Google Cloud Search の上限

このドキュメントでは、Google Cloud Search 機能に適用されるすべての上限について説明します。上限は、インデックススキーマサービング類義語の 4 つのグループに分かれています。

インデックスの制限

機能 上限 メモ
各ドキュメント フィールドの最大サイズ 1 MB ItemContent.content を含め、各フィールドの最初の 1 MB のコンテンツのみがインデックスに登録されます。
ドキュメントごとのインデックス登録可能なコンテンツの最大サイズ 10 MB Cloud Search では、ドキュメントがそれより大きいかどうかにかかわらず、最初の 10 MB までがインデックスに登録されます。
ドキュメントの最大ドキュメント サイズ 50 MB ドキュメントがこのしきい値より大きい場合、Indexing API はエラーを返します。
ACL 階層の最大深度 20 レベル ACL 階層が大きい場合、Indexing API はエラーを返します。
フォルダ階層の最大深度 32 レベル フォルダ階層がそれよりも大きい場合、Indexing API はエラーを返します。
お客様ごとのデータソースの最大数 50 この上限は、場合によっては引き上げることができます。サポートにお問い合わせください。
検索アプリケーションあたりのデータソースの最大数 10 この上限は、場合によっては引き上げることができます。サポートにお問い合わせください。
お客様ごとの検索アプリケーションの最大数 25 この上限は、場合によっては引き上げることができます。サポートにお問い合わせください。
お客様ごとの ID ソースの最大数 100 各 ID ソースは、Directory API ユーザー スキーマの新しいカスタム属性によって支えられています。Directory API では、スキーマに 100 個のカスタム属性を含めることができます。他の目的のためにカスタム属性を設定していた場合も、作成できる ID ソースの数は減ります。
外部 ID をマッピングできる Google ID の最大数 2 この上限は、場合によっては引き上げることができます。サポートにお問い合わせください。
ID ソースごとに許可されるサービス アカウントの最大数 5 この上限は、場合によっては引き上げることができます。サポートにお問い合わせください。
アイテムあたりの外部 ID の最大数 100 外部グループ ID は、この上限で 1 回のみカウントされます。
Google Cloud プロジェクトごとの 1 秒あたりの最大 Indexing API 呼び出し数 100 この上限により、Google Cloud Search はすべてのお客様に対してサービス品質を維持できます。

スキーマに関する上限

機能 上限 メモ
データソースごとのスキーマの最大数 1 各データソースに設定できるスキーマは 1 つのみです。
オブジェクトごとの並べ替え可能なフィールドの最大数 10 この上限は、場合によっては引き上げることができます。サポートにお問い合わせください。
オブジェクトあたりのファセット可能なフィールドの最大数 10 この上限は、場合によっては引き上げることができます。サポートにお問い合わせください。
スキーマあたりのワイルドカード フィールドの最大数 5
スキーマあたりの提案可能なフィールドの最大数 20
スキーマあたりの最大演算子数 50 この上限に「次より大きい」または「より大きい」演算子は含まれません。
個別のオブジェクトの数 10 データソースのスキーマで許可されている、それぞれが論理サブスキーマを表す個別のオブジェクトの最大数。この上限は、必要に応じて引き上げることができます*。
特定のオブジェクト(ネストされたプロパティを含む)のプロパティの最大数。 1000
プロパティ階層の最大深度 10 各オブジェクトでネストできるプロパティ定義は、最大 10 階層までです。
構造化データの最大サイズ 0.5 MB 1 アイテムあたりの構造化データの合計サイズは 0.5 MB を超えないようにしてください。
アイテム メタデータの最大サイズ 0.5 MB アイテムごとのアイテム メタデータの合計サイズは 0.5 MB を超えないようにしてください。

検索クエリの上限

機能 上限 メモ
1 つのクエリに対して返される各データソースからの結果の最大数 5000 この上限は、各データソースで評価される個別の ACL の最大数と、データソースで均一な ACL が使用されたかどうかから直接算出されます。
ファセット数が表示される、個別に ACL が適用された結果の最大数 500 均一な ACL を持つデータソースの場合、この制限は適用されません。アイテムごとの ACL があるデータソースの場合、ファセット値の数は結果の合計が 500 以下の場合にのみ表示されます。より正確な数を得るには、同じ ACL を共有し、各アイテムが対応するコンテナから ACL を継承するアイテム グループごとに VirtualContainer を作成します。
ファセット数が表示される結果の数 300000 データソースの 300,000 件を超える結果ヒットの場合、ACL 適用の結果のタイプ(アイテムごと、均一など)に関係なく、ファセット数は表示されません。
クエリの各ファセット可能なフィールドのファセット値の最大数 100 たとえば、Author フィールドに返される個別の作成者の数です。

類義語の上限

機能 上限 メモ
用語あたりの類義語の最大数 プロパティの値の最大数に等しい
用語の最大数 インデックス登録済みドキュメントの数にカウントされるため、割り当てに基づいている
クエリで使用できる類義語を含む用語の最大数 クエリ文字列の長さの上限に従う