Method: users.messages.import

標準のメール配信スキャンと SMTP による受信と同様の分類を使用して、このユーザーのメールボックスにのみメールをインポートします。この方法では SPF チェックが行われないため、ドメインのなりすましを試みようとする迷惑メールなど、一部の迷惑メールでは機能しない場合があります。このメソッドはメッセージは送信されません。

HTTP リクエスト

  • メディア アップロード リクエスト用のアップロード URI:
    POST https://gmail.googleapis.com/upload/gmail/v1/users/{userId}/messages/import
  • メタデータ URI(メタデータのみのリクエストの場合):
    POST https://gmail.googleapis.com/gmail/v1/users/{userId}/messages/import

この URL は gRPC Transcoding 構文を使用します。

パスパラメータ

パラメータ
userId

string

ユーザーのメールアドレス。特別な値 me を使用すると、認証済みユーザーを示すことができます。

クエリ パラメータ

パラメータ
internalDateSource

enum (InternalDateSource)

Gmail 内部のメールの日付のソース。

neverMarkSpam

boolean

Gmail の迷惑メール分類基準を無視し、メールボックスでこのメールを迷惑メールに分類しないようにする。

processForCalendar

boolean

メールに含まれるカレンダーの招待状を処理し、抽出した会議をそのユーザーの Google カレンダーに追加します。

deleted

boolean

メールを完全に削除(TRASH ではない)としてマークし、Google Vault で Vault 管理者にのみ表示されるようにします。Google Workspace アカウントでのみ使用されます。

リクエスト本文

リクエストの本文には Message のインスタンスが含まれています。

レスポンスの本文

成功した場合、レスポンスの本文には Message のインスタンスが含まれます。

認可スコープ

次の OAuth スコープのいずれかが必要です。

  • https://mail.google.com/
  • https://www.googleapis.com/auth/gmail.modify
  • https://www.googleapis.com/auth/gmail.insert

詳細については、承認ガイドをご覧ください。