Google アナリティクスのアプリレポートは、Google のアプリ デベロッパー プラットフォームである Firebase と統合されており、アプリの使用状況、ユーザー エンゲージメント、クロスネットワーク アトリビューションに関する分析情報を提供します。
主な機能
無制限のレポート | 最大 500 種類のイベントに関するレポートを、無制限に作成できます。 |
オーディエンス セグメンテーション | カスタム オーディエンスは、デバイスデータ、カスタム イベント、ユーザー プロパティに基づいて定義できます。これらのオーディエンスは、Firebase の機能や Google の広告サービスで使用できます。 |
メンバーシップの仕組み
Google アナリティクスは、ユーザーがアプリをどのように使用しているかを把握するのに役立ちます。レポートは、イベントとユーザー プロパティを自動的にキャプチャする Firebase SDK と連携して機能します。取得したデータは、Google アナリティクスのインターフェースと Firebase コンソールの両方で利用できます。これらのダッシュボードには、アクティブ ユーザーやユーザー属性などのサマリーデータから、最も購入されているアイテムの特定などの詳細なデータまで、データに関する詳細な分析情報が表示されます。
Google アナリティクスは他の Firebase 機能とも統合されています。Firebase Notifications に対応するイベントが自動的にログに記録され、各キャンペーンの効果に関するレポートが提供されます。
Google アナリティクスにはクロスネットワーク アトリビューションが含まれています。オーガニック チャネルと有料チャネルでのキャンペーンのパフォーマンスを確認して、価値の高いユーザーを呼び込むために最も効果的な方法を把握できます。
BigQuery | アプリ分析を BigQuery にリンクすると、分析データセット全体に対してカスタム分析を実行したり、他のデータソースをインポートしたりできます。 |
Firebase Crash Reporting | Google アナリティクスのアプリレポートでは、クラッシュごとにイベントが記録されるため、バージョンや地域ごとにクラッシュの発生率を把握して、影響を受けているユーザーに関する分析情報を得ることができます。また、クラッシュが複数回発生したユーザーのリストを作成し、そのユーザーに向けて Firebase Notifications で応答することもできます。 |
Firebase Notifications | Google アナリティクスのアプリレポートでは、Firebase Notifications に対応するイベントが自動的にログに記録され、各キャンペーンの効果に関するレポートがサポートされます。 |
Firebase Remote Config | オーディエンスの定義を使用すると、アプリの複数のバージョンを配布することなく、ユーザー層ごとにアプリの動作や外観を変更できます。 |
Google タグ マネージャー | Google タグ マネージャーを Firebase SDK と統合すると、アナリティクスの実装をリモートで管理できます。イベントの形式や収集するタイミングを管理することもでき、さらに、ウェブ インターフェースから、またアプリの配信後にも、他の宛先にイベントをルーティングできます。 |
実装パス
アプリを Firebase に接続する | アプリ解析の導入は簡単です。新規または既存のアプリに Firebase SDK を追加するだけで、データ収集が自動的に開始されます。次に、Firebase アプリを Google アナリティクスに接続し、Google アナリティクスのインターフェースと Firebase コンソールの両方でアプリレポートを取得します。 | |
ログ カスタムデータ | アナリティクスを使用すると、購入、仮想通貨の使用、実績など、アプリに適したカスタム イベントを記録できます。 | |
オーディエンスを作成 | 重要なオーディエンスを定義し、それを使用してレポートを分割し、より深いインサイトを得ることができます。 | |
対象者 | さらに、Notifications や Remote Config といった Firebase のその他の機能や Google の広告サービスを使って、メッセージ、プロモーション、アプリの新機能などのターゲティングに使用できます。 |
次のステップ
- アナリティクスのレポート ダッシュボードでレポートを分析する
- サンプルコードをご覧ください。