ゲームエンジン

Android ターゲットを含むゲームエンジンは、ChromeOS で適切に動作するビルドを生成する必要があります。ゲームエンジンで構築している場合:

  • x86_32、x86_64、ARM32、ARM64 バイナリを作成して、ユーザーに最高のパフォーマンスとバッテリー駆動時間を提供します
  • 入力とウィンドウのサイズ変更を徹底的にテストする
  • ビルドに関する問題は、ゲームエンジンの作成者に報告してください。ゲーム エンジンのレポートに加えて、OS 側の問題も発生していると思われる場合は、Chromebook で alt+shift+i を入力するか、Chromium の問題から ChromeOS にフィードバックを送信してください。

Unity で入力イベントをオーバーライドする

Unity エンジンは Android 入力イベントを解釈し、Unity 入力システムに変換します。たとえば、マウスキャプチャを実装するために、未加工の Android イベントをインターセプトする必要がある場合は、Unity エディタの Android ビルド設定で [Export] を選択し、ターゲット ディレクトリを選択することで、インターセプトできます。

エクスポート後、ターゲット ディレクトリを Android Studio にインポートできるようになります。これにより、Android Studio 内からデバッグやプロファイリングなどを行うことができます。

また、UnityPlayerActivity を編集して、入力イベントがゲーム アクティビティに送信される前にインターセプトすることもできます。このファイルに、マウス キャプチャとキーボード ショートカットのロジックを挿入できます。完了したら、Android Studio 内から Android App Bundle または APK をビルドします。

Unity Android ビルド プロセスのドキュメントもご覧ください。

注: Unity エディタの [Export] コマンドは、エディタに関する限り、ビルドステップのようなものです。一方向の開発者フローは、Unity で編集 -> エクスポート -> Android Studio で編集 -> Android Studio/Gradle でビルドとなります。Android Studio で行った変更は Unity エディタにインポートされません