地震アラート

地震に関する CAP の特別な推奨事項

アラート領域

多くのニュース メディアは、<area> を地震の震源地を中心とした <circle> として指定しています。Google 公開アラートは、<area> の外部にいるユーザーよりも、<area> の内部にいるユーザーに広範囲に表示されるため、単一のポイントではなく、ゼロ以外の半径を指定することを強くおすすめします。たとえば、地震の規模や深さに応じて、事前定義された半径値のセットから半径を選択できます。半径 0 の円を設定しなければならない場合は、代わりにゼロ以外のターゲティング半径を選択する必要があります。半径が 0 の円は空の対象エリアと見なされ、Google 公開アラートはサポートしていません。

多くの地震は遠隔地や沖合に中心があるため、人口の多い地域やよく知られている地域からの震源地の距離と方向で <areaDesc> 要素の値を指定することをおすすめします。次に例を示します。

<areaDesc>10 km SW of Christchurch</areaDesc> 

これにより、ユーザーは 1 つ以上のよく知られた参照ポイントを使用して、地震の場所を簡単に特定できます。

追加のパラメータ

地震の強さと強度を一般の人々に理解してもらうために使用する情報については、CAP に個別のパラメータを指定してください。これには、地震のマグニチュード、震度、深さ、発生時刻などが含まれます。次に例を示します。

<parameter>  
   <valueName>Magnitude</valueName> 
   <value>6.1</value>
 </parameter>

<parameter>  
   <valueName>Depth</valueName>  
   <value>12 km</value>  
 </parameter>

Google は、これらの構造化パラメータの一部を解析して、Google 緊急速報に表示するアラート タイトルなどの文字列を作成できます。ただし、CAP アラートの <description> にも、人間が読める言語で同じ情報を含めることをおすすめします。

リッチメディア リソース

アラートとともに表示する震度マップ画像、震源地マップ画像、その他のリッチメディア リソースがある場合は、<resource> 要素を使用してリソース ファイルのタイプとコンテンツを指定してください。

シェイクの強さ

次のセミコロンで区切られた構文は、地震の揺れの強さと場所を表します。

<valueName>localMaxIntensity</valueName>
<value>{intensityLevel};{areaDesc};{geocodeName};{geocodeValue};{latitude};{longitude};{schemaNameVer}</value>