このガイドでは、SDK のライフサイクルの概要と、動画プレーヤー、IMA SDK、広告サーバー間のインタラクションについて説明します。
基本的なインタラクション
次の図は、動画プレーヤー、IMA SDK、広告サーバー間のインタラクションを示しています。広告サーバーでは、アド マネージャー、動画向け AdSense(AFV)、Ad Exchange(AdX)を使用できます。
ウェブページまたはアプリは、次の方法で IMA SDK を読み込みます。
- HTML5 用の埋め込みスクリプトタグ
- Android、Google Cast、iOS、tvOS 用のアプリ
IMA SDK は、広告サーバー上の特定の広告ユニットについて VAST レスポンスをリクエストします。呼び出される広告サーバー(アド マネージャー、AFV、AdX のいずれか)は、広告タグ URL で決定されます。
広告サーバーは最適な広告を選択し、VAST レスポンスを IMA SDK に送信します。 広告は、次のいずれかの方法で選択されます。
- アド マネージャーの広告ユニットで広告申込情報の候補をフィルタ
- AdSense または Ad Exchange で オークションが実施され
IMA SDK は VAST レスポンスを解析し、環境に基づいて適切なメディアタイプを判断して、インライン動画クリエイティブ(および必要に応じてコンパニオン広告)をウェブページまたはアプリに配信します。
動画プレーヤーは、IMA SDK と再生の詳細のネゴシエーションを行い、広告を再生します。
IMA SDK は、必要に応じてインプレッション ping と VAST トラッキング イベントを呼び出します。
Lifecycle
次の図は、IMA SDK のライフサイクル全体を示しています。コンストラクタとメソッドの呼び出しは青色、イベントは赤色でハイライト表示され、エラー条件は赤色のコネクタと赤色のテキストで示されます。