必須のリクエスト パラメータ

Maps Datasets API にリクエストを送信するには、次のものを含める必要があります。

  • リクエストの X-Goog-User-Project ヘッダーに含まれる Google Cloud プロジェクトの番号または ID。この値により、課金と使用量の割り当ての計算に使用されるプロジェクトが決まります。

  • リクエストの Authorization ヘッダー内の OAuth トークン。Maps Datasets API で OAuth を使用する方法について詳しくは、OAuth を使用するをご覧ください。

  • リクエスト URL 内の Google Cloud プロジェクト番号または ID。この値は、データセットを含むプロジェクトを指定します。このプロジェクトは通常、X-Goog-User-Project ヘッダーで指定されたプロジェクトと同じですが、同じである必要はありません。

  • リクエスト URL のデータセット ID。特定のデータセットに対して操作を行うたびに、そのデータセットの ID をリクエスト URL の一部として渡します。

たとえば、データセットを削除するには、次のようにします。

curl -X DELETE \
-H 'X-Goog-User-Project: PROJECT_NUMBER_OR_ID' \
-H "Authorization: Bearer $(gcloud auth application-default print-access-token)" \
https://mapsplatformdatasets.googleapis.com/v1/projects/PROJECT_NUMBER_OR_ID/datasets/DATASET_ID

プロジェクト番号を取得する

Google Cloud プロジェクトの PROJECT_NUMBER_OR_ID を取得するには:

  1. Cloud コンソールでプロジェクトの [概要] ページに移動します。

  2. プロンプトが表示されたら、プロジェクトを選択します。

  3. [概要] 画面の [プロジェクト情報] 領域に [プロジェクト番号] と [プロジェクト ID] が表示されます。

OAuth トークンを取得する

認証のために、API リクエストの Authorization ヘッダーに OAuth トークンを含める必要があります。詳しくは、OAuth を使用するをご覧ください。

たとえば、次の gcloud コマンドを使用してトークンを生成します。

gcloud auth application-default print-access-token

上記の例に示すように、gcloud コマンドを cURL コマンドの Authorization ヘッダーに直接含めると、リクエストごとに新しいトークンを生成できます。

あるいは、トークンを含む環境変数を設定し、リクエストの一部として環境変数を渡すこともできます。

export TOKEN=$(gcloud auth application-default print-access-token)
curl -X DELETE \
-H 'X-Goog-User-Project: PROJECT_NUMBER_OR_ID' \
-H "Authorization: Bearer $TOKEN" \
https://mapsplatformdatasets.googleapis.com/v1/projects/PROJECT_NUMBER_OR_ID/datasets/DATASET_ID