ランディング ページのファイルの構文

ランディング ページ ファイルのルート要素は <PointsOfSale> で、1 つの子要素 <PointOfSale> を取ります。属性はありません。ランディング ページ ファイルには複数の <PointOfSale> 子要素を設定できます。

ランディング ページ ファイルに定義した各ランディング ページは、<PointOfSale> 要素に含まれます。この要素は、ランディング ページの一意の識別子を定義する id 単一の属性を使用します。id の値を使用すると、一致するホテルの対象となるランディング ページをフィルタできます。これを行うには、<Transaction> の <AllowablePointsOfSale> 要素を使用します。

構文

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<PointsOfSale>
  <PointOfSale id="landing_page_id">
    <DisplayNames display_text="landing_page_display_name" display_language="language_code"/>
    <Match status="[yes|never]"
      country="country_code"
      language="language_code"
      brand="booking_engine or brand"
      currency="currency_code"
      sitetype="[localuniversal|mapresults]"
      device="[desktop|mobile|tablet]"/>
    <!-- The dynamic landing page URL -->
    <URL>landing_page_url</URL>
  </PointOfSale>
</PointsOfSale>

次の表に、<PointOfSale> 要素の子要素を示します。

要素 必須 説明
<DisplayNames> Optional

オンライン旅行代理店（OTA）の表示テキストが含まれます。この要素では、次の属性を使用します。

  • display_text: 広告または無料の予約リンクに表示されるテキストが含まれます。パートナーの名前を入力してください。
  • display_language: 2 文字の言語コードで、広告または無料の予約リンクの表示言語を指定します。この属性の値は、<Match> 要素で指定されたサポート対象の言語と一致する必要があります。

次の例は、フランスの OTA の表示名を示しています。

  <DisplayNames
    display_text="TravelAgency.com.fr"
    display_language="fr"
  />

Central Reservations System（CRS）サプライヤー（「統合パートナー」）と、直接サプライヤーの場合は、<DisplayNames> 要素を除外します（ホテルのオーナーやチェーンなど）。このようなタイプのパートナーの場合、広告と無料の予約リンクのテキストは、ホテルリストにあるホテルの <Name> 要素から取得されます。

注: OTA では、Google サポートでデフォルトの表示名を設定している場合、このフィールドは省略可能です。それ以外の場合は、OTA は <DisplayNames> を提供する必要があります。
<Match> Required

ユーザーやホテルのさまざまな特性に基づいて、広告と無料の予約リンクを表示するかどうかのフィルタを定義します。たとえば、広告や無料の予約リンクが特定の国のユーザーのみに表示されるよう指定できます。

この要素では、次の属性を使用します。

  • status: 指定した条件の結果のみを一致に含めるか除外するかを決定します。有効な値は yes（一致が必要）または never（一致しない）です。
  • country: ユーザーとホテルに関連付けられた Google ドメインと一致します。この属性では 2 文字の国コードを指定します。たとえば、US や FR です。
  • language: ユーザーとホテルの言語と一致します。この属性は 2 文字の言語コードを使用します。たとえば、en や fr です。
  • brand: ホテルリストで指定された hotel_brand 属性の値と一致します。このフィルタは、予約エンジンやブランドごとに異なる URL を使用する場合に便利です。
  • currency: ユーザーまたはホテルの国の通貨と一致します。この属性では、3 文字の通貨コードを指定します。たとえば、USD や EUR などです。
  • sitetype: ユーザーがホテルの料金データを閲覧した Google サービスと一致します。この属性は、次の値を取ります。
    • localuniversal: ユーザーが検索（通常は google.com の検索）で広告または無料の予約リンクを見つけました。
    • mapresults: ユーザーが maps.google.com でホテル予約リンクを見つけました。
  • device: ユーザーが検索に使用するデバイスのタイプと一致します。この属性は mobile、desktop、または tablet を受け取ります。

    注: device が tablet に設定されている場合、status を never に設定することはできません。

例:

<PointOfSale id="test1">
  <Match status="yes" country="US"/>
  <Match status="yes" currency="USD"/>
  <Match status="yes" device="mobile"/>
  <Match status="yes" language="en"/>
  <URL>www.google.com</URL>
</PointOfSale>

次の例に示すように、<Match> 要素の属性を組み合わせてマッチング ルールを簡素化できます。

<PointOfSale id="test1">
  <Match
    status="yes"
    country="US"
    language="en"
    currency="USD"
    device="mobile"/>
  <URL>www.google.com</URL>
</PointOfSale>

詳しくは、ランディング ページの一致ルールをご覧ください。
<URL> Required ユーザーが客室を予約できるサイトへのリンクを定義します。ユーザーと旅行プランに関する動的情報をクエリ文字列パラメータとして挿入できます。たとえば、次のように URL で PARTNER-HOTEL-ID 変数を使用してホテル ID を含めることができます。 
http://partner.com/landing?hid=(PARTNER-HOTEL-ID)

このリンクが作成されてユーザーに表示されると、PARTNER-HOTEL-ID 変数が適切なホテル ID に置き換えられます。ユーザーがクリックしてサイトにアクセスすると、サイトはすべてのクエリ文字列パラメータの値を抽出して処理し、スムーズなユーザー エクスペリエンスを実現します。ランディング ページ URL で使用できる変数の一覧については、 変数と条件の使用をご覧ください。

トラッキングを使用する場合は、トラッキングに必要なコンポーネントを含む完全な URL を指定します。例:

https://example.tracker.com?campaign_id=(CAMPAIGN-ID)&amp;t_url=
http://partner.com/landing%3Fhid%3D(PARTNER-HOTEL-ID)

ValueTrack パラメータは <URL> では使用できません。

<URL> 要素は、ランディング ページごとに 1 つだけ定義できます。
<LPURL> Optional

ランディング ページ URL での動的トラッキングをサポートするために使用します。<URL> 要素で定義された URL のトラッキング以外のセグメントを指定します。ランディング ページ URL のトラッキング セグメントは、Google 広告アカウントで利用可能な Google 広告トラッキング テンプレートを使用して、最終ページ URL のサフィックスを使用して指定する必要があります。Google 広告にトラッキング URL が存在しない場合、<LPURL> 要素は無視されます。

<LPURL> 値をエスケープする必要はありません。Google 広告の正しい ValueTrack 設定では、自動的にエスケープされます。例:

http://partner.com/landing?hid=(PARTNER-HOTEL-ID)

ValueTrack パラメータは <LPURL> では使用できません。 詳しくは、 ホテル キャンペーンの動的トラッキングを設定するをご覧ください。

ランディング ページ ファイル スキーマは、ランディング ページ ファイルの構造と制約を定義します。詳しくは、ホテル広告スキーマをご覧ください。