GTFS 形式のフィードのテストでは、以下のオープンソース ツールを利用できます。
フィード検証ツール
公開する前に、GTFS フィードを検証してエラーを検出する必要があります。そのためにはさまざまな検証ツールが存在し、個々のフィードを確認するツールもあれば、ソフトウェアに統合されているツールもあります。
GTFS の静的フィード検証ツール
- MobilityData gtfs-validator: 公式の GTFS 仕様にフィードが準拠していることを検証します。現在、ソフトウェアではファイル構造の検証をサポートしており、セマンティック検証の準備が整っている状態です。このツールは現在開発中です。
- FeedValidator: GTFS の静的リファレンスで定義されている要件をフィードが満たしていることを検証します。
- ScheduleViewer: 地理空間データと停車時刻フィードデータをビジュアル化します。これはテスト用の基本的なツールであり、他のアプリケーションでフィードデータがどのように表示されるかをプレビューするツールではありません。経路や運行スケジュールをチェックし、データフィードに指定した情報が正しく表示されることを確認します。
- Conveyal GTFS validator: OneBusAway GTFS モジュールに基づいています。
- GTFS Data Package Specification: Good Tables を使って検証を行う Data Package 仕様です。データ パッケージ、スキーマ、テストなどが含まれ、サウス イースト クイーンズランドの GTFS データを例として使用します。
ソフトウェア デベロッパー向け
- Conveyal's gtfs-lib library: 検証機能が含まれています。
- The Chouette project: French Agency for Multimodal Information and Ticketing によって管理されます。検証機能が含まれ、さまざまな形式間で変換できます。
GTFS リアルタイム フィード検証ツール
- GTFS-realtime Validator: サウスフロリダ大学の Center for Urban Transportation Research が作成したツールで、リアルタイム フィードデータと GTFS データセットが正しく一致し、必要なすべてのフィードが含まれていることを確認します。
ソフトウェア デベロッパー向け
- gtfs-realtime-validator-lib: GTFS リアルタイム検証ルールをソフトウェアに統合します。別のプロジェクトで gtfs-realtime-validator-lib ライブラリを使用する例については、transit-feed-quality-calculator をご覧ください。
- transit-feed-quality-calculator: TransitFeeds.com の既知の公開フィードのディレクトリを使って、多数の GTFS リアルタイム フィードに対して GTFS リアルタイム検証を実行します。