GTFS を使って、マップにオープンループ バナーを表示したり、交通機関の領収書にマップに表示できます。
マップにオープンループ バナーを表示する
Google ウォレットと Google マップでは、Google マップに表示される経路が GTFS フィードを使用して識別されます。この機能を実装するには、交通機関は次のことを行う必要があります。
- 交通機関は、少なくとも以下のフィールドを備えた GTFS フィードを公開する必要があります。
- 交通機関
- 駅や停留所
- ルート
- フィードでは、オープンループに対応しているルートと停車地を正確に表す必要があります。
- GTFS フィードには、サポートされていない駅、停車地、経路が含まれていません。これは、サポートされていないルート上でバナーがユーザーに表示されないようにするためです。
- 現在、部分的なロールアウトはサポートされていません。交通機関は、GTFS フィード一式をロールアウトするか、新しい GTFS フィードを作成する必要があります。
交通機関の領収書にマップを表示する
GTFS を使って、固定端末やモバイル デバイスの交通機関の領収書にマップを表示できます。
固定端末
Google ウォレットに Google マップを表示するには、駅の停車地と端末でのタップをリンクするための Google リンクを提供します。そのためには、次の例のように、販売者名タグ内の情報と適切な GTFS フィードの情報の関係を指定します。
STOPS.txt: field(stop_id)
また、オープンループの交通機関フォームにも記入する必要があります。
モバイル デバイス
バスの車載端末などのモバイル デバイスでは、端末タグ(9F4E)の販売者名を動的に更新するか、端末でのタップと GTFS ルートフィードとの関係を指定することが可能です。後者の場合、ユーザーにはルートのみが表示され、停車地は表示されません。次の例をご覧ください。
ROUTES.txt field(route_id)
また、オープンループの交通機関フォームにも記入する必要があります。