ユーザー アカウントからメールを送信する権限のあるクライアントサイド暗号化 ID を作成して構成します。Google は、S/MIME 証明書を共有ドメイン全体のディレクトリに公開します。これにより、Google Workspace 組織内のユーザーは、その ID にメールを暗号化して送信できます。
組織内のユーザーの ID と鍵ペアを管理する管理者の場合、リクエストには、https://www.googleapis.com/auth/gmail.settings.basic
スコープでユーザーの権限借用を行うためのドメイン全体の委任権限を持つサービス アカウントによる承認が必要です。
独自の ID と鍵ペアを管理しているユーザーの場合、リクエストでハードウェア キー暗号化を有効にして構成する必要があります。
HTTP リクエスト
POST https://gmail.googleapis.com/gmail/v1/users/{userId}/settings/cse/identities
この URL は gRPC Transcoding 構文を使用します。
パスパラメータ
パラメータ | |
---|---|
userId |
リクエスト送信者のメインのメールアドレス。認証済みユーザーを示すには、特別な値 |
リクエストの本文
リクエストの本文には CseIdentity
のインスタンスが含まれます。
レスポンスの本文
成功した場合、レスポンスの本文には、新しく作成された CseIdentity
のインスタンスが含まれます。
認可スコープ
以下のいずれかの OAuth スコープが必要です。
https://www.googleapis.com/auth/gmail.settings.basic
https://www.googleapis.com/auth/gmail.settings.sharing
詳しくは、認可ガイドをご覧ください。