SSH の設定

アクション センターでは、Secure Shell（SSH）接続を使用してフィード ドロップボックスに接続する必要があります。SSH とは、データを安全に転送するためのネットワーク プロトコルです。

クライアント コンピュータに常駐する秘密鍵（またはアプリケーションで安全に取得できる秘密鍵）と、アクション センターで設定する公開鍵が一組として作成されます。

公開鍵とは、ssh-rsa から始まり、続いて長い文字列が入り、末尾にはあなたのメールアドレスが入る文字列です。次に例を示します。

ssh-rsa AAAAB3NzaC1yc2EAAAADAQABAAABAQCXsM9ycbHV6E6t2L+B4p/uYHn9Q0jmu5gUXMYnFnnf4l39xrznfDo8KCASzRrqUkRnuzrno059CvZVzcljkbwWLzKKoE1EwbzHL3nYahMB4MdYNWhBbHbB+ybq6RNO7hkoKDBIQCfqQDY0FEB6sV3d3F1WYl0bAMjp15yyZJzMKa/rRnZKWetHlcL1X+gFWmW2hQ93foPD463gb58/25GujjsS/tzjngw7UJMVkm08U1QEY3z3DE/R++7ovJozTCzH0CTNDN0AH3/oSC3dmG+yDh3ZXFATjWjyPXJSOziNrp9TXgJhlqSmoHcPvpotMVjx21kIZ+T+SusQmnG+hK+L [e-mail]

注: 鍵に改行を含めないでください。

鍵を生成する手順

1. ssh-keygen コマンドライン プログラム（Windows、Linux、Mac で使用可能）などを使用して、鍵ペアを作成します。ssh-keygen -t rsa -f google_actions_centerキーのファイル名には任意の名前を使用できます。google_actions_center は一例です。

2. Enter キーを押して、パスフレーズなしで鍵を作成するか、秘密鍵の暗号化と復号に使用するパスフレーズを含めます。秘密鍵のパスフレーズを Google と共有する必要はありません。

3. google_actions_center.pub を開き、コンテンツ（公開鍵）をコピーします。

4. アカウントのセットアップ時にアクション センター アカウントのオンボーディング タスクで公開鍵を指定するか、アカウントのセットアップ後に [フィードの設定] で鍵を更新します。

SFTP 接続をテストする手順

1. SFTP ドロップボックスの接続情報は、[フィードの設定] で確認できます。

2. それぞれのドロップボックスの接続情報を使用して、SFTP に接続します。たとえば、sftp コマンドライン プログラム（Windows、Linux、Mac で使用可能）を使用します。

   sftp -P <port> -i google_actions_center <user>@partnerupload.google.com

   フィード ファイルをアップロードする:

   put <filename>

   注: この例では、ファイルは SFTP ルート ディレクトリにアップロードされます。ルートにアップロードするのが最も簡単です。ファイルは処理されてから数日後に Google によって削除されるため、ルートに大量のファイルが作成されることはありません。特定のディレクトリにアップロードできますが、filesetdesc.json が必要なフィードをアップロードする場合は、data_file リストで絶対パスを使用してください。

3. SFTP サーバーへの接続で問題が発生した場合は、詳細情報 sftp -v を使用して実行してみてください。ネットワーク ファイアウォールがアウトバウンド接続をブロックしているか、サーバーと互換性のない SSH クライアント構成が原因で問題が発生することがあります。

   ssh-keygen -l -f google_actions_center.pub を実行して、公開鍵が正しいことを確認します。

   キーが有効でない場合、プログラムは google_actions_center.pub is not a public key file を出力します。