このガイドでは、analytics.js を使用して例外を送信する方法について解説します。例外のトラッキングを使用すると、プロパティで発生した障害やエラーの件数と種類を測定できます。
実装
例外ヒットを送信するには、send
コマンドを使用し、hitType として exception
を指定します。exception
ヒットタイプの場合、send
コマンドのシグネチャは次のようになります。
ga('send', 'exception', [fieldsObject]);
例外フィールド
次の表に例外フィールドをまとめます。
フィールド名 | 値の型 | 必須 | 説明 |
---|---|---|---|
exDescription |
テキスト | 省略可 | 例外の説明。 |
exFatal |
boolean |
省略可 | 例外が致命的だった場合 true 。 |
例
次のコマンドでは、失敗する可能性がある一部のロジックを try/catch
ブロックでラップしています。エラーが発生した場合は、Google アナリティクスに例外ヒットが送信されます。
try {
// Runs code that may or may not work.
window.possiblyUndefinedFunction();
} catch(err) {
ga('send', 'exception', {
'exDescription': err.message,
'exFatal': false
});
}