このガイドは、Google Mobile Ads SDK の早期アクセスビルドを Unity アプリに統合するパブリッシャー様を対象としています。早期アクセスビルドでは、次のリリースを待たずに最新の Google Mobile Ads SDK の機能を活用できます。また、早期アクセスビルドは完全にテストされており、一般公開ビルドと同じリリース基準を満たしています。
このページの手順に沿って、Google Mobile Ads SDK の早期アクセスビルドを Unity アプリに統合します。
前提条件
スタートガイドの手順に沿って、GMA Unity プラグインを Unity プロジェクトに統合していること
アカウント マネージャーが提供する Google Mobile Ads SDK の早期アクセスビルド。
統合手順
タブをクリックして、Android または iOS の手順を選択します。両方のプラットフォームの早期アクセス ビルドを統合する場合は、両方のタブの手順を完了します。
Android
Google Mobile Ads Android SDK の早期アクセスビルドをダウンロードし、適切な場所に抽出します。
次に、この場所を Google Mobile Ads Unity プラグインのカスタム Maven リポジトリとして追加します。
依存関係の XML ファイルを更新する
Assets/GoogleMobileAds/Editor/GoogleMobileAdsDependencies.xml の XML ファイルの内容を次のように更新します。
<dependencies>
<androidPackages>
<androidPackage spec="com.google.android.gms:play-services-ads:x.y.z">
<repositories>
<repository>/path/to/extracted/maven/repo</repository>
<repository>https://maven.google.com/</repository>
</repositories>
</androidPackage>
</androidPackages>
</dependencies>
太字のテキスト「/path/to/extracted/maven/repo」は、Google Mobile Ads SDK 早期アクセスビルドの ZIP ファイルにアーカイブされているコンテンツへのパスに置き換えます。
依存関係のバージョン（前のスニペットの x.y.z）を確認するには、Google Mobile Ads Android SDK 早期アクセスビルドの ZIP ファイルのコンテンツを抽出して、com/google/android/gms/play-services-ads/ ディレクトリにある最新バージョンを確かめてください。
依存関係の解決を強制する
Unity エディタで、[Assets] > [Play Services Resolver] > [Android Resolver] > [Force Resolve]を選択します。Unity Play Services Resolver ライブラリにより、依存関係の解決が最初から実行され、宣言された依存関係が Unity アプリの Assets/Plugins/Android ディレクトリにコピーされます。
アプリをビルドすると、JAR リゾルバが実行され、必要なすべての依存関係がビルドにインポートされます。
iOS
Assets/GoogleMobileAds/Editor/GoogleMobileAdsDependencies.xml の依存関係 XML ファイルに Google-Mobile-Ads-SDK CocoaPod への参照がないことを確認します。
次に、Assets/Plugins/iOS フォルダに JAR リゾルバが配置した GoogleMobileAdsSDK の既存のコピーを削除します。
Google Mobile Ads iOS SDK の早期アクセスビルドをダウンロードし、抽出したコンテンツを Unity プロジェクトの Assets/Plugins/iOS ディレクトリに配置します。
アプリをビルドすると、フレームワークが iOS プロジェクトにコピーされます。