このセクションでは、Google Sheets API の理解に役立つ Codelab を紹介します。また、目的の Google スプレッドシートのアクションを API リクエストに変換する方法を示す「レシピ」サンプルもいくつか示されています。
多くの場合、API を使用して特定のタスクを完了する方法が複数あります。タスクに取り組む方法を決めるときは、次の点を考慮してください。
- セル値の読み書きが必要な場合は、
spreadsheets
コレクションよりもspreadsheets.values
コレクションをおすすめします。単純な読み取り/書き込みオペレーションには、以前のインターフェースの方が使いやすいものです。 可能な限り、バッチメソッド(
spreadsheet.batchUpdate
、spreadsheet.values.batchGet
、spreadsheet.values.batchUpdate
)を使用して、複数のリクエストを 1 つのメソッド呼び出しにまとめてください。このようなバッチメソッドを使用すると、次のように効率が向上します。- クライアントの HTTP オーバーヘッドを削減する。
- クエリの数を減らします。
- ドキュメントの改訂回数を減らす。
- バッチ内のすべての変更がアトミック性であることを確認する。
レシピ
このセクションの例では、スプレッドシートでの一般的な操作を Sheets API v4 リクエストとして表現する方法について説明します。
これらの例は、言語に依存しない HTTP リクエストの形式で示されています。Google API クライアント ライブラリを使用して、Sheets API リクエスト プロトコルを特定の言語で実装する方法については、セル値の読み取りと書き込みに関するガイドとスプレッドシートの更新に関するガイドをご覧ください。
このセクションのレシピは次のカテゴリに分類されます。
- 基本的な読み取り - シートから値を読み取る方法を示したレシピ。
- 基本的な記述 - シートに値を書き込む方法を示すレシピ。
- 基本的な書式設定 - シートとセルの外観を変更する方法について説明します。
- グラフ - シート内でグラフを作成および変更する方法を説明したものです。
- 条件付き書式 - 条件に基づいてセルの外観を変更する方法を示しています。
- データ オペレーション - スプレッドシートでデータを作成、移動、操作する方法を示すレシピ。
- 名前付き範囲と保護されている範囲 - スプレッドシートで名前付き範囲と保護されている範囲を作成、更新、削除する方法を示すレシピ。
- ピボット テーブル - シートでピボット テーブルを作成する方法を紹介します。
- 行と列のオペレーション - 行や列を追加、削除、移動し、プロパティを更新する方法を示すレシピ。
- シート オペレーション - シートを作成、消去、コピー、削除する方法と、シートのプロパティを制御する方法を示すレシピ。