConfiguration.Builder().build();
MobileAds.setRequestConfiguration(requestConfiguration);

Kotlin

var requestConfiguration = RequestConfiguration.Builder().build()
MobileAds.setRequestConfiguration(requestConfiguration)

子供向けの設定

児童オンライン プライバシー保護法(COPPA)に基づき、「子供向け取り扱い」という設定が用意されています。このタグを設定することによって、この通知が正確であり、アプリの所有者としての代理権限があることが保証されます。子供向けの設定を不正に使用した場合、Google アカウントが削除されることがあります。

アプリ デベロッパーは、広告リクエストに対して配信されるコンテンツを子供向けとして扱うかどうかを Google に指定できます。コンテンツを子供向けとして扱うように Google に指定した場合、その広告リクエストでは IBA とリマーケティング広告が無効になります。この設定は、RequestConfiguration.Builder.setTagForChildDirectedTreatment(int) により、Google Play 開発者サービス SDK のすべてのバージョンで使用できます。

  • setTagForChildDirectedTreatmentTAG_FOR_CHILD_DIRECTED_TREATMENT_TRUE に設定して呼び出すと、コンテンツが COPPA における子供向けであることを提示できます。
  • setTagForChildDirectedTreatmentTAG_FOR_CHILD_DIRECTED_TREATMENT_FALSE に設定して呼び出すと、コンテンツが COPPA における子供向けでないことを提示できます。
  • COPPA に関してコンテンツをどのように扱うかを広告リクエストで指定しない場合は、setTagForChildDirectedTreatment を呼び出さないか、setTagForChildDirectedTreatmentTAG_FOR_CHILD_DIRECTED_TREATMENT_UNSPECIFIED に設定して呼び出します。

次の例では、コンテンツが COPPA における子供向けであることを提示できます。

Java

RequestConfiguration requestConfiguration = new RequestConfiguration.Builder()
        .setTagForChildDirectedTreatment(TAG_FOR_CHILD_DIRECTED_TREATMENT_TRUE)
        .build();

Kotlin

var requestConfiguration = RequestConfiguration.Builder()
        .setTagForChildDirectedTreatment(TAG_FOR_CHILD_DIRECTED_TREATMENT_TRUE)
        .build()

欧州経済領域(EEA)の同意年齢に満たないユーザーについては、その広告リクエストにマークを付けることで適切な取り扱いを受けることができます。この機能は、一般データ保護規則(GDPR)の準拠に向けた対応をサポートするためのものです。なお、GDPR の下では他の法的義務が課せられる場合もありますので、欧州連合(EU)のガイダンスをご確認のうえ、お客様の顧問弁護士にご相談ください。Google のツールは、パブリッシャー様による法令遵守の支援を目的としています。これらのツールを使っても、法律上の義務を果たす必要がなくなるわけではないことにご注意ください。 パブリッシャー様への GDPR の影響の詳細

この機能を利用すると、広告リクエストに TFUA(Tag For Users under the Age of Consent in Europe: 同意年齢に満たない欧州ユーザーに対するタグ)パラメータが含まれるようになります。このパラメータは、すべての広告リクエストについて、リマーケティングなどによるパーソナライズド広告を無効にし、第三者広告ベンダー(広告測定ピクセルや第三者広告サーバーなどの事業者)へのリクエストも無効にします。

これは、RequestConfiguration ビルダーで setTagForUnderAgeOfConsent メソッドを使用して設定できます。

  • setTagForUnderAgeOfConsentTAG_FOR_UNDER_AGE_OF_CONSENT_TRUE に設定して呼び出すことで、同意年齢に満たないユーザーに適した方法で広告リクエストを処理するように指定します。
  • setTagForUnderAgeOfConsent を呼び出さないことで、同意年齢に満たないユーザーに適した方法で広告リクエストを処理しないように指定します。

次の例は、広告リクエストに TFUA を含めるよう指定しています。

Java

RequestConfiguration requestConfiguration = new RequestConfiguration.Builder()
        .setTagForUnderAgeOfConsent(TAG_FOR_UNDER_AGE_OF_CONSENT_TRUE)
        .build();

Kotlin

var requestConfiguration = RequestConfiguration.Builder()
        .setTagForUnderAgeOfConsent(TAG_FOR_UNDER_AGE_OF_CONSENT_TRUE)
        .build()

子供向けの設定を有効にするタグと setTagForUnderAgeOfConsent を同時に true に設定しないでください。同時に設定している場合、子供向けの設定が優先されます。

広告コンテンツのフィルタリング

アプリで setMaxAdContentRating メソッドを使用して、広告リクエストの広告コンテンツ上限レーティングを設定することができます。これが設定されている場合、コンテンツ レーティングがそのレベル以下の AdMob 広告が返されます。このネットワーク追加パラメータの可能な値は、デジタル コンテンツ ラベルの分類に基づいており、次の文字列のいずれかになります。

  • MAX_AD_CONTENT_RATING_G
  • MAX_AD_CONTENT_RATING_PG
  • MAX_AD_CONTENT_RATING_T
  • MAX_AD_CONTENT_RATING_MA

次のコードは、G 以下のデジタル コンテンツ ラベルの指定に対応する広告コンテンツを返すように、RequestConfiguration オブジェクトを設定しています。

Java

RequestConfiguration requestConfiguration = new RequestConfiguration.Builder()
        .setMaxAdContentRating(MAX_AD_CONTENT_RATING_G)
        .build();

Kotlin

var requestConfiguration = RequestConfiguration.Builder()
        .setMaxAdContentRating(MAX_AD_CONTENT_RATING_G)
        .build()

AdRequest

AdRequest オブジェクトは、広告リクエストと合わせて送信するターゲット設定情報を収集します。

位置情報

ユーザーが位置情報に関する権限をアプリに付与した場合、AdMob は自動的にこの位置情報を SDK に渡します。SDK はこのデータを使用して、アプリのコードを変更することなく、広告のターゲット設定を改良します。広告の位置情報を有効または無効にするかは選択できます。

自動収集された位置情報はメディエーション ネットワークに転送されず、完全に無効にされることもあります。そのため、SDK には位置情報を手動で設定する機能が含まれています。AdRequest で次のように地域ターゲティング情報を指定できます。

Java

AdRequest request = new AdRequest.Builder()
        .setLocation(location)
        .build();

Kotlin

val request = AdRequest.Builder()
        .setLocation(location)
        .build()

ユーザーの位置情報は、適切なメソッドで取得する必要があります。

ただし、ユーザーのプライバシーを保護するため、アプリですでに位置情報が利用されている場合にのみ、ユーザーの位置情報を特定するようにしてください。

ターゲット設定された広告を読み込む

リクエスト ターゲット設定情報を設定したら、AdRequest インスタンスで AdViewloadAd() を呼び出します。

Java

AdRequest request = new AdRequest.Builder()
        .setLocation(location)
        .build();
adView.loadAd(request);

Kotlin

val request = AdRequest.Builder()
        .setLocation(location)
        .build()
adView.loadAd(request)

Android API デモアプリで広告ターゲット設定を実装するには、AdMob による広告ターゲット設定の実装例をご覧ください。

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