Actions シミュレータ

Actions コンソールのシミュレータを使用すると、使いやすいウェブ インターフェースを介してアクションをテストできます。このシミュレータでは、ハードウェア デバイスとその設定をシミュレートできます。フルフィルメントが送受信するリクエストやレスポンスなどのデバッグ情報にもアクセスできます。

Actions プロジェクトをテストする

シミュレータを使用すると、コンソールに表示されている現在のバージョンのアクション パッケージをテストできます。Dialogflow コンソールまたは Actions SDK を使用している場合は、gactions ツールで最新バージョンのアクション パッケージをアップロードできます。

Actions プロジェクトのテストには、次の制限があります。

  • アクションをテストできる期間は 30 日間です。30 日間を過ぎた場合は、テストするアクション パッケージを再度アップロードする必要があります。
  • 実際のハードウェア デバイスでテストすることもできます。ただし、テストするデバイスで、の作成で使用した Google アカウントにログインしている必要があります。
  • アクション パッケージで 1 つ以上のアクションが宣言されている必要があります。
  • 実機でアクションの本番バージョンをテストする場合は、アクションのドラフト バージョンのテストを無効にする必要があります。詳細については、テストの無効化と有効化をご覧ください。
  • ハードウェアでテストする場合、サポートされているハードウェア デバイス(Android 6.0 以降、iOS 9.1 以降、音声認識スピーカー)でもテストできます。このデバイスで、Actions コンソールで使用している Google アカウントにログインする必要があります。

Dialogflow でテストする

Dialogflow でテストを行う場合、テスト時にアクション パッケージが自動的に生成され、Actionsプロジェクトにアップロードされます。アクションをテストするには、次の手順で操作します。

  1. Google アカウントの [アクティビティ管理] ページで、[ウェブとアプリのアクティビティ]、[デバイス情報]、[音声アクティビティ] の権限が有効になっていることを確認します。
  2. Dialogflow コンソールの左側のナビゲーションで [Integrations] をクリックします。
  3. Google アシスタント カードをクリックして統合画面を表示し、[TEST] をクリックします。Dialogflow がアクション パッケージを Google のサーバーにアップロードします。これで、シミュレータを使用して最新バージョンをテストできます。

  4. Actions コンソールのシミュレータで、シミュレータの入力領域に「talk to my test app」と入力し、アクションをテストします。呼び出し名を指定して呼び出し情報を保存している場合は、代わりに「talk to <invocation name>」と話しかけ、会話を開始できます。

Actions SDK でテストする

  1. 次の gactions コマンドを使用して、アクション パッケージを Actions プロジェクトにアップロードします。

    gactions update --action_package PACKAGE_NAME --project PROJECT_ID
    
  2. Actions コンソールのシミュレータで、シミュレータの入力領域に talk to my test app と入力してアクションをテストします。呼び出し名を指定して呼び出し情報を保存している場合は、代わりに「talk to <invocation name>」と話しかけ、会話を開始できます。

プロジェクトのバージョンを指定する

テストする Actions プロジェクトのバージョン(送信バージョンまたはドラフト バージョン)を指定できます。プロジェクトのバージョンを選択するには、次の手順で操作します。

  1. 以前にテストを行ったアクションがシミュレータでアクティブになっていない場合は、[START TESTING] ボタンをクリックして、テスト可能な有効なバージョンの一覧を表示します。

    アクション パッケージを Actions プロジェクトにアップロードしていない場合、今までしたことがない場合は、[START TESTING] ボタンは表示されません。下の画面が表示された場合は、Dialogflow でテストするまたは Actions SDK を参照して、新しいアクションをアップロードしてテストする方法をご確認してください。

  2. バージョンのプルダウン メニューで、テストする Actions プロジェクトのバージョンを選択して、[DONE] をクリックします。ドラフト以外に送信したすべてのバージョンを確認できます。これにより、送信を行う前にプロジェクトの現在の状態を確認できます。

  3. アクションのテスト中にバージョンを変更するには、前の画面を開き、[CHANGE VERSION] リンクをクリックします。

アクセス権と共有を構成する

プロジェクトを他のユーザーと共有して、他のユーザーに自分のアクションのテスト権限を付与できます。

プロジェクトへのアクセスを共有する

  1. シミュレータの右上にある共有アイコンをクリックします。

  2. 画面の指示に沿って操作します。

テストを無効にして有効にする

シミュレータで Actions プロジェクトのドラフト バージョンをテストする場合、デフォルトでは本番バージョンではなく、テストするドラフト バージョンが呼び出されます。個人のデバイスまたはシミュレータで本番バージョンのプロジェクトをテストする場合は、デバイスとシミュレータがテスト中のドラフト バージョンにアクセスできないようにします。

これを行うには、シミュレータの右上にあるデバイス(ラップトップとモバイル デバイス)のアイコンをクリックします。

サーフェス属性を指定する

シミュレータでは、ユーザーが使用した入力方法、ユーザーのデバイスタイプ、言語、場所など、特定のサーフェス属性をシミュレートできます。これにより、さまざまなダイアログ フローやレスポンス タイプなど、サーフェス固有のロジックと機能をテストできます。

サーフェスを選択

次のリストは、利用可能なサーフェスとそれに関連する有効な入力タイプを説明しています。

  • 音声認識スピーカー - 音声のみ
  • スマートフォン - タッチ、音声、キーボード

入力プルダウン メニューから入力方法を選択できます。デフォルトは自動検出で、マイクの使用、レスポンスの入力、シミュレータでのレスポンスのクリックなどを検出します。選択したサーフェスに基づいて、入力タイプが無効または有効になります。

入力メソッドは、フルフィルメントに対する各リクエストで、RawInput オブジェクトの inputType フィールドとして受け取ることができます。

{
  "createTime": "2017-10-02T15:01:23.045123456Z",
  "inputType": "TOUCH",
  "query": "This is the spoken, typed, or touched input from the user"
}

言語を選択する

プルダウン メニューからロケールを選択して、シミュレートする言語と地域を設定できます。多言語のアクションを作成する方法については、ローカライゼーションのドキュメントをご覧ください。

場所を設定する

デバイスの座標とアドレスを手動で設定できます。これにより、コンソールで設定した地域をターゲットとする機能と、フルフィルメントで行った地域固有のレスポンスをテストできます。

アクションで使用するシミュレーションの場所を取得するには、ユーザー情報ヘルパーを使用して、ユーザーにその情報へアクセスする許可を求める必要があります。

シミュレータのオーディオ再生を切り替える

シミュレータの右上にあるオーディオ アイコンをクリックして、オーディオのオン / オフを切り替えます。

サンドボックス内で取引をテストする

シミュレータの右上にあるドル記号のアイコンをクリックして、取引のサンドボックス テストの有効と無効を切り替えます。この機能を有効にすると、費用はかかりません。詳しくは、取引のドキュメントをご覧ください。

アカウントのリンク

アクションが Google ログインGoogle ログインと OAuth または OAuth 経由でアカウントのリンクを使用している場合、シミュレータで直接テスト アカウントのリンクとリンク解除を行うことができます。

アカウントをリンクするには:

  1. Actions コンソールのシミュレータで、シミュレータの入力領域に talk to my test app と入力してアクションをテストします。
  2. クエリを送信して、アクションのアカウント リンクフローを初期化します。
  3. アクションでログインが求められたら、シミュレータの上部にあるアカウント account_circle アイコンをクリックします。
  4. アカウントのリンクが成功したことを確認します。

アカウントのリンクは維持されるため、同じリンク アカウントを使用しながらアクションを更新できます。

アカウントのリンクを解除するには、アカウント account_circle アイコンをクリックして、[Unlink] をクリックします。

JSON デバッグ情報

[debug] タブには、フルフィルメントに Google アシスタントが実際に送信したペイロードが assistantToAgentJson オブジェクト(request リファレンス ドキュメントを参照)として、またフルフィルメントからのレスポンスが agentToAssistant オブジェクト(response リファレンス ドキュメントを参照)として表示されます。

デバッグ情報をクリップボードにコピーするには、JSON デバッグ情報パネルの右上にあるクリップボード アイコンをクリックします。