ポート転送

ウェブアプリを開発する際は、ユーザーが利用するデバイスでアプリが動作することを保証するために、複数のデバイスでテストすることが重要です。ChromeOS の組み込みポート転送を使用すると、ローカル開発サーバーへのポートを開き、スマートフォンや他のパソコンからアクセスできるようになります。

まず、ChromeOS のデベロッパー設定に移動し、Linux ボックスをクリックします。[ポート転送] オプションが表示されます。それをクリックします。

Linux の設定ページ。

ポート転送画面が開きます。転送するポートを設定すると、ここに表示されます。[追加] ボタンをクリックして、ポートを転送します。

ポート転送設定ページが空の状態。

ポートを転送する際には、転送するポート番号、接続タイプ(TCP(デフォルト)または UDP)、ポートにラベルを付けるかどうかという 3 つのオプションがあります。

ラベルを使用して TCP でポート 3000 を転送するようにポート転送を構成する

ポートを追加すると、ポート転送リストに表示されます。このリストで、ポートのオンとオフを切り替えたり、完全に削除したりできます。

TCP を使用して 3000 のポートが構成されたポート転送設定ページ

最後に、ホスト ChromeOS デバイスの IP アドレスが必要になります。[設定] で [ネットワーク] に移動し、デバイスが接続されているネットワークを選択します。ここに IP アドレスが表示されます。この IP アドレスと転送したポートを組み合わせることで、同じネットワーク上の任意のデバイスがそのポートのサーバーに接続できるようになります。他のデバイスから、このアドレス <host device IP address>:<port> でサーバーにアクセスできます。