チェックは、リリース前に Android アプリと iOS アプリを分析できるため、アプリのデータ収集および共有動作と、アプリを一般公開する前にコンプライアンス上の潜在的な問題がある可能性がある場所を把握できます。
Checks コンソールを使用して、プレリリース版のアプリをアップロードして分析できます。今後は、継続的インテグレーション(CI)システムで使用できるようになります。
アップロード用に Android アプリをパッケージ化する
アプリの APK または AAB ファイルを生成します(これは後で必要になります)。
手順については、Android ドキュメントのアプリをビルドして実行するをご覧ください。
アプリをアップロードしてチェックを実行します(下記参照)。
アップロード用に iOS アプリをパッケージ化する
アプリの IPA ファイルを生成します。
Xcode で、ターゲット アプリのプロビジョニング プロファイルを選択します。
表示されたプルダウン メニューで、[Product] > [Archive] の順にクリックします。最新のアーカイブを選択し、[Distribute App] をクリックします。
表示されたウィンドウで、[Development] > [Next] をクリックします。
(省略可)ビルドを高速化するには、[Rebuild from Bitcode] オプションをオフにして、[Next] をクリックします。
チェックでは、テストを実行するためにアプリの間引きや再ビルドを必要としないため、このオプションは安全に無効にできます。
[エクスポート] をクリックして、アプリの IPA ファイルをダウンロードするディレクトリを指定します。
アプリをアップロードしてチェックを実行します(下記参照)。
アプリをアップロードしてチェックを実行する
Checks コンソールの [アプリ情報] で、いずれかのサイド ナビゲーション タブを開きます。次に、[プレリリース版] タブを選択します。
[プレリリース版をアップロード] をクリックし、作成した
.apk
、.aab
(Android の場合)、.ipa
(iOS の場合)のファイルをドラッグしてアップロードするか、クリックしてファイルを参照します。[送信] をクリックします。
Checks の結果を調査する
Checks 分析が開始すると、Checks コンソールに自動的にリダイレクトされます。アプリ内のユーザーフローの複雑さによっては、テストの実行に最大で 1 時間かかることがあります。
チェック分析が完了するとメールが届きます。結果はチェック コンソールで確認できます。チェックでは、アプリで完了した最新の分析が常に表示されます。ヘッダーの [履歴を表示] をクリックすると、いつでも履歴を表示できます。