1 日の歩数など、ユーザーのアクティビティに関する情報を提供するアプリの場合、ユーザーの動きに関するほぼリアルタイムのデータを表示すると便利です。Sensors API は、この情報を含む元データのストリームへのアクセスを提供します。このデータは、Android 搭載デバイスに搭載されているセンサーや、ウェアラブルなどのコンパニオン デバイスのセンサーから取得されます。
データを記録する
アプリでユーザーの身体活動に関するデータを収集、保存、同期する必要がある場合は、Recording API を使用できます。この API は、サブスクリプションを使用して健康とウェルネスに関するデータを保存します。アプリは、記録する 1 つ以上のアクティビティのタイプを指定します。指定したタイプのデータは、アプリが実行されていない場合でもバックグラウンドで保存されます。また、システムの再起動時にも、これらのサブスクリプションが復元されます。
過去のデータ
過去のアクティビティのフィットネス データをユーザーが閲覧できるようにするには、History API を使用します。この API は、健康とウェルネスに関する履歴データへのアクセスを提供し、アプリがデータの挿入、削除、読み取りなどの一括操作を実行できるようにします。
セッション
フィットネス データもそれ自体で便利ですが、ユーザーのアクティビティに関する追加情報と組み合わせると、より便利になります。Sessions API は、健康とウェルネスに関するデータと一部のメタデータを「セッション」という単位にバンドルします。セッションは、ユーザーがフィットネス アクティビティを行っている時間間隔を表します。
目標の表示と設定
アプリでは、設定した目標と比較したフィットネス アクティビティを表示することで、ユーザーのモチベーションを高めることができます。Goals API を使用すると、作成した健康とフィットネスの目標をユーザーに表示できます。