Prerequisites
- Android Studio の使い方についての基礎知識があること。
- Android デバイスで設定を開いて調整できること。
学習内容
- Android デバイスで Android Studio からアプリを実行できるようにする方法。
- 実機の Android デバイスを接続して Android Studio でアプリを実行する方法。
必要なもの
- パソコンにダウンロードされ、インストールされている Android Studio。
- Android Studio でセットアップされたアプリ プロジェクト。
- スマートフォン、タブレットなどの Android デバイス。
- USB ポートを介して Android デバイスをパソコンに接続するための USB ケーブル。
Android Studio が Android デバイスと通信できるようにするには、デバイスの [開発者向けオプション] の設定で [USB デバッグ] を有効にする必要があります。
Android 4.2(Jellybean)以降の場合、[開発者向けオプション] の設定はデフォルトで非表示になっています。[開発者向けオプション] を表示して [USB デバッグ] を有効にするには:
- Android デバイスで [設定] を開き、[デバイス情報] を探します。
- [デバイス情報] をタップして、[ビルド番号] を 7 回タップします。デバイスのパスワードまたは PIN の入力を求めるメッセージが表示されたら、それを入力します。
- [設定] に戻り、[システム] をタップします。
リストに [開発者向けオプション] が表示されます。このオプションを見つけるには、[詳細設定] オプションを開くことが必要になる場合があります。
- [開発者向けオプション] をタップして、[USB デバッグ] をオンにします。
Windows ベースのパソコンに Android Studio をインストールした場合は、実機でアプリを実行する前に USB デバイス ドライバをインストールする必要があります。
- Android Studio で [Tools] > [SDK Manager] をクリックします。
[Settings for New Projects] ウィンドウが表示されます。
- [SDK Tools] タブをクリックします。
- [Google USB Driver] を選択して、[OK] をクリックします。
完了すると、ドライバ ファイルが android_sdk\extras\google\usb_driver\ ディレクトリにダウンロードされます。これで、デバイスを接続して Android Studio からアプリを実行できます。
デバイスを接続して、Android Studio からアプリを実行できるようになりました。
- USB ケーブルで開発マシンに Android デバイスを接続します。デバイスに、USB デバッグの許可を求めるダイアログが表示されます。
- [常に許可する] を選択すると、このパソコンの情報が保存されます。[OK] をタップします。
- パソコンの [Android Studio] ツールバーで、[Run] ボタン をクリックします。
[Select Deployment Target] ダイアログが開き、利用可能なエミュレータと接続済みデバイスのリストが表示されます。エミュレータとお使いの実機が表示されます。
- お使いのデバイスを選択して、[OK] をクリックします。
Android Studio によってそのデバイスにアプリがインストールされて実行されます。
Android Studio がお使いのデバイスを認識しない場合は、以下の手順をお試しください。
- USB ケーブルを外し、接続し直します。
- Android Studio を再起動します。
上記の手順を行ってもパソコンでデバイスが検出されない場合や「unauthorized(不正)」と宣言される場合は、以下の手順を行ってください。
- USB ケーブルを外します。
- デバイスの [設定] で [開発者向けオプション] を開きます。
- [USB デバッグの許可の取り消し] をタップします。
- パソコンにデバイスを再接続します。
- 許可を求めるメッセージが表示されたら、許可します。