値をスプレッドシートに追加します。入力範囲を使用して、その範囲内の「テーブル」を検索します。値はテーブルの 1 行目から次の行に追加されます。テーブルを検出してデータを追加する方法の詳細については、ガイドとサンプルコードをご覧ください。
呼び出し元は、スプレッドシート ID、範囲、valueInputOption
を指定する必要があります。valueInputOption
は、入力データをシート(列単位または行単位)に追加する方法のみを制御します。データが書き込まれるセルには影響しません。
HTTP リクエスト
POST https://sheets.googleapis.com/v4/spreadsheets/{spreadsheetId}/values/{range}:append
この URL は gRPC Transcoding 構文を使用します。
パスパラメータ
パラメータ | |
---|---|
spreadsheetId |
更新するスプレッドシートの ID。 |
range |
データの論理テーブルを検索する範囲の A1 表記。値はテーブルの最後の行の後に追加されます。 |
クエリ パラメータ
パラメータ | |
---|---|
valueInputOption |
入力データの解釈方法。 |
insertDataOption |
入力データの挿入方法。 |
includeValuesInResponse |
更新後のセルに、追加したセルの値を含めるかどうかを決めます。デフォルトでは、更新された値はレスポンスに含まれません。 |
responseValueRenderOption |
レスポンス内の値のレンダリング方法を指定します。デフォルトのレンダリング オプションは |
responseDateTimeRenderOption |
レスポンス内の日付、時刻、期間をレンダリングする方法を決定します。 |
リクエスト本文
リクエストの本文には ValueRange
のインスタンスが含まれています。
レスポンスの本文
スプレッドシートの値の範囲を更新するときのレスポンス。
成功すると、レスポンスの本文に次の構造のデータが含まれます。
JSON 表現 |
---|
{
"spreadsheetId": string,
"tableRange": string,
"updates": {
object ( |
フィールド | |
---|---|
spreadsheetId |
更新が適用されたスプレッドシート。 |
tableRange |
値を追加するテーブルの範囲(値を追加する前に)。テーブルが見つからない場合は空です。 |
updates |
適用された更新に関する情報。 |
認可スコープ
次の OAuth スコープのいずれかが必要です。
https://www.googleapis.com/auth/drive
https://www.googleapis.com/auth/drive.file
https://www.googleapis.com/auth/spreadsheets
詳しくは、認可ガイドをご覧ください。
InsertDataOption
新しいデータが入力されたときに、既存のデータをどのように変更するかを指定します。
列挙型 | |
---|---|
OVERWRITE |
新しいデータが書き込まれると、その領域にある既存のデータが上書きされます。(注: シートの末尾にデータを追加すると、新しい行または列が挿入されるため、データを書き込むことができます)。 |
INSERT_ROWS |
新しいデータの行が挿入されます。 |